ケンタッキーのオリジナルチキンは5種類あります。
どれがあたっても値段は同じなので、自分の好きな部位だけを食べたいですよね。
とはいえ、「部位指定するとうざいと思われるのではと?」と、不安になったらなかなか言い出せないものです。
ここでは、ケンタッキーで4年間アルバイトしていた私の経験を踏まえて、部位指定がうざいかどうかについてお話します。
そもそもの話、ケンタッキーでは原則として部位指定は対応していません。
そのことについては、ケンタッキーの公式サイトでも明確に回答しています。
じゃあ、部位指定をすることはできないのか?というと、そんなことはありません。部位を指定することでお願いを聞いてもらえる可能性もあります。
ただし、部位指定をする際には気を付けて欲しいことがあります。
うざいと思われるとしたら、注文の仕方に問題があると言えます。
「当店は部位指定を受け付けていません」と言っているのに「○○はやってもらった」とか「前に来た時は問題なかった」というように、断られたにもかかわらず、しつこく言い続けるのはうざいと思われます。
注文の仕方というか、人間関係でも同じですよね。
客と店員という立場から、見下したような態度というか、お客様の要望に応えるのが当たり前。みたいな考え方をしていると、うざいと思われても仕方ありません。
仕事で接客しているとはいえ、人間なのですから。
断られたらすぐに引き下がるのはもちろん、「○○多めでお願いできますか?」と控えめにお願いすれば、うざいと思われることはないでしょう。
私が働いていたケンタッキーでは、こんなことがありました。
あとから交換をお願いされたとき、仕方なく交換したみたいですが、最初に渡していた方は捨てていました。
それはそうですよね。何されたか分からないものですし、目の前で触っていたそうですから。この話を聞いたとき、もったいないなと思いました。
他にも、店員の意見としてこんなものがありました。
どの部位とどの部位を組み合わせるのかについては、マニュアルで決まっています。簡単に説明すると以下のような感じになります。
部位の見た目や特徴については以下の記事を参考にしてください。
ケンタッキーの部位ではずれと思うのはどこ?
このように計算したうえで部位の組み合わせをしています。
ウィングは0.5ピースで計算しているとはいえ、2ピースで1ピース分という訳ではなく、サイと組み合わせることで2ピースとなります。
なので、基本的にはサイとウィングはセットです。
それから、キールは9ピース(1羽)中1ピースしか入っていないので、注文するピース数によっては入っていない場合もあります。
これを覚えておけば、部位指定でうざいと思われるリスクも軽減できるでしょう。
中には「前はできたのに」という人もいますが、その時はたまたま対応できる状況だっただけです。
たまたま余っていたとか、他のお客さんでバランスを調整するから大丈夫だったなど。
あと、1羽につき9ピース入っているとマニュアルに記載されているのですが、実際は違っていることが結構あります。
特定のピースが足りなくなっていることは珍しくありません。36ピース作るはずが、予定よりも少なく入っているせいで33ピースになっていたなんてことも。
また、バーストといって、圧力鍋(職場ではクッカーと言います)の中で形が崩れてしまった場合、お客さんに提供できなくなるものもあります。
こういった事情から、必ずしもバランス良く部位が入っているとは限らないのです。
もし、過去に部位指定をOKしてもらったとしたら、こういう事情があったのかもしれません。
どのピースでも値段が同じということもあって、せっかくなら好きな部位を楽しみたいですよね。
「でもうざいと思われるのは嫌だな」と思っている人は、この記事を参考にして注文してみてください。
私が働いていたケンタッキーではやっていなかったのですが、店舗によっては3ピースまで部位指定を受け付けているところもあるみたいです。
あと、少ないですが食べ放題のケンタッキーに行くというのも手です。
ぜひ行ってみてください。