おやつにちょうど良いカルパス。
鶏肉・豚肉・牛肉が使われていて、肉の味がギュッと凝縮されたような濃厚な味わい、そしてあの食感がおいしさを引き立て、一度食べてしまったら「もう一つだけ、もう一つだけ」と食べ過ぎてしまうことってありますよね。
あの有名な『おやつカルパス』は、1つ10円で買えて、お手頃なサイズですからもう一つくらいなら…、というループに入ってしまうことも珍しくありません。
ただ、何事もそうですが食べ過ぎは良くありません。
ここでは、カルパスを食べ過ぎるとどうなるのか?どこからが食べ過ぎなのか?ダイエット向きだという噂の真偽などについてお話します。
最初に言っておきますが、カルパスとサラミはかなり似ていますが、違う食べ物です。
カルパスは商品によっても若干変わりますが、100gあたりのカロリーは約470kcal、塩分は3.5gも含まれていますから、高カロリーで塩分も高めです。
ちなみに、『おやつカルパス』は、1本(3.4g)で16kcalで、塩分は0.1gですから、100gで計算するとカロリーが約480kcal、塩分は3gとなっています。
カルパスを食べ過ぎてしまうと、高血圧や肥満などのリスクが上がってしまうと考えられますね。
塩分の1日の摂取量は『日本人の食事摂取基準』によると男性が8g、女性が7gと言われていますので、カルパスを200g食べたらほぼ1日分ということになります。
カロリーに関しては、20~30代女性は1750~2000kcal。20~30代男性は2200~2550kcalですから、カルパス400gくらいまでなら許容範囲ということです。
もちろん、これは単純に計算しただけで、通常であればカルパス+3食分で計算しなければなりません。
カルパスの食べすぎラインは、ご自身の食生活や健康状態を見ながら、ちょうどいい量を探ってみてください。
カルパスに関するダイエットの情報を見てみると、ダイエット向きという意見とダイエットに向かないという両極端な意見が見られます。
それぞれの意見や主張する理由をまとめてみました。
カルパスは糖質が低く、腹持ちが良いので間食で食べるにしても少量で済み、結果的にカロリーの摂取量を抑えられるのだそうです。
糖質をカットするダイエットをしている人にもピッタリなんだとか。
また、たんぱく質が不足しがちなダイエット中はカルパスのたんぱく質を摂取することで、多少補えるそうです。
小さいのにカロリーが高く、腹持ちが良いと言われているのに少し食べてはお腹が空き、少し食べては…の繰り返しになるという意見も。
そして、塩分が多いせいで食欲増進やむくみの原因になり、代謝が悪くなって返って太りやすくなるのではという意見もありました。
カルパスに限った話ではありませんが、どんなダイエットにも向き不向きがあります。
上記から言えるのは、糖質制限ダイエットをしている人は向いている可能性があるということ。
腹持ちが良い食材か…については、何と比べるかにもよりますから何とも言えません。
ただ、ダイエットをするなら、ある程度の空腹とは闘わないといけません。腹持ちがいいアイテムを探すのも大切ですが、空腹とも付き合っていけるように工夫していきましょう。
今回調べた感じですと、カルパスを食べたことで痩せたという人と太ったという人もいましたが、糖質制限ダイエットをしている人以外は向いていないという印象でした。
とはいえ、カルパスは美味しくて少量でも満足感のあるおやつです。
健康やダイエットに気を付けつつ、大人のおやつを楽しんでください。
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