大袋のお菓子を買った時って、何日かに分けて食べたりしますよね。
でも、直ぐに湿気って味や風味が落ちてしまうのが悩みの種。そんな時に出会ったのが、ダイソーの「イージーシーラー」です。
「しっかり密封!」と書かれているのですが、本当に密封してくれるのか、実際に使ってみます。
とても軽くて、でっかいホッチキスって感じです。
まずは乾電池を入れたのですが、100均だから作りがちょっと雑なのか、かたくてスゴく入れづらく、指が痛くなりました。
密封するのに選んだ袋はパン粉と塩です。
どれも1回で全部使い切ることはできなくて、湿気を嫌うので密封して保存したいですよね。
早速イージーシーラーを使ってみます。
100円なのに使用する人のことを考えて安全カバーまでついているので、とてもありがたいなって思いました。
発熱部を押さえる時、ちょうど親指の部分に丸い窪みがあるので押さえやすかったです。
密封したい部分の端っこから発熱部で挟み込み、スーッとスライドさせていきます。
輪ゴムで留めていたものをシーラーで閉じたので、袋の口がびろびろしていて歪んでしまい、もたついているうちに袋がちょっと溶けていました。
シーラーする部分は真っ直ぐピンとしているほうがやりやすいかも。
挟み込む力加減やスライドさせる速度など、良い感じに調整する必要がありそうです。
シーラーで閉じるスタート部分は指1本分くらい開けてから、のぞき穴と目安ラインを見ながら使うとやりやすいです。
端っこの部分から閉じたいところですが、反対の手で押さえておくスペースがないとスライドさせることができません。
ひっくり返して2回に分けてシーラーで閉じるとしっかり密封できました。
薄いポリ袋の場合、発熱部の熱さでビニールが綺麗にカットされてしまったので、薄めのものは速めにスライドさせて、厚いものはゆっくりとスライドさせるといいですよ。
裏側に折り返しのある袋はそこだけ厚くなっているので、ほかよりグッと力を入れてシーラーする必要があります。
イージーシーラーは、一度開封した商品を熱で密封できます。
湿気ると困る食品袋を密封するのに使えば、乾燥した状態を保てます。
①発熱部
②電池カバー
③フタ
④安全カバー
⑤のぞき穴
⑥目安ライン
密封したい袋を挟んで、発熱部が押されるとスイッチが入り、押されている間だけ発熱します。
電池は別売りで、単3形アルカリ乾電池を2本使用しています。中国製の商品です。
溶着できる素材は
厚み0.1mmまでの袋に使用することができます。
①安全カバーを解除して、フタで約3秒間発熱部を押さえる
②発熱させた後、袋の一方を持ちシーラーで閉じたい方向にスライドさせていく
*袋の素材・厚さにより速度と押す力を調整する
③使い終わったら安全カバーをセットする
発熱部が押されないように、安全カバーがされていることを確認して保管してください。
・火傷の原因になるので、必ず電池を抜いた状態でお手入れする
・汚れをふき取る際は、シンナーやベンジンで拭かない
・本体や発熱部をかたく絞った布巾で拭き取る
・家庭用のシーラーなので、長時間使用すると高温になりすぎてしまう
※約1分間以上使用してはダメ!!
・約1分間使用した後は、5分間以上時間を置いてから使用する
・発熱部を直接指で押さない
・使用しない時は安全カバーで発熱部を隠す
・故障の原因になるので、長時間使用しない場合は乾電池を取り外す
・分解、改造はしない
・液体の入った袋には使用しない
・火傷の恐れがあるので、シールした直後は袋に触らない
・定期的に動作、液漏れの点検を行う
・火の側や水滴のかかる場所で使用しない
本体:ABS樹脂
板バネ:ステンレス
ネジ:スチール(亜鉛メッキ)
発熱部:
セラミック・スチール(ニッケルメッキ)・PTFE布・フッ素ゴム・銅・ステンレス
このイージーシーラーを使ってみて、100円でこれだけ密封してくれるなんてスゴいなって感動しました。
このイージーシーラーに使える袋は限られてしまいますし、クセがあるせいで、危うく100均の中でも使えないものになってしまうところでしたが…(笑)
また、密封したものを開封してみると、ぴっちりくっつきすぎてなかなか開かず、力づくで開けるとシーラーで閉じた部分からボロボロに…。
開ける時はハサミを使ったほうがいいかなって思いました。
湿気を嫌うものや大容量の商品を保存する時に大活躍するのはもちろん、密封できると分かれば、食べ過ぎを防ぐこともできるので、ダイエット効果も期待できそうです。
密封という意味では、大き目のコレ↓を使ってみるのも簡単で便利だと思います。