核家族化が進み、両親共働きの家庭が増えている現在、小学一年生から鍵っ子にならざるを得ないお子さんも増えています。
小学一年生というとまだまだ小さくて、鍵っ子にして大丈夫かな…と不安を抱えているお父さん・お母さんも多いのではないでしょうか。
ここでは、鍵っ子になってから起こった思わぬトラブルや、鍵っ子デビューするお子さんとの約束ごとについて紹介していきます。
目次
本当にあった鍵っ子トラブル
友達のたまり場になっていた
友達をお家にあげてはダメだよ!!と約束していても、お子さんにとって友達と遊ぶことは一番の楽しみだったりします。
昔は外で遊ぶのが当たり前でしたが、最近の子どもたちはお家でゲームをして遊ぶほうが多いこともあり、バレなかったらいいかな?となってしまうようです。
子ども達だけで遊びまくってしまい、部屋の中がごちゃごちゃになっていた!!なんてこともあるようです。
鍵を忘れてしまった
まだ学校に慣れていないうちは学校の準備だけでいっぱいいっぱいで、大事な鍵を家に忘れてしまうことも。
親が帰ってくるまでひたすら外で待っているのは、小学一年生のお子さんにとってはとても不安でツラい時間となります。
万が一の時のために連絡を取れる手段を用意しておくようにしておくか、登校前にカギを持っているか確認しておくようにしておきましょう。
鍵を失くしてしまった
ポケットの中やランドセルの中に大事に閉まっておいたはずの鍵が、何かの拍子にどこかに落ちてしまうことがあります。
また、荷物の整理整頓をしている時に、ちょっとそばに置いてそのまま忘れてきてしまうことも。
うっかり鍵を失くしてしまうことって、子どもに限らず大人にだってありますよね。
鍵っ子デビューするお子さんと約束したい5つのこと
鍵っ子であることを言わない
小学一年生で鍵っ子デビューするのは珍しいことではありませんが、周囲の友達に比べるとちょっと早いこともあるでしょう。
みんなよりひと足先にお兄さん・お姉さんになったような気持ちになって、鍵っ子であることを自慢したくなってもしょうがないですよね。
でももし、その話を悪い人に聞かれてしまったら…。
両親がいないとわかっているので、お家に忍び込んでくる可能性があります。
どこにどんな人がいるかわからないので、鍵っ子デビューする際には、鍵を持っていることを誰にも言わないように約束しましょう。
寄り道しないで帰ってくる
学校が終わったらそのまま遊びに行くのではなく、とりあえず寄り道しないでお家に帰ってくるように約束しましょう。
鍵がどれだけ大切なものなのか、どんな役割があるのかなどをお子さんとしっかり話しあっておくといいですね。
・鍵が悪い人に渡ったら泥棒に入られてしまうこと
・鍵を失くしたらお家に入れないこと
親が共働きだからといって、毎日遅くまで遊びに行ってしまうのを避けるためにも、遊びに行って良い曜日を予め決めておくといいでしょう。
鍵っ子デビューする前に、帰ってきたらおやつを食べて宿題をする、といった練習をしておくといいかもしれませんね。
帰ってきたら電話をする
どんなにしっかりしたお子さんでも、小学一年生というとまだまだ小さいので、できることなら一緒にいてあげたいですよね。
鍵っ子生活に慣れるまでは、ちゃんと帰れたかな?と心配で仕事どころじゃなくなってしまう場合も。
そんな時には、学校から帰ってきたらお父さん・お母さんのどちらかに電話をする約束をしましょう。元気なお子さんの声が聞けたら安心できますよね。
鍵っ子になると親子のコミュニケーションが減ってしまうと思われがちですが、小まめに連絡を取ればお子さんも寂しい思いをすることなく、良い関係を築いていけるでしょう。
1人の時はお家に誰も入れない
鍵っ子になるということは、学校から帰ってきてお父さん・お母さんが帰ってくるまで、1人で留守番することになります。
その間にご近所さんやセールスマンなど誰がお家にやって来るかわかりませんよね。
お子さんが1人で留守番しているのを知って、悪い人が訪ねてくる可能性もあります。
小学一年生のお子さんがそれを判断するのは難しいので、お子さんの身を守るためにも、1人で留守番しているときにはお家に誰も入れない!!ということを約束しましょう。
何かあったらご近所さんを頼る
お子さんが1人の時に気分が悪くなってしまったり、鍵が無くなるなどの緊急事態が起こる場合があります。
本当なら親であるあなたがすぐに駆けつけてあげられたらいいのですが、仕事の都合によってはそうはいかないことってありますよね。
そんな時のために、信頼できるご近所さんに声をかけておきましょう。
お子さんも含めて日頃からコミュニケーションをとり、何かあった時に助けてもらいやすい環境を作っておくことも大切です。
何かあったら○○さんのところに行くんだよ、という約束をしておけば、お子さんはもちろん、あなたも安心できますね。
まとめ
小学一年生は学校に通い始め、時間や規則を守って行動する習慣が身に付く大事な時期です。
このタイミングだからこそ、鍵っ子デビューする前に家族みんなでよく話し合って約束ごとを作れば、きっとわかってくれるはずです。
周囲の人の助けも借りて、お子さんの鍵っ子生活を見守っていきましょう。
Sponsored Links