好きなようにお菓子を食べても良いと言われると、「もう少し頑張ろう!」と思えても、絶対に食べてはいけないと言われると、我慢するのが苦痛になる。
それならいっそ…と、お菓子に手を伸ばしたが最後、残るのは満足感ではなく罪悪感。こうして罪悪感がストレスになると、さらに食べ過ぎの原因になってしまいます。
我慢するストレスを溜めてもダメ、食べてしまった時に罪悪感を感じてもダメ、それなら心から幸せを感じながら食べた方がダイエットには良いのです。
ここでは、ダイエット中におすすめのお菓子と、その食べ方について紹介しますので、満足感を感じながらダイエットを成功させましょう!
間食の1日の摂取カロリーは10%程度が良いとされています。女性の1日の摂取カロリーは活動量によっても異なりますが、大体1,800~2,000kcalですから、1日200kcalまでです。
ダイエット中ならもう少し抑えて、150kcalまでにしておくことをおすすめします。
カロリーだけを意識し過ぎてしまうと、満足感がなくなってしまいますから、味の好みや濃さも考えて選びましょう。
ちょっとしか食べられなくても、大好きなお菓子や味の濃いお菓子なら満足感が得られやすいです。
昼の3時くらいはBMAL1(ビーマルワン)が活性しない時間帯と言われています。
BMAL1とは、脂肪を蓄積する働きのこと。
BMAL1が活性化していない時間帯である昼の3時だと、お菓子を食べても脂肪が溜まりにくいです。3時のおやつには意味があったんですね。
逆に、BMAL1は夜遅くに活性化しますので、夜は控えた方が良いと言われているのです。
また、昼の3時は1日の中でもカロリー消費が活発な時間帯でもあるのも、お菓子を食べても太りにくいです。
冒頭でも言いましたが、大切なのは満足感です。
家でテレビを見ながらお菓子を食べていると、いつの間にか1袋分食べきってしまうことってありますよね。しかも、なにか物足りなく感じます。
ですが、カフェで食べるケーキは3分以内に完食しても満足できる。ケーキ100gだとスナック菓子1袋は、どちらも300kcal程度なのに、こんなにも満足感が全然違うのはどうしてなのか。
それは、集中して食べているかどうかです。
一口一口、口の中に広がる甘さや贅沢な時間を噛みしめながら、ゆっくりと味わっていると満足感が全然違うのです。
満足感があれば食べ過ぎてしまうのも防げますし、ダイエットのストレスもかなり軽減されます。
ですから、ダイエット中だけでも良いので、お菓子を食べる時はながら食べをやめ、お菓子を食べることに集中してください。
お菓子だけを食べるよりも、お菓子を食べながら飲み物を摂った方が満足しやすくなります。
一口食べたら少しだけ飲み物を飲む。というように、お菓子と飲み物を交互に摂るようにすると、少量のお菓子でもお腹が膨らみます。
ダイエット中なら水と一緒に飲むのも良いのですが、温かい飲み物の方がリラックス効果が得られますよ。糖分の少ない紅茶やハーブティー、コーヒーなどがおすすめです。
小分けにされたお菓子は、コスパはあまり良くないのですが、食べ過ぎを防ぐという意味ではダイエットにはピッタリです。
仮に食べ過ぎてしまいそうになっても、「あと1袋開けても良いのか?」というように、自問自答しながら食べることで、ブレーキを踏むチャンスが生まれます。
ダイエットと言えば、我慢!低カロリー!と自分を抑制してしまいがちになってしまいますが、我慢はストレスとなって、「もうダイエットなんてやめた!」と爆発してしまうことがあります。
そんな爆発をさせないためには、我慢しないで食べる日を作るのもおすすめです。
例えば、3日に1回だけとか4日に1回というように、好きなだけ食べる日を決めておいて、その日は食べたい分だけ食べるのです。
この時のポイントは罪悪感を感じないこと。罪悪感=ストレスとなりますから。
この日は我慢しないで食べる!と決めたなら、ただただおいしい物を食べられることに幸せを感じ、心から満喫してください。
こうすることで、「よし!明日からまた頑張るぞ!」とやる気を取り戻せますよ。
また、いつ食べられるかを知っていれば、「あと2日我慢すれば好きなものを食べられる!」と、我慢する原動力にもなります。
「我慢しよう…でも、ちょっとだけ…」ダイエットで失敗するパターンはこれ。
こうやって自分を誤魔化して食べたお菓子は、おいしさを感じるよりも罪悪感ばかり感じ、余計にストレスを感じてしまうばかりか、自分との約束を破ったことで「もういいや」とダイエットを断念する言い訳にもなります。
食べると決めたなら食べる!我慢すると決めたなら我慢する!こうしたメリハリがダイエットでは大切なのです。
根拠や理由は以下のページで詳しく説明しています。
味が濃くて満足しやすいお菓子なら少量でも十分ですし、低カロリーのお菓子を選ぶたくさん食べられるというメリットがあります。
その日の気分やお腹の空き具合で選んでください。
ダイエットは簡単ではありません。だからこそ、体だけでなく頭も使わなければなりません。
何をどんな風に食べるのか?ダイエット中ならいつも通りに過ごしているだけでは、いつも通りの結果にしかなりません。
ですが、いつもよりも少し意識するだけで、結果は大きく変わることもあります。
ここで紹介している方法を1つだけでも取り入れて、いつもと違うアプローチをしてみてください。
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