「結婚する気はあるのにプロポーズしてくれない…」
早く結婚したいと考えている女性なら、この状況はかなり耐え難いものがあります。
彼氏に結婚する気がないなら、別れるという選択もできます。ですが、彼氏に結婚する気があるのなら、別れることもできない…かといってプロポーズしてくれないという板挟みになるからです。
その悩みを解決するためには、彼氏に決断してもらうのが近道です。
ここでは、結婚する気はあるのに、なかなかプロポーズをしてくれない彼氏が、どうやったらプロポーズしてくれるのかについてお話します。
男性が結婚に対する不安、いや恐怖と言ってもいいのがお金の問題です。
というのも、一般的に収入を得て家族を支える役割になるのは男性にあるからです。「そんなのは一昔前の考え方」という人もいるでしょう。
ですが、妻が妊娠・出産・子育てをしている間、生活を支えるのは男性です。
もちろん、女性も家事・育児などで手一杯ですし、その責任はあります。ただ、収入がないと暮らしていくことができないのは避けられない事実なのです。
あなたがプロポーズをして欲しいと焦っているということは、恐らく20代後半~30代前半くらいでしょう。彼氏も同じくらいの年齢だと思います。
それくらいの年齢だと、社会人として自分がどれくらいの価値があり、どれくらいの収入が妥当なのか、これ以上収入が上がる目途があるのかなどが分かっているはずです。
「今の収入だと家族を支えられない」と感じているのなら、いくら結婚する気があってもプロポーズに踏み切ることは難しいと言えます。
お金の心配を解消するためには、基本的に収入を増やすか支出を減らす。あるいは、その両方をやっていく必要があります。
なので、以下の心構えと、その気持ちがあることを彼に伝えるのが効果的です。
ただ、彼の考え方を知っておかないと逆効果になってしまいます。例えば、あなたは専業主婦として頑張って欲しいとか、切り詰めながら生活するのは嫌だと思っているとか。
彼がどのような生活を望んでいるのか、あるいはどんな生活が嫌なのかを知っておくことが大事です。
もちろん、あなた自身の考え方や性格をおろそかにしてはいけません。無理に彼の考え・価値観に合わせたところで、ストレスを感じて、結果的に別れてしまうことになりますから。
あなたが譲れる部分を全面的にアピールして、彼に安心感を与えてみてください。
一般的に、女性は人とコミュニケーションを取ることでストレスを発散させるのに対し、男性は一人で過ごすことで気持ちをリフレッシュさせます。
というのも、男性は一つのことを集中して取り組むのが得意な反面、複数のことを同時に考えるのが苦手という特徴があるからです。
嫌なことがあった時、色んなことをごちゃごちゃ考えている時、仕事・趣味に没頭している時など、周りからの情報を極力遮断した状態で考えをまとめます。
部屋にこもって一人で過ごしたり、意味もなく一人で公園のベンチに座ってボーっとしたり…。
女性の中には「一緒に過ごすことがストレス解消になるんじゃないの?」と思う人もいますが、それとこれとは別なのです。
また、男性には弱みを見せたくないという本能があるのも覚えておいた方が良いです。
結婚して一緒に暮らすようになると、常に誰かが近くにいることになります。職場ではもちろん、家ではあなたや子どもが近くにいます。
人に弱みを見せるのが苦手な男性だと、四六時中強い自分を演じ続けるようになります。そのストレスが蓄積されていくと、いつか爆発してしまうことがあるのです。
このように様々な理由から、男性は一人の時間を必要としていて、一人の時間がなくなることを恐れていると思ってください。
一人の時間について、あなたが考えていることを話してみてください。
男性によっては、一人の時間が必要ないと思っている人もいます。ただし、本心では一人の時間が欲しいと思っていて、あなたを傷つけたくないためにウソをついている可能性があります。
ということで、一人の時間が必要だということを前提に話した方が良いかもしれません。
あなたにできることは、二人の時間も大事にして欲しいけど、同じくらいお互いの時間も大切にしていきたいと伝えることです。
また、男性の中には趣味で繋がりのある仲間や、友達付き合いを大事にする人もいます。
お互いの時間を大切にしたいと伝えることは、「あなたの自由も大事にするね」という意思表示にもなるので、彼氏も安心できるでしょう。
上でも少し説明しましたが、男性は複数のことを同時に考えるのが苦手です。
仕事が忙しい時期というのは、本当に仕事のこと以外何も考えられない…というか、考える余裕がなくなってしまいます。
そんな時期に結婚のことを持ち出してしまうと、パニックになってしまうでしょう。
仕事が忙しくて、結婚のタイミングがわからなくなっている場合、あなたにできることは基本的に待ってあげることです。
…と言っても、いつ仕事が落ち着くのか、一時的に落ち着いたとしても、すぐに忙しくなってしまうかもしれません。そもそも、仕事が落ち着いたからと言って結婚のことを考えてくれるのかは分かりません。
忙しかった日々から解放されたら、少し休息が欲しくなるものですから。
これらの理由から、仕事が忙しいと言っている彼氏をプロポーズに持って行くのは非常に難しいです。
次から次へと新しい仕事で忙しくなっているようであれば、期限を設けてみるとか、彼氏がストレスにならない程度に結婚の話をしておくなどの方法があります。
ただ、この方法も彼氏の考え方や性格、仕事の忙しさなどによって、ストレスの度合いが大きく違っているということ。
あなたが結婚の話をすると、すぐに怒り出してしまうとか、聞く耳を持たないようであれば、以下の3つの選択肢から行動を決める必要があります。
どれも決められない…と悩んでいると、早く結婚したいのにプロポーズしてくれない、という焦りの中で日々ストレスを感じるようになります。
結婚相手としてふさわしいかどうかは、付き合っているだけではわからないことがあります。
今お付き合いしている相手と同棲をしていないのなら、家事はどれくらいやってくれるのか、金銭感覚は合うのか、四六時中一緒に居てストレスを感じないのかなど、あらゆることが分かりません。
一緒に過ごしている中で、「家事できなそうだな」とか「小言が多いかも」などの不安を感じているかもしれません。
そうなると、結婚はしたいけどこの人とは不安…と思っているかもしれません。
彼氏はどのような女性が理想なのか、それを知ることから始めてください。
言葉を交わしている中で、どんな女性が良いのかなどの情報をちりばめていると思います。
例えば、テレビを見ながら「この人はちゃんと家事もできないの?」「女ならこうあって欲しいな」みたいな発言です。
恋愛を題材にした映画やドラマを一緒に観て、感想を言い合うことで彼氏が理想とする生活や妻がどんなものなのか、ある程度見えてくると思います。
それが分かったのなら、あなたにできる範囲で「自分は得意だよ」とアピールしていきましょう。
当然ながら、あなたはそれに全部合わせる必要はありません。それはそれであなたがストレスを感じるようになりますから。
頑張れそうな部分、例えば「料理苦手だけどおいしく作れるように頑張るね!」というように、無理し過ぎないように心掛けてください。
結婚する気があるというのは、どうして分かったのですか?
人によってそれぞれ違うと思います。
ですが、それは彼の本音であるとは限りません。
本当は結婚する気がないという本音かもしれませんし、自分自身が結婚のことをあまり考えていないと気付いていないだけというパターンもあります。
…というと、何も信じられなくなってしまいそうですが、そんな時は本音かどうかを確認する方法を試してみてください。
腹を割って話をしてくれる彼氏であれば、あなたが本音を話すとそれに応えてくれるでしょう。
ただ、結婚に対してポジティブな内容よりも、ネガティブな内容で話をした方が良いです。ポジティブな内容だと、あなたの意見に同調したり、自分の本音を言えなくなってしまう可能性があるからです。
その点、ネガティブな内容であれば、それに同調することもできるので、本音をさらしやすい雰囲気を作れます。
もちろん、相手を試すようにウソをついてはいけません。あくまで、あなた自身も本音で話してください。
プロポーズされたい、早く結婚したいと思っているとしても、結婚に対して不安が全くないという訳ではないでしょう。
妻としてちゃんとやっていけるか不安とか、生活が変わることが不安とか。その悩みを伝えることで、彼氏の方も「俺も夫としてやっていけるか不安」とか「家庭を支えられるか不安」などの本音を聞けるでしょう。
質問をし続けるのは彼氏自身、本心が分かっていない場合に有効な方法です。
ただ、注意して欲しいのは彼氏が自分の本音で傷ついてしまう場合があるということ。できることなら、あなたはそのフォローができるように心掛けておいてください。
というのも、自分の本音に傷ついた彼氏に対して怒り出したり、傷ついたりしてしまうと、余計に彼氏を傷つけてしまうからです。
では、どうやって彼氏の本音を聞き出すのかについて、その方法を教えます。
やり方は簡単で、「なぜ?」という質問を繰り返しやっていくだけです。
「結婚する気ある?」→「うん」→「なぜ結婚したいと思うの?」→「○○(あなた)と一緒に居たいから」→「なんで私と一緒に居たいの?」…。
という感じで、どんどん掘り下げて聞いていくのです。
上の例では、一緒に居たい理由を聞いていますが、「結婚しなくても一緒に居られるよね?結婚する必要はある?」という質問でも良いかもしれません。
ただ、これだと責めているような印象を与えてしまう恐れがあるので、ニュアンスやトーンには気を付ける必要があります。
それから、自分の本音を知りたくない、あるいは知られたくないと思っている場合は、掘り下げていく過程で心に壁を作ってしまうことがあります。
怒りだったり、口を閉ざしたり、その場を離れたり。どんな行動に出るのかは彼氏の性格次第ですが、このような態度を取ったら本音まであと少しということです。
本音をちゃんと引き出すには、あなた自身が彼の本音を受け入れる姿勢が大切。
最悪、「本当は結婚なんてしたくない!」と言われても、「それなのに、私のために結婚を考えてくれてありがとうね」と言えるように、あらゆるパターンを想定しておきましょう。
早く結婚したい気持ちは分かりますが、頻繁に結婚を急かすような言動は良くありません。
女性が結婚相手に求めるものの上位に必ず入っているのは『経済力』や『価値観の一致』。
男性が結婚相手に求めるものの上位に必ず入っているのは『価値観の一致』や『容姿』『性格』が良いこと。
このデータから分かるように、やはり男性には家庭を支える責任を求められていることが分かります。
というのも、男性は女性に対して家庭を守ることが一番ではないありませんから。もちろん、男性が結婚に対して現実的に考えていないということを差し引いても、求められていない方は精神的に楽です。
ですが、男性はそうもいきません。
パートナーから経済力を求められているのはもちろん、世間的にも家庭を(経済的に)支えるのは男の役割だと思われているのですから。
当然、本人もそう思っています。
ということは、結婚を急かすような言葉は、男性にとってこう聞こえていると言っても過言ではありません。
「責任を取って私を支えてよ」と。
もちろん、あなた自身はそう思っていないでしょう。なんなら、結婚をする=一緒に支え合いながら生きていくものだと思っているかもしれません。
それでも、責任を求められる男性にとっては、「愛してるから結婚しよう!」なんて簡単には言えないのです。
むしろ、愛しているからこそ、本当にこの人を支えることができるのか、幸せにできるのかと不安が強くなってしまうのです。
あなたにはあなたの人生設計や理想の暮らしがあります。ただひたすらに彼からのプロポーズを待ち続けるのは辛いですよね。
大事なのはバランスです。彼氏が負担にならない程度・頻度でアピールする必要があります。
しつこいとか負担に感じるのがどれくらいからなのかは、個人差があるので、その辺は彼氏の様子を見ながら調整してみてください。
ただ、強く背中を押さないと前に進めない男性もいますので、時にはガツンと結婚の話をすることも考えておいた方が良いです。
結婚の話をする時に考えて欲しいのは、自分主体かどうかです。
「周りの人が結婚しているから」「妹が結婚したから」「親に早く結婚しろと言われるから」という理由を彼氏に伝えていませんか。
想像してみてください。
もし、彼氏に結婚したい理由を聞いた時、同じような内容だったらどう思いますか?
「え?あなたはどう思うの?」となりませんか?
彼氏にとってもそれは同じです。結婚の話をしたい時は、あくまで自分が結婚したいと伝えるように努めてください。
結婚する気はあるのにプロポーズしてくれない…というなら、自分からプロポーズするという手もあります。
女性としては、プロポーズされたいという夢もあると思いますが、いつまでも結婚できないことにストレスを感じ続けるよりは、自分から動いた方が良いかもしれません。
場合によっては、あなたからプロポーズされたことに焦って、慌てて自分からプロポーズを返そうとする可能性も考えられます。
どちらにしても、何かしら進展はあるでしょう。
結婚する気があるのに…と思っていると、ついついプロポーズを待ち続けてしまうものです。
ですが、いつまでも結婚に向かっている気配がないのなら、別の相手を探すという手もあります。もちろん、彼氏の様子を見ながら行動する必要はありますが。
状況が動かないのなら、自分から動かすように努めてみてください。
それが結婚への大きな一歩になりますから。