人生の分岐点とも言える高校受験。入学希望の高校に合格する為にも受験勉強を頑張らなくてはいけません。
ただ、高校受験の勉強をするにはいつから始めたら良いのか、というのはすごく気になる部分ですよね。
ここでは、いつから始めたら良いのか、そして塾や家庭教師はどうしたらいいのかについて、解説します。
いつまでに始めていたら良いのか、その答えは中3の春くらいです。遅くても、部活の引退となる中3の夏くらいから始めておきましょう。
これまで習ったことの復習に加えて、中学3年生で学ぶことの予習をしておけば、十分に受験対策になります。
と言っても、いつから始めたら良いのかについては、あなた自身の学力や受験する高校によっても変わってきます。
人によっては中1の頃から高校受験を意識して勉強を始めている人もいます。
「学力に自信がないけど良い高校に行きたい!」と思っているのなら、中3の春と言わず、なるべく早い段階で勉強を始めていた方が良いです。
自分がどれくらいのレベルなのか、受験する高校はどれくらいのレベルなのかを考え、いつくらいから着手したら良いのかを逆算してみましょう。
定期的に模擬を受けながら、自分が今どれくらい進んでいるのかを把握しつつ、勉強時間を調整してください。
無理しないという範囲ではありますが、勉強はやり過ぎて損はありません。少し慎重すぎるかなというくらいのスケジュールを立てましょう。
「今中2だし、まだ受験勉強しなくても大丈夫だろう」と思っているなら気を付けた方が良いです。
もちろん、あなたが成績優秀で希望の高校もあなたの実力なら無難と言われるくらいのレベルであれば、それでも問題ないでしょう。
ですが、受験はどんな問題が出題されるのか分からないですし、優れている人でも苦手な部分はあります。
それに、受験勉強というのは早く始めるほど有利です。というのも、一朝一夕で受験の範囲を勉強するのはほぼ不可能だからです。
勉強は日々の積み重ねが実力に繋がります。1日1日を大事に積み重ね、コツコツ勉強していきましょう。
「気が付いたら12月になっていた」「後でやろう後でやろうと思っていたら2月に…」という人も諦めないことが大事です。
何もしないよりも、もしかしたら10点上がるかもしれないし、20点上がるかもしれない。高校受験の10点、20点は大きいです。
日々の積み重ねが大事とはいえ、遅くなっても諦めず、今からでも勉強を始めてください。
塾に通うかどうか、家庭教師をつけるのか。この辺も個人差がありますので、こうした方が良いというのはありません。
どちらにもメリット、デメリットがありますから。
例えば、塾なら友達やライバルに差をつけられまいと頑張ってみたり、分からない部分を教え合ってお互いに高められるというメリットがあります。
ですが、周りの人に合わせて習うことになりますので、自分のレベルと合わない可能性があるのがデメリットです。
家庭教師はその逆で、あなたに合わせて教えてもらえますが、教えてもらっている以外の時間は自分で勉強しなければなりません。
人によっては、一人で勉強しても十分という人もいるでしょう。
そのあたりは自分の学力や親のふところ事情と相談した上で決めてください。