妊娠中は食欲が増してお菓子が止まらなくなることもよくあるのですが、思う存分好きなお菓子を食べ続けるのは絶対にダメです。
あなたが食べるものはダイレクトに赤ちゃんに届き、影響してしまうからです。最悪の場合、生きている子どもと会えないかもしれません。
どんなお菓子を選択するのかは、あなたの人生を大きく変えてしまう可能性もあるくらい大切なことなのです。
少し大げさに感じるかもしれませんが、この10ヶ月間はすごく大事な時期なので、食べるお菓子はよく厳選しましょう。
ここでは、妊娠中におすすめしたい市販のお菓子を紹介します。
妊娠中は避けておきたいお菓子
塩分、もしくは糖分の多いお菓子はなるべく避けてください。
もちろん、絶対にダメという訳ではありませんが、塩分や糖分を摂り過ぎてしまうと、母体や胎児に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
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また、短期間に体重が増加しすぎるのも良くありませんので、高カロリーのお菓子もなるべく避けたほうが良いです。
これらを踏まえておすすめのお菓子を紹介します。
妊娠中ならコレ!市販のお菓子
ドライフルーツ
ドライフルーツは味が凝縮されているだけでなく、そのフルーツの栄養素も一緒に摂れます。
プルーンやレーズンなどには、妊娠中に必要となる鉄分が含まれており、お菓子を食べながら摂取できると言うのは嬉しいですよね。
また、フルーツにはブドウ糖も多く含まれており、ブドウ糖も妊娠中に必要なものですから、妊娠中においしく食べられるお菓子として優れているのです。
寒天ゼリー
寒天ゼリーはカロリーがないだけでなく、食物繊維も豊富ですから、妊娠中になりがちな便秘改善効果が期待できます。
食べなれていない人にとっては、少し物足りなく感じるかもしれませんが、摂取カロリーを抑えられるという意味ではかなり嬉しいですよね。
ただ、糖分も摂取してしまいますのでカロリーがないからと、たくさん食べてしまうと妊娠糖尿病になるリスクもありますので、食べすぎは厳禁です。
アーモンド小魚
アーモンド小魚には、妊婦に必要なカルシウムやたんぱく質、鉄分が豊富に含まれています。
カリカリと程よい歯ごたえは満足感があり、口寂しくなった時に少しだけ食べるというように、食べ過ぎるのを防ぐ上でも優れたお菓子です。
妊娠中ですから、なるべく塩分の少ない商品を選びましょう。
ナッツ類(無塩)
ナッツ類にも食物繊維やたんぱく質などが多く含まれています。
カリカリとした歯ごたえが満足感を与えてくれますので、アーモンド小魚と同様に口寂しくなった時に食べるのがおすすめ。
ナッツ類はカロリーが高いため、ぼんやりしてボリボリ食べてしまうと急激な体重増加に繋がることも…。
それから、塩分を控えるために無塩のものを選びましょう。
ウエハース
ウエハースには妊娠中に必要な鉄分が含まれている商品も多いです。
サクサクとした食感がありますし、中に何が入っているかによりますが甘みが強いものも多いので、甘いものをしっかり食べたい時にもおすすめ。
糖分の摂りすぎに注意する必要がありますので、1日に食べる量を決めておきましょう。
こんにゃくゼリー
こんにゃくゼリーには食物繊維が豊富に含まれています。
低カロリーですし、固めの食感で食べ応えもありますから妊娠中に向いているお菓子だと言えます。
こんにゃくゼリーは糖質が結構高いという点に注意しながら食べてください。
果汁グミ
果汁グミは、果汁100%と書かれているように、十分な甘さに加えてつわりの時でも食べやすいと言われています。
ぶどう味・いちご味・温州みかん味など、色々な種類がありますので、好きな物を選びましょう。
グミには、つわりの症状を楽にする働きがあると言われているビタミンB6が含まれていますので、つわりがひどい人は楽になるかもしれません。
せっかくならおいしく食べよう!
妊娠中はあなただけの体ではなく、食べ物や飲み物には十分に注意する必要がありますが、ストレスを抱えるのは逆効果です。
胎児はママのストレスに敏感だと言われていますので、食べたいお菓子があるのに我慢して他のお菓子を食べたり、量が少ないことにストレスを感じるのは良くありません。
カロリーの高いものを食べる時や糖分や塩分の高いものを食べる時は、ついつい罪悪感も感じてしまうかもしれませんが、それはすごくもったいないことです。
食べると決めたらおいしさを噛みしめながら、心ゆくまで食べましょう。
そうすることであなた自身も満足しやすくなりますし、「なんでこんなに我慢しないといけないんだろう…」と強いストレスを感じることもなくなります。
ここで紹介しているのはあくまで一例であり、これ以外のお菓子を食べてはいけないという訳ではありません。
自分の好きなお菓子があるなら、カロリーや成分を確認して、母体や胎児に影響が出ない程度に抑えながら食べましょう。
そして、食べる時は思いっきり羽を伸ばすような気持ちで、じっくり味わいながら食べてくださいね。