製氷機の掃除の頻度は、週に1回のペースが望ましいとされています。それを聞いて「意外と多いな」と思っている人は、氷の中にカビや雑菌が入り込んでいるかもしれません。
冷蔵庫の中は低温ですし、雑菌やカビが繁殖していても気が付かないことがほとんどです。
そのまま使い続けてしまうと、食中毒の原因になることもあります。
ここでは、なぜ製氷機を週に1回の頻度で掃除をする必要があるのか、簡単に掃除をする方法について紹介します。
冷蔵庫は食べ物を保存する場所であり、外に置いておくよりも長持ちするということから、安全と思っているかもしれません。
確かに、常温よりもカビや雑菌は繁殖しにくいです。ですが、繁殖しにくいというだけで、繁殖しない訳ではありません。
実際、長いこと冷蔵庫に入れて置いた食品がカビてしまった…という経験のある人もいるでしょう。
なので、製氷機は週に1回の頻度で掃除をした方が良いです。また、製氷皿も取り外し可能なら、年に1~2回の頻度で掃除をしましょう。
週に1回のペースで掃除をしていると、カビの発生も予防できますし、カビが発生しても繁殖を予防できます。
少なくとも、2週間に1回は掃除しましょう。
ちなみに、浄水フィルターは2~3年で新品に交換するのが望ましいです。
まず、お酢やクエン酸を用意してください。
それから、冷蔵庫から給水タンクを取り外し、全てのパーツをバラバラにします。
できるだけパーツをバラバラにして、それぞれのパーツを食器用洗剤を使って汚れを落としてください(※フィルターなどは洗剤を使っても良いのか、取扱説明書を確認してください)。
食器用洗剤で洗った細かいパーツは、お酢やクエン酸につけておくことで、分かりにくい部分の汚れまでしっかり落とせます。
汚れをしっかり落として水で洗い流して乾燥させたら完了です。
100均には、簡単に製氷機を掃除できる便利な商品があります。
それが『氷クリーン(自動製氷機洗浄剤)』です。
氷クリーンの使い方は、給水タンク内に水を入れた後、氷クリーンをよく溶かし、通常通りセットするだけ。
後は、出てくる氷はピンク色になっているので、ピンクの氷をすべて捨てて、透明の氷が出てくるようになったらOKです。
製氷するたびに少しずつ氷が透明になっていくのが面白いですよ。
氷が透明になったら洗浄完了とありますが、僕は透明になって2~3回は念のため捨てました。
製氷機を掃除するだけでも面倒なのに、週に1回の頻度というのは重い腰が上がらないという人もいるでしょう。
そんな人は、製氷皿がおすすめです。製氷皿なら、製氷機の給水タンクを洗うよりも楽です。
100均には色々な大きさ・形の製氷皿があります。
中には、ミッキーの形やペンギン、イルカなどのかわいい形の氷が作れる製氷皿もあります。
掃除のやり方自体は簡単ですし、製氷機を掃除できる便利なアイテムも多数あります。
内部を掃除できないタイプの冷蔵庫を使っている人や、掃除が面倒な人は便利アイテムを頼ってみるのもおすすめです。
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