僕は映画が大好きです。高校の頃には、毎週のように映画を観て楽しんでいました。時には、家に引きこもって、1日に3本観ることもあるくらい好きです。
今でも、週に1本くらいのペースで映画を楽しんでいます。
それくらい映画が好きな僕は、衝撃の結末とか、どんでん返しのある映画が大好きです。
伏線が回収された時の爽快感、思いもよらなかったことが起こった瞬間がたまりません!伏線回収パターンは見返してみても面白いですし。
そんな、衝撃の結末・どんでん返しがスゴイ!と思った映画を紹介します。
※面白さが半減してしまうので、ネタバレはしません。
街が嵐に襲われた翌朝、主人公のデヴィッドは息子と隣人のブレントと買い出しに行くことに。
スーパーマーケットで買い物をしていると、どんどん霧が広がってきて、お店の外ではサイレンが鳴り響く。
目の前が見えないくらい霧が濃くなってきた頃、鼻血を出しながら店内に走り込んできた年配の男性が「霧の中に何かがいる!」と叫び、騒然となる店内。
その後、霧の中行った人がやられてしまったり、店内に触手が侵入してきたり、人の顔よりも大きな羽虫に襲撃されたり…。
さらに、追い詰められた人間が年配の女性に洗脳された状態になり、あらゆるトラブルを引き起こし…。
衝撃の展開とか、後味の悪い映画などで必ずというほどこのタイトルを見かけていたので、いつか見たいと思っていたのがミストです。
映画が好きな人は、一度はこのタイトルを聞いたことがあると思います。
その噂通り、本当に後味の悪い最後を迎えることになりました。あの時こうしていたら…と、何度も考えてしまうエンディングには、エンドロールが流れている間、放心状態になること請け合いです。
おすすめしておいてなんですが、正直感情移入しやすい人は観ない方が良いです。僕と妻は、観終わった後に言葉が出てきませんでした。
ただ、ホラー映画としてはかなり面白く、怪物に襲われるシーンはもちろん、人と人が対立するシーンも良くできていて、すごく引き込まれます。
週末を過ごすために近くの森にある小屋を目指す5人の大学生。
道中、その小屋に関する不吉な話を噂を聞くが、小屋に到着すると特に気にすることなくはしゃぐ5人。
その日の夜、小屋の地下室の扉が突然開き、その部屋の中には怪しげな物が乱雑していて、メンバーの一人が何気なく日記を手にする。
日記に書かれているラテン語を読み上げると、ゾンビ(?)が蘇り、小屋を襲撃し始める。
次々に襲われる5人の大学生。だけど、それを監視する人々が…。実は、この小屋での出来事は仕組まれていたものだった!
さらに、小さな小屋から始まったこの物語は、世界を巻き込むくらいの大きな出来事に発展していく。
序盤は普通のホラー映画って感じで始まり、このままゾンビ(?)に襲われて、主役が逃げる…みたいな展開だったら、あるあるって感じだと思います。
ですが、キャビンの面白いところは、これが仕組まれていたということと、世界規模に発展していくところです。
気が付けば超展開になっているので、「まさかこんな展開になるとは…」という意味で驚きました。
超展開ではあるものの、ストーリーもしっかりしているし、ホラーなのに若干クスッとなるようなシーンもあるし、すごく面白かったです。
ちなみに、キャビンというのは、小屋という意味みたいですね。
黒人のクリスが、白人の恋人ローズの実家に挨拶に行くことに。
自分が個人であることを気にしているクリスは、ローズの両親に会うことを不安に感じていた。
しかしローズは、「倒産と母さんは人種を気にする人ではない。きっとあなたを歓迎してくれるはず」と言い、実家に向かう。
ローズの家は豪邸で、2人のお手伝いがおり、2人とも黒人だった。
そして、先ほどの言葉通り、ローズの両親は暖かくクリスを迎える。その後、「明日はパーティーがあるんだ」と言われ、宿泊することに。
翌日のパーティーでは白人ばかりが集まっていて、差別こそしないものの、変に褒めてきたり、社会的待遇を聞いてきたりどこか気持ち悪い雰囲気。
そんな中、ローガンという黒人の青年に出会う。ローガンの写真を撮ることになり、その際にフラッシュを焚いてしまうと、ローガンから鼻血が出て「出て行くんだ!出て行くんだ!(Get out! Get out!)」と叫び出し…。
この映画は、ホラーでありながら、あらゆるところにちりばめられた伏線があり、最後に回収していくのは気持ちが良かったです。
「あの時のアレはこんな意味があったんだ!」とか「だからこうだったのか」など、観終わった後はスッキリします。
グロシーンはほとんどなく、不気味な演出で観る人の恐怖心を煽るような内容になっているので、グロ系が苦手な人でも見やすい作品です。
9月18日、主人公の女性、ツリーは同じ寮に住んでいるカーターの部屋で目を覚ます。
前日の夜に酒を飲み過ぎたせいで体調が良くなく、クラスメートには不愛想に振る舞い、父との約束はすっぽかし、ルームメイトが作ったバースデーケーキをごみ箱に捨てる。
その日の夜、パーティー会場に向かっていたツリーは、途中にあるトンネルの中で、オルゴールがあることに気が付く。
オルゴールに近づいたツリーは、突如現れた大学のマスコットのお面を付けた人に狙われ、命を落とす。
…だが、気が付くとまた9月18日になっており、同じくカーターの部屋で目を覚ます。
同じ日を繰り返していることに気が付いたツリーは、同じ失敗を繰り返さないために、トンネルを避けるもまた命を落とす。
繰り返される9月18日の中で、犯人探しをすることになったツリー。徐々に明らかになってくる真実が…。
あらゆるところにちりばめられた伏線、そして「その伏線はこういう意味だったのか!え?違うの?」みたいな展開に驚きの連続でした。
本当によく練られたストーリーだと思います。
もう、何が正解なのか分からなくなり、結末を迎えるまでに何を信じて良いのか分からなくなってしまいました。
コメディー的な要素や感動できるシーンもあり、最初から最後まで楽しめる作品です。
続編に『ハッピーデスデイ 2U』があり、その作品も最高に面白かったのでおすすめです。というか、この作品を観たら、続編も見たくなると思います。
(※この映画は、時系列が逆に流れるという特殊な形式でストーリーが展開します。)
主人公レナードは、記憶障害によって、新しい記憶を数分以上保つことができない。
そんな症状を抱えながら、妻の命を奪った犯人を捜し続けている。そのため、ポラロイド写真をたくさん撮っていて、そこにメモ書きをしていたり、大事なことは体に彫ることで忘れないようにしている。
こうして、メモや体に彫り記した情報を数分後の自分に渡し、その情報を受け取って行動していく。
時系列が逆になっているので、シーンが変わるごとに「これってどういう意味?」ってなります。さっきのは「これに繋がっていたんだ!」と、ストーリーが進むたびに面白くなってきます。
ただ、時系列が逆になっているため、分かりにくくなっていて、最初の内は混乱してしまいます。
僕は、序盤はチンプンカンプンでしたし、分かりかけてきたと思っても、また「え?やっぱり違うの?」というように、物語が2転3転していきます。
結末を迎えた時、今までレナードがやっていたことが分かり、衝撃を受けました。
記憶障害を抱えているということをうまく利用しているなぁ、と感心しました。
また、時系列順にストーリーが観ることもできるのですが、時系列順に観ても普通に面白い内容です。
不眠症に悩んでいた主人公『僕』は、精神科の医師から睾丸ガン患者の集いに行くように促される。
悩みの内容と慰めの言葉を聞いて、思わず涙を流してしまう。その日の夜は、久しぶりに深い眠りにつくことができた。
それからというもの、末期ガン患者や結核患者などの集いに通うようになったある日、睾丸ガン患者の集いにマーラという女性が参加するのを見かける。
同じように、様々な集いに参加するマーラともめるものの、最終的にはお互いに参加するところを別にするという形で妥協し合う。
出張に行くことになった『僕』は、飛行機でタイラーと出会う。
出張から帰ってくると、自宅で爆破事故が起こっていて、家をなくしてしまったため、飛行機で出会ったタイラーに助けを求め、一緒に暮らすことになる。
ある時、ふざけて殴り合いをすることになり、その殴り合いが心の癒しになっていることに気が付いた『僕』は、たびたび駐車場で殴り合いをするようになる。
駐車場の殴り合いはいつしか色々な男が参加するようになり、その集まりをファイト・クラブと呼ぶようになる。
ファイトクラブに集まった男たちは、タイラーに扇動されて大きな行動を起こすように…。
ネットでもどんでん返しが面白い!と評価されているだけあって、「だから○○だったんだ!」と思ってしまう衝撃の結末が待っています。
所々、違和感みたいなものを感じていて、最後に回収された伏線で一気に繋がっていく快感が味わえました。
タイラーのぶっ飛んだ性格が面白く、気が付いたらどんどん引き込まれていきます。
人によっても捉え方が変わる作品に仕上がっているのがスゴイです。
4人の凄腕マジシャン、フォー・ホースメンが大勢の見ている前で銀行強盗をする。マジックショーはラスベガスで行われているのに、パリの銀行からお金を奪うという荒行をやってのける。
それが理由で逮捕されるも、証拠がないということで釈放。
FBI捜査官のディランは、フォー・ホースメンを捉えるために証拠を集めたり、居場所を突き止めるために走り回る。
しかし、フォー・ホースメンの巧みなテクニックで逃げることに成功し、次の公演が開始され…。
「マジか!」と思うような展開が待っています。
僕は全然予想していなかった展開だったので、かなり衝撃的でしたね。これこそ、衝撃の結末と呼ぶにふさわしい作品だと思います。
また、マジシャンたちの魅せる技マジックがスゴイです。思わず鳥肌が立つことも。
自分につけられている手錠を、一瞬で相手の手首に付け替えたり、一瞬で車から札束が出てきたり…。映画の中で披露されるマジックも必見です。
続編、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』も面白かったです。
優秀な銀行員のアンドリュー・デュフレーンは、妻と愛人を射殺した容疑で逮捕される。
無実を訴えるものの、終身刑の判決が下ってしまい、ショーシャンク刑務所に服役することに。
調達屋のレッドと親睦を深めたり、銀行員だったことを活かして看守の経理を担当したり、図書係になって図書館を作ったりする。
そんなある日、トミーというコソ泥の青年が入所してくる。トミーと親しくなったデュフレーンは、自分の妻の命を奪った真犯人についての話を聞く。
そのことで再審請求をしたいとお願いするデュフレーンだが、所長は取り合ってくれず…。
あらゆるところにちりばめられた伏線が、最後に一気に回収されます。
と言っても、伏線はストーリーの中でちょこちょこっと出てくるくらいで、大筋のストーリーも最高です。
上映時間が142分と長いのですが、あっという間に感じられるくらいよくできている映画だと思います。アクションシーンなんてほとんどないのに、眠くなることもダレることもなく集中して最後まで観れました。
色々スッキリする展開が待っていて、最後は爽快感と感動で暖かい気持ちに包まれました。
クリスマスショップで働いている主人公のケイト。
不運が続いていて落ち込んでいたある日、不思議な青年のトムと出会う。その日から、ケイトの人生に変化が訪れる。
あまりメジャーどころではありませんが、個人的には気に入っている映画です。
終盤までは、コテコテのラブストーリーが展開されるので、よくラブコメを見ている人からしたら、普通の映画に感じてしまうかもしれません。
ですが、最後に大どんでん返しが起こります。
衝撃の展開というのはまさにこのことだと思いました。
個人的には、もっと有名な作品になっても良かったのではないかと思います。
衝撃の結末・どんでん返しの映画ってやっぱり面白いです。
スッキリするもの、思いもよらない展開にビックリするもの、感動するものなど、色々なパターンがあります。
中には、2回見ても違う楽しみ方ができるものもありますね。
ビックリするのが好きな人、普通の展開の映画に飽きてきた人は、ぜひ衝撃の結末の映画を観てみてください。
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