琉球海炎祭は宜野湾トロピカルビーチで行われる盛大な花火大会で、10,000発もの花火が打ち上ります。昔から行われている人気の花火大会です。
ただ、人がたくさんいるのが苦手、渋滞は嫌だ、恋人とまったり花火を楽しみたいという人は穴場スポットがおすすめ。
ここでは、琉球海炎祭がよく見える穴場スポットを紹介すると共に、穴場スポットだけどいかない方が良い場所についても紹介します。
※()内は宜野湾トロピカルビーチから車でかかる時間です。
浦添大公園は高い位置にあるため、公園内の色々な場所から宜野湾トロピカルビーチからの花火が見えます。
おすすめは展望台。
展望台の近くには駐車場があるので、車を使えば楽に展望台に行くことができます。夜景スポットとしても有名な場所ですから、花火+夜景も楽しめます。
穴場スポットとはいえ、当日は花火を見に来る人はたくさんいます。私が行った時は、駐車場からはみ出すくらい人でごった返していて、駐車場手前のカーブ+急坂に停めることになりました。
それに、花火がよく見える場所には人だかりができているため、到着した時間によっては良い場所を取るのは難しいです。
早く行って場所取りができなかった場合は、以下の3つの場所に行ってみると良いでしょう。
浦添大公園は敷地が広く、高台にあるからか色々なところから景色が見られます。人が多い時や時間的に余裕があるのなら、良いポイントを探してみてください。
ただ、敷地内はかなり広く、初めて訪れた人にとっては道が分かりにくいです。ましてや、花火が打ち上る時間帯は暗くなっているので、歩き慣れていない人だと迷ってしまうかもしれません。
加えて、浦添大公園は心霊スポットとも言われるくらい、暗くて怖いです。
展望台以外の場所を紹介したのですが、土地勘がない人はあまり離れすぎない方が良いです。
ちなみに、私は夕方に何十回も歩いている場所ですが、心霊的な意味で怖いと感じたことは一度もありません。暗くなったら街灯も少なくて怖いですが…。
上でも言ったように、展望台は夜景スポットとしてもよく知られています。展望台の近くなら人もチラホラ集まっていますし、そこまで怖くないと思います。
浦添大公園に向かう時、気を付けて欲しいことがあります。
浦添大公園はかなり広く、グーグルマップで検索してルートを出すと、展望台の下の方に案内されます。
下の方でもちょっと登れば十分花火は見えるのですが、薄暗いですし、せっかくなら一番上(展望台)で見た方がキレイです。
なので、必ず浦添大公園の展望台を検索してください。
下のグーグルマップは浦添大公園の展望台へのルートに案内しています。
浦添城跡の下の方には駐車場があり、その近くには浦添城跡に続く坂道があります。
その坂道を少しのぼって後ろを振り返ると、宜野湾全体を一望できるくらい美しい景色が広がっています。そこから花火を見ることができます。
駐車場の停められるスペースが小さく、7~8台までしか停められないのですが、私が行ってみたところ、全然人がいませんでした。街灯もないため、駐車場の目の前にあるトイレの光だけで暗かったです。
あまりの暗さに、普段通い慣れている私でも、入り口を見つけにくいと思ったほどです。暗いのが平気な人なら、ぜひおすすめしたい穴場スポットです。
また、雨が降ってしまった場合は、屋根があるような場所がありません。雨が降りそうなら傘やカッパを持って行った方が良いです。
ちなみに、ここも心霊スポットとして知られていますが、暗くなっている時以外は怖いと感じたことはありません。
浦添城跡の近くに、ようどれ館というところがあります。その入り口を過ぎた場所に駐車場があり、そこから歩いて浦添城跡に行けます。
車が入れないように鉄の柵(?)があるところを歩いて行くことになります。
かなり高い位置にあり、花火だけでなく夜景も楽しめます。遮るものもないので、反対側の夜景も楽しめますし、夏の夜風も気持ちが良いです。
東屋やベンチがあり、座った状態で琉球海炎祭を見れます。
ただ、上の方にのぼるまでの道は暗いので、怖がりな人にはお勧めできません。こちらも日中や夕方に訪れた時に、怖いと感じたことはありません。
嘉数高台公園も宜野湾市を一望できるくらいの高台にあり、展望台は3段になっていて、一番上まで登れば360℃、美しい夜景が見えます(1段目・2段目は木があって景色が見えにくいです)。
ここから、琉球海炎祭の花火が見えます。
デメリットは展望台自体は狭いこと。7~8人くらい人がいたら、窮屈に感じてしまいます。そもそも、広さ的に数人が同じ方向を見るのは難しいので、人が多いなら諦めた方が良いです。
1段目・2段目からも見えますが、やっぱりキレイに見える最上階がおすすめです。
ただ、展望台までは↓この階段をのぼっていく必要があります。体を動かす習慣がない人は結構体力を奪われます。
嘉数高台公園も夜景スポットとしても有名な反面、心霊スポットとしても有名です。
明るい時間に行くと、日がよく入ってきますし、風通しが良くて気持ち良く怖いという感じは一切しませんが、怖がりな人にはおすすめできません。
アラハビーチは高台ではないのですが、琉球海炎祭の花火まで遮るものがないので見やすいです。
駐車場も無料で利用できますし、150台停められるくらい広いです。
アラハビーチ自体も広く、人がそこそこ集まっていても見る場所に困ることはないでしょう。ただ、アラハビーチは北谷ということもあり、人がたくさん集まる可能性があります。
人によく知られているという意味では穴場ではないかもしれませんが、夜に人が来ることは少ないです。
それから、雨をしのげる場所がないので、天候次第では傘やカッパを用意しておきましょう。
謝苅(じゃーがる)公園は高台にあり、そこから北谷町を一望できます。夜景がキレイとして地元では有名な場所です。普段からカップルを多く見かけます。
駐車スペースは10台くらいしか停められないのですが、なぜか他のサイトでは紹介されていないので、狙い目かもしれません。
桃原公園を紹介しているサイトを多く見かけました。正直、人さえいなければこっちの方が会場から近く、駐車場からほとんど歩かなくて良いので、謝苅公園の方がおすすめです。
ほとんど歩かなくても良いどころか、車の中に居ながら見ることもできます。雨が降った場合は車内から楽しんでください。
※グーグルマップだと下の駐車場に案内され、上までのぼらないといけません。上への駐車場は、下のグーグルマップを活用してください。
桃原公園にある展望台は高台にあり、高い位置から360℃景色を見ることができます。
ここでも、夜景と花火を同時に楽しむことができる良い場所ではあるのですが、おすすめできない場所として紹介している理由は2つあります。
1つ目は展望台が狭いからです。
同じ方向を見るなら、4人くらいでいっぱいいっぱいになってしまいますので、人が集まってしまった場合は花火を見ることは難しいでしょう。
仲が良い人同士なら、ギュウギュウになって6~8人くらいで見られるかもしれませんが。
2つ目は最上階まで登るのが大変だからです。
駐車場から降りて、展望台の所まで登るだけでも結構大変なのに、さらに展望台の最上階まで登らなければなりません。
途中の階でも景色は見えるのですが、大きな木が生い茂っているため、最上階でないとほとんど見えません。
なので、桃原公園から見るのはおすすめできません。
あと、最上階の上はあいているので雨が降ったら濡れてしまいます。
それでも、桃原公園で見たい!という人のために、桃原公園へのルートを紹介します。
トロピカルビーチから目と鼻の先にあるラウンドワン宜野湾店。
ですが、花火を見る目的での駐車はできません。
以前、ラウンドワンに遊びに行った時、たまたま近くで何かのイベントが行われていていました。車で駐車場に入ると、店員さんが近づいてきて「ラウンドワンに行くんですか?」と聞いてきました。
普段は店員さんが立っているなんてことがないので驚きつつ「はい」と答えると、駐車場に入れてくれました。
恐らく「花火を見に来ました」と言ったら駐車できなかったでしょう。
駐車場の最上階から見る花火は、すごい近いからキレイなのかもしれませんが、お店に迷惑がかかってしまいます。
ちなみに、店員さんが立っていた日は駐車場にたくさん停まっていました。きっと嘘をついて駐車した人が多かったのでしょう。
純粋にラウンドワンに遊びに来た私としては、駐車場の上の階まで行かされることになって嫌な気持ちになりました。
ラウンドワン宜野湾店の隣にあるコンベンションシティも、同様の理由でおすすめできません。
当日は混雑しているし、普段から人気のあるスーパーなので、他のお客さんの迷惑になってしまいます。
MEGAドン・キホーテ宜野湾店も同じ理由でおすすめできません。
というか、周りに高い建物が多いので、花火が見えにくいです。正直、なんで穴場スポットとして紹介されているのか謎です。
ハッピーモア市場トロピカル店の目の前には、海が広がっています。
そこからトロピカルビーチの方を見ると、琉球海炎祭の花火が見えます。最後はちょっと暗めの道を歩くことになりますが、ほとんど大通りから歩くことができます。
MEGAドン・キホーテ宜野湾店の近くに、海が見える場所があり、そこからなら近い距離で花火がよく見えます。海に反射した花火も美しいです。
ドン・キホーテを過ぎたあたりから道が暗くなりますが、近くにドンキがあるのでトラブルが起こるリスクは低いと思われます。
とはいえ、夜道なので十分に注意して行動してください。
天然温泉アロマというお店の駐車場の入り口を過ぎたあたりにあるので、そこを紹介します。
琉球海炎祭は名護市で行われることがあります。
ここで紹介しているのは、宜野湾市で行われる場合に花火がよく見えるホテルです。旅行で見に行きたい人はもちろん、地元の人にもおすすめです。
宿泊する場合は、開催される日をよく確認したうえで予約を取ってください。
ただし、天候や状況によっては延期・中止になる場合もあります。
沖縄プリンスホテルは徒歩で行っても約10分で着くくらい、近い距離にあります。
道を挟んで真向いにあるので、部屋にいながらにして大迫力の花火が楽しめます。
ベッド(部屋によってはソファ)でくつろぎながら、花火や海を眺めることができます。部屋によってはベランダにあるイスに座った状態でも見れます。
2階と14階には屋外プールがあり、海を眺めながら泳げるというのが沖縄プリンスホテルの魅力の一つです。(※14階のプールはクラブフロア宿泊者のみ)
屋外プールは18時まで(琉球海炎祭当日)なので、花火が打ち上る時間に泳ぐことはできないのですが、花火の時間までゆっくり泳いだり、琉球海炎祭の翌日に泳ぐという楽しみ方もできます。
ちなみに、景色を楽しみながら入浴できる大浴場は、23時まで入ることができます。
エンズ マリーナ イン マーシーは、2019年5月にオープンしたということもあり、新し目のホテルです。
部屋のベランダから花火を見ることができますし、宿泊者しか行けない屋上も見ることができます。
会場から近い位置にありますし、高い位置から花火を見られるということもあり、近距離から花火を見ているような感覚で楽しめます。
オープンしてから初めての琉球海炎祭なので分かりませんが、宿泊した人しか最上階に行けないため、大勢の人でごった返すことはないでしょう。
部屋でまったり花火を眺めるか、屋上で大迫力の花火を楽しむか、お好きな楽しみ方が選べます。
少し高い位置にホテルがあるということに加えて、最上階は9階にあるので、昼は海と街並みが楽しめて、夜は夜景が楽しめます。
ただ、近くに高い建物があるので、4階以上の部屋に宿泊しないと花火が見えないかもしれません。
ラグナガーデンホテルは会場から近い位置にあるホテルです。というか、目と鼻の先です。
車で約7分とありますが、歩いて行った方が良いかもしれないというくらいです。ちなみに、車で約2.2kmとありますが、歩きで行くと約950mとなっています。
夕方ごろまで屋台を楽しみ、夜は部屋に戻ってまったり花火を楽しむという方法もあります。
ラグナガーデンホテルは地元沖縄では有名なホテルです。ホテルの部屋が高級感があって素晴らしいのはもちろん、県内最大級の屋外プール、部屋から見える最高の景色が魅力です。(屋内プールもあります)
海が目の前にあり、ベッドで寝た状態で海を楽しめる配置になっている部屋ではくつろいだ姿勢で景色を楽しめます。
部屋から花火を楽しみたい人は、高い階の部屋を予約した方が良いです。
ムーンオーシャン宜野湾ホテル&レジデンスも、会場から近い距離にあります。花火とくらいの高さの階で見ると、大迫力の花火が楽しめます。
オーシャンビューというだけあって、部屋からでも花火がよく見えます。
2階以外はビューバス(お風呂に入りながら海が見える)に入れます。ゆっくり入浴しながら花火を楽しむというのは、なかなかできない経験だと思います。
ただ、ホテルの形というか構造が、海に向かって曲線の緩いU字型になっているという特殊な形になっています。
そのため、花火が見えやすいのは各階の01~04号室です。
05~14号室は少し見えにくいかもしれません。15~21号室は会場とは違う方向に窓があるので花火が見えません。
ホテルから花火を眺めたいという人は、各階の01~04号室に入れるように希望を出してください。
琉球海炎祭は日本一早い花火大会と言われている、沖縄の宜野湾市で行われるイベントです。
花火が10,000発打ち上がるのがメインイベントで、沖縄の夜空を美しく彩ります。
過去のデータから、観覧車数は1万2千~1万5千人が花火を見に来ることが予想されています。
見どころは何と言っても、10,000発の花火。夜空では派手に、海の水面には控えめに輝く花火はすごく美しです。
琉球海炎祭では話題になった音楽も使われるので、気持ちも盛り上がります。それに、流れていた曲を聞くたびに花火の美しさを思い出せるようになるでしょう。
以下の動画は、過去に行われた花火大会の様子です。
最初からしっかり見たいという人は以下の動画を見てください。約51分という長さですが、時間を忘れるくらいキレイな映像が見れますよ。
こちらはトロピカルビーチではなく、名護市にあるカヌチャリゾートで行われた琉球海炎祭です。
クリスマスに行われたということもあり、選曲がクリスマスのものばかりになっています。
琉球海炎祭と言えば、花火がスゴイということでよく知られていますが、屋台にも注目です。
焼き鳥・焼きそば・焼きイカ、タコ焼き、大判焼きなど、オーソドックスな物を始め、タコライスや沖縄そばなど、他県ではあまり見られない食べ物もあります。
過去には、あぐー肉巻きおにぎりも取り扱っていました。
例年では15~16時頃まではほとんど混雑することはなく、17時頃から人が増えてきます。
混雑に巻き込まれたくない、人が少ない中でイベントを楽しみたいという人は、早い時間帯に屋台を楽しむのをおすすめします。
遠くから琉球海炎祭の花火を見ている時に思ったのは、@ライブ映像と共に見た方が良い」です。
というのも、浦添城跡とかから花火を見ていても、会場の音は何も聞こえないからです。
花火と花火のインターバルの間って、結構長く、その間シーンとした状況が続きます。会場ではパーソナリティ(DJ?)がしゃべっているから良いのですが、声が届かないところからだと、ただ花火が止まっているだけです。
まだ続くのか、終わりなのかどうかも分かりません。
なので、遠くから見る時はライブ映像と一緒に楽しむのが良いと思いました。
と言っても、毎年ライブ映像があるのか分かりませんが…。
地元沖縄の人なら、誰でも知っている琉球海炎祭。小さい頃から何度もCMで見たことがあります。
会場は開催される年によって変わるので、宜野湾トロピカルビーチで開催された時には、ぜひここで紹介している穴場スポットを参考にしてください。
【宜野湾周辺のおすすめ観光スポット】