夜中に逆流性食道炎の痛みで起こされる時って、ヒリヒリして痛いやら、眠いのに痛みで眠れないストレスやらで本当にキツイですよね。
私も、逆流性食道炎の胸やけで起こされる日が続くと、結構ストレスが溜まってしまいます。
毎日症状がある訳ではありませんが、かれこれ15年以上も逆流性食道炎と付き合いがある私が、どうやったらぐっすり眠れるのか、そして胸やけで起こされた時の対処法を紹介します。
と言っても、あくまで私の場合という話です。
私の場合、一般的に言われている対処法では効果がなかったものも多かったので、ネットの情報と組み合わせて独自に行っているものもあります。
ですから、合わない人は全然効果がないかもしれませんし、ピタッとおさまるくらい効果があるかもしれません。あくまで参考にする程度にしてください。
もちろん、私はこれで大分安眠できるようになりました。
目次
ぐっすり寝るためにやっていること
食後は立った状態を維持する
一番効果があった方法が、食後立ちっぱなしになるという方法です。
立っている間はヒマなのでスマホで遊んだり、本を読んだり動画を見て時間をつぶしているのですが、ただ立っていると足が痛くなるしとても面倒に感じます。
ですが、その甲斐もあってか胸やけで悩まされることも少なくなりました。
食べ物にもよりますが、消化にかかるのが2~3時間くらいかかると言われており、できることなら3時間くらい立っていた方が良いかもしれませんが、私は1時間~1時間半くらいしか立っていません。
それでも大分改善していますので、試す価値はあるかと思いますよ。
この方法を実践する場合は最低でも1時間、できれば3時間くらい経った状態を維持してみてください。
ちなみに、これは夜だけやるのではなく毎食後にやっています。
私のケースだと、一度胸やけを起こしたら食道が傷ついて痛みを感じやすくなるのか、その後頻繁にヒリヒリが来るようになりますので、胸やけを起こさないように毎食後に立っています。
夜に食べるものは軽いものにするorもしくは食べない
一般的に、消化にかかるのが2~3時間だから、寝る3時間前には食べないようにするのが理想だと言われています。
ということで、私も寝る3時間前には食べないようにしていますが、お腹が空いてどうしても何か食べたくなった時は消化に良さそうなものを食べています。
と言っても、根拠がある訳ではなく、私が食べても胸やけを起こさない食べ物です。
・チョコ(2~3欠片)
・せんべい
など
グラノーラやシリアルは、消化に良いのか寝る前に食べても割と大丈夫なことが多いです。念のため30分くらいは体を起こしているのですが…。
もし、普通にご飯を食べるとしたら、それから3時間は立ってから寝るようにしています。
毎日ヨーグルトを食べる
ヨーグルトには胃の粘膜を保護したり、胃酸の分泌を抑えるといった働きがありますので、毎日食べることで予防になる感じがします。
これはネットの情報から拾ってきて実践しているのですが、毎日食べるようになってからか、確かに胸やけが起こる頻度が減ったような気がします。
特にヨーグルトのLG21は逆流性食道炎に良いという話を聞き、調べてみると治ったという人もいました。
私の場合、治ってはいないのですが続けることで症状が軽くなっている気がします。

胸やけが起こりにくい体勢で寝る
これもインターネットで拾った情報で、仰向けに寝るとか状態を上げて寝ると胸やけが起こりにくくなるそうです。
試してみると確かに仰向けで寝ると、あのヒリヒリが起こりにくくなりました。
私は横を向いて寝るのが好きなので、眠っていると自然と横向きになってしまうのですが、そのせいか胸やけが起こることがあります。
ひどい時にはそれもあまり効果がないのですが…。
上体を上げて寝る方法も勧められているのですが、そもそも眠れなくなってしまいますので私には合わないと思いました。
すぐに寝る気がない時に何回かやってみたことがありますが、結果、既に胸やけが起こっている時にやってもあまり意味がないのか、私は治まることがありませんでした。
これでぐっすり!ヒリヒリで起こされた時に私がやっている3つのこと
予防をしていても、胸やけで起こされることがなくなるわけではありませんし、すごく眠い時には食後1時間くらいで眠ってしまうことがあります。
その結果、胸やけのヒリヒリで起こされた…。という時に私がやっている対処法を紹介します。
たった3つしかないのですが、私はこれを実践すればほとんどの胸やけの痛みが引いて、スッと眠りにつけます。
牛乳を飲む
牛乳は胃酸を中和して粘膜を保護することによって痛みが和らぐそうです。
私は牛乳には食道の粘膜を保護してくれると聞いたので、胸やけが起こった時に飲み始めるようになりました。
本当に保護してくれるのかは未確認ではありますが、洗剤を間違えて飲んでしまった時にも牛乳や水を飲むのをすすめられますので、本当に保護してくれるのではないかと思います。
実際、私は牛乳を飲むだけでも痛みが引いてくれることも多いので、ヒリヒリが来たらすぐに牛乳を飲んでいます。
しばらく立った状態になる
私は立った状態だと胸やけが楽になる気がします。あまりにひどい時は立っていても痛いですが…。
昔は体を起こす方法だけで対処していました。それだけでも一時的に胸やけの痛みは楽になるのですが、やっぱり立ち上がった方が痛みを抑えられます。
寝起き、しかも寝ている最中に起こされて立つのはすごく面倒ですし、イヤですが、その後ぐっすり眠るために仕方がないと割り切っています。
牛乳を飲んでも痛みが治まらなかった時は、1時間くらい立った状態を維持します。
胃薬を飲む
牛乳を飲んでも、しばらく立っていても強い痛みが抑えられない時は『パンシロン01+』を飲みます。
【第2類医薬品】パンシロン01プラス 48包 |
パンシロン01+は顆粒タイプになっていて、水で飲んだ瞬間にスッと痛みが治まりますので、その後すぐに眠れます。
前は、缶に入っている粉状の太田胃酸を飲んでいましたが、しばらくは効果があったのですが、なぜか何度か飲んでいる内に効かなくなったのでやめました。
パンシロンは、結構胸やけがひどい時でも治まってくれるので助かっています。
もちろん、薬には相性がありますのであなたも同じように効果があるか分かりませんので、自分に合うものを探してみてください。
逆流性食道炎は、症状は似ているのですが、同じように対策をしたとしても実際に改善されるかどうかは個人差があります。
例えば、私の場合は一般的に言われている方法として、白湯や水を飲んでも全然治まりません。数秒良くなったかなと思ったら、その直後にまた胸やけが襲ってきます。
このように、対処法にも合う合わないがありますので、人が紹介している方法を試してみるのも大切ですが、「こうしたら楽になった」というのも追及していくことも大事だと思います。
時には逆効果になってしまうこともあると思いますが、色々試して自分なりの対処法を見つけてください。
ただ、逆流性食道炎は最悪の場合がんになる可能性もありますので、早い段階で医師に相談することをおすすめします。
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