記念硬貨とは、国家的行事や出来事を記念して発行された特別な貨幣のことです。
日本で初めて発行された記念硬貨は、1964年に開催された東京オリンピックを記念して発行された硬貨で、記念硬貨ブームが起こり、たくさんのコレクターがいました。
今となってはコレクターの数も減り、その価値はどんどん下がっているのが現状です。
記念硬貨は実際に使うことはできるの?
記念硬貨は「通貨の単位および貨幣の発行等に関する法律」において貨幣として定められているので、普段使っている貨幣と同じように使うことができます。
ただ、記念硬貨は金貨や銀貨・白銅貨など様々な素材で作られていたり、通常とは大きさが違っているので、自動販売機などではほとんど使えません。
コンビニやスーパーなどいつも使っているお店で額面通りの価値で使うことができますが、見慣れない硬貨なので断られることも多いです。
実際に使う場合には、銀行や郵便局で両替してもらったり、買取業者に買い取ってもらうなど換金してからのほうがスムーズに使うことができます。
銀行や郵便局での換金方法とは
記念硬貨の換金は無料で、手数料なども一切かかりません。
印鑑や身分証明書なども不要で、必要な書類を書いて窓口に提出すれば完了です☆
ただ、銀行や郵便局で換金すると、額面通りの金額にしかならない、というデメリットがあります。
その記念硬貨の発行枚数が少なかったりしてプレミアがついている場合、数十万円も損をすることも!!
2020年東京オリンピック記念硬貨の場合、1000円銀貨にプレミアが付いて、25000円もの高値がつきました。
東京2020オリンピック競技大会記念千円銀貨とは
リオデジャネイロから東京への開催都市引き継ぎをテーマに発行された記念硬貨です。
日本を代表する淡いピンクの桜と、ブラジルで親しまれている黄色いイペー・アマレーロがが描かれた、日本で初めての両面カラー硬貨となっています。
ATMでの使用に関しては、平成12年以降に発行されたもので、地方自治60年記念硬貨以外のものであれば、使用することが可能です。
本当に大丈夫かな…と不安な場合には、前もって窓口で換金してもらってから使用すれば安心ですよね。
その他の換金方法とは
記念硬貨はプレミアが付いていることがあるので、その場合、オークションでコレクターに売ったり、買取業者に買い取ってもらうほうが高値で換金できる可能性があります。
まずはネットの無料査定を利用して、自分が持っている記念硬貨の現在の価値を確認してみたり、オークションで相場を調べてみると良いでしょう。
記念硬貨の無料査定は『バイセル』へ
バイセルでは記念硬貨の無料査定をと行っています。
私が公式サイトを見た時は長野オリンピック競技大会記念貨幣セットが46,000円の買取実績がありました(状態や時期で価値が変動する場合があります)。
査定は無料なので、まずは一度価値を確認してみると良いでしょう。
記念硬貨は普通の貨幣と同じように使うことができますが、銀行や郵便局などの金融機関で換金してから使用するほうが、スムーズです。
また、プレミアが付いて思わぬ高値で換金できる場合もあるので、ネットの無料査定サービスを上手く活用してみてください。