ねばねばして独特の歯ごたえが楽しめるオクラ。
茹でてからポン酢で和えたり、輪切りにしてお味噌汁に入れるといった食べ方が一般的ですよね。
でも、オクラって生で食べられるんです!というよりも、生の方が多くの栄養が取れるのです。
美味しく食べるコツとオススメレシピを5つ紹介します。
オクラのネバネバ成分のことで、肝機能を高め、胃壁を保護する働きがあります。
タンパク質分解酵素が含まれているので、タンパク質をスムーズに消化・吸収し、疲労回復・夏バテの解消や防止効果が期待できます。
水溶性の食物繊維であるペクチンはもちろん、生のオクラには不溶性食物繊維もたっぷり含まれています。
といった効果が期待できます。
強い抗酸化力があり、体内で必要に応じてビタミンAに変化し、視力や粘膜を保護する働きがあります。
また、有害な活性酸素を除去する働きがあるので、ガンや老化を予防に役立ちます。
体内にある余分なナトリウムを体外に排出する働きがあるので、むくみの改善と高血圧の予防に効果があります。
丈夫な骨を作って骨粗しょう症を予防し、イライラを解消する効果も期待できます。
このような豊富な栄養価が、70℃以上に加熱することで簡単に壊れてしまうのです。
茹でて食べるのはもったいないですよね。
スーパーや八百屋さんでオクラを買う場合、皮が柔らかいものを選びます。
オクラは大きくなるほど皮が硬くなってしまうので、中くらいの大きさのものが理想です。
オクラは生で食べることができますが、見た目や食感をよくするために必ず下処理をしましょう。
【下処理の方法】
1)オクラのヘタやガクの部分をキレイに取り除く
2)ざっくり水洗いをして汚れを落とす
3)オクラにまんべんなく塩をふりかける
4)まな板の上でコロコロ転がして板ずりをする
5)水で洗い流す
・オクラが鮮やかな緑色になる
・表面がなめらかになる
・調味料が染み込みやすくなる
・アクが抜ける
買ってきたオクラをそのままかじると、表面の産毛が口の中でチクチクしてスゴく痛いんです…
オクラ全体に塩をふりかけてから擦り合わせれば、簡単に産毛を取ることができます。
キッチンペーパーで擦ると手を痛める心配もないですよ。
オクラは細かく刻むほどネバネバ成分が増え、青臭さを軽減することができます。
とろろのような食感にもなるので、豆腐やサラダなどにのせるなど、いろいろなアレンジを楽しめます。
生のオクラと長芋を細かく刻み、納豆1パックと混ぜ合わせ、丼ご飯の上に載せます。
中央に卵黄をのせて、お好みでめんつゆか醤油をかけて完成です。
火を使わずに細かく刻んで混ぜ合わせるだけなので、時間のない朝でも簡単に作れますよ☆
とってもヘルシーなので、ダイエットをしている人にもおすすめです。
生のオクラを薄くスライスして、トマトはひと口大にカットします。
そこに刻んだ青しそを混ぜ合わせて、お好きなドレッシングをかければ完成!
暑い時におすすめのさっぱりとしたサラダです。
生のオクラをスライスして市販のキムチに混ぜ合わせるだけなので、料理が苦手な人でも簡単に作れますよね。
生オクラの青臭さが苦手…という人でも、キムチのおかげで気にならずに食べることができます。
細かく刻んだオクラに水を加えて、15分くらい放置するだけで完成です。
とろろと合わせるとびっくりな粘りになりますよ。
水の量はオクラ5本分に対して大さじ3杯くらいが目安で、水の量によって粘りを調整することができます。
めんつゆで味付けをして、そうめんの漬け汁やアツアツご飯に乗せたら完成!
ミョウガを薄い小口切りにして、水にさらしてから水気を切ります。
生のオクラは塩をふりかけてから板ずりをして、産毛を取り除きます。
端っこの硬い部分をカットして薄い小口切りに。
カットしたミョウガとオクラを調味料で和え、よく冷やしたら完成です。
オクラは生で食べられる野菜。
生で食べるほうが栄養価が高く、きちんと下処理して細かく刻んだり、和えたりすることで美味しく食べることができます。
ぜひ一度ここで紹介している食べ方を試してみてください。