人体とは不思議なもので、普段無意識に行っている呼吸を、ちょっとやり方を変えるだけでリラックスできたり、気合いを入れたりやる気を高めることができます。
ちょっと調べてみると、色々な呼吸法があることが分かります。
その中でも話題になっているのが、478という呼吸法です。4-7-8呼吸法とか、478呼吸法と言われています。
自律神経を整える、眠りやすくなる、集中力が高まるなどの効果が期待されていますので、注目されているのかもしれません。
ですが、苦しくてリラックスどころじゃないという人もいます。
実は、私も478呼吸法を実践して、苦しくなったことがありました。私は、眠れない時に「眠れない」と検索した結果、この呼吸法と出会って実践してみたのですが、苦しくて逆に眠れない!となりました。そんな私ですが、今では眠れない時の強い味方です。
ここでは、苦しいと思っていた私がどうやってリラックスできるようになったのか、その方法についてお話します。
最初に思い返して欲しいのは、あなたのやり方が正しいかどうかです。
正しいやり方はこうです。
これを4回繰り返すだけです。
ただ、私は吸うのと吐くのを逆にしてしまいました。そのせいか、心拍数が上がり、リラックスどころか苦しいと感じてしまったのです。
あなたのやり方はどうですか?合っていましたか?吸うのと吐くのを逆にしていませんか?秒数は合っていますか?
本来はリラックスさせるための呼吸法なのに、苦しいと感じているのでしたら、どこか間違っているかもしれません。
ここまで、間違っているかもしれないことを指摘したのですが、間違っていなくても苦しいと感じる人もいます。
ということで、ここからは苦しくならないように実践する方法を紹介します。
苦しくならないためにできることは、なるべくリラックスできる状況を作ること。
リラックスできる状況を作るだけでも、苦しさが軽減しますよ。
これは、個人的な感覚ですが、緊張している状態とか、強い不安を抱えている状態だと、苦しく感じるような気がします。
私は、眠れないくらい強い不安を抱えている時には、リラックスどころか逆に寝付けなくなってしまうことがあります。
そんな時は、リラックスできるBGMをかけながら478呼吸法をしています。そうするだけでも、結構楽になりますから。
478呼吸法を実践する時は、呼吸だけに集中してください。
不安を感じている時は、意識を集中させるのは難しいのですが、数を数えることだけに意識を向けると結構集中しやすいです。
私は、他のことを考えていると、数えるのを間違えているのか、吸う量と吐く量の調整で間違えているいるのか、苦しくなってしまうことがあります。
苦しいと感じている人は、厳密にやろうとしすぎているのかもしれません。
4秒ジャストで息を吸い、7秒ジャストで息を止める…というように、時間にこだわりすぎると苦しくなってしまうことがあります。
苦しくなったと思ったら、途中でも打ち切って次に進んでも良いです。
また、秒数で正確にやらなくても、自分のペースで数えながらやるのもOKです。
呼吸法の478は寝る時はもちろん、緊張を和らげたい時やストレスを感じた時、集中したい時など、あらゆる場面で役に立ちます。
4セットで約1分半くらいなので、ちょっとした空き時間を利用してやってみましょう。
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