琉球海炎祭は宜野湾トロピカルビーチで行われる盛大な花火大会で、10,000発もの花火が打ち上ります。昔から行われている人気の花火大会です。
ただ、人がたくさんいるのが苦手、渋滞は嫌だ、恋人とまったり花火を楽しみたいという人は穴場スポットがおすすめ。
ここでは、琉球海炎祭がよく見える穴場スポットを紹介すると共に、穴場スポットだけどいかない方が良い場所についても紹介します。
※会場である宜野湾トロピカルビーチは低い位置にあるのに加えて、周囲には高い位置から見下ろせるところがあります。
琉球海炎祭の花火を見たい人におすすめの穴場スポット【車の人向け】
※()内は宜野湾トロピカルビーチから車でかかる時間です。
浦添大公園の展望台(車で約9分:約3.9km)
浦添大公園は高い位置にあるため、公園内の色々な場所から宜野湾トロピカルビーチからの花火が見えます。
おすすめは展望台。
展望台の近くには駐車場があるので、車を使えば楽に展望台に行くことができます。夜景スポットとしても有名な場所ですから、花火+夜景も楽しめます。
穴場スポットとはいえ、当日は花火を見に来た人がいる可能性があります。
そんな時には、以下の4つの場所に行ってみると良いでしょう。
・もう少し階段を下りて右側にある展望台
・駐車場の入り口から見て、右の方にある道を5分くらい歩いた所にある橋
・その橋を少し過ぎて、左側にある道からいける展望台
浦添大公園は敷地が広く、高台にあるからか色々なところから景色が見られます。人が多い時や時間的に余裕があるのなら、良いポイントを探してみてください。
ただ、敷地内はかなり広く、初めて訪れた人にとっては道が分かりにくいです。ましてや、花火が打ち上る時間帯は暗くなっているので、歩き慣れていない人だと迷ってしまうかもしれません。
浦添大公園は心霊スポットとも言われるくらい、暗くて怖いです。
他の場所を紹介したのですが、土地勘がない人はあまり離れすぎない方が良いです。
ちなみに、私は夕方に何十回も歩いている場所ですが、心霊的な意味で怖いと感じたことは一度もありません。暗くなったら街灯も少なくて怖いのですが…。
上でも言ったように、展望台は夜景スポットとしてもよく知られています。展望台の近くならそこまで怖くないと思います。
浦添大公園に向かう時、気を付けて欲しいことがあります。
浦添大公園はかなり広く、グーグルマップで検索してルートを出すと、展望台の下の方に案内されます。
下の方でもちょっと登れば十分花火は見えるのですが、薄暗いですし、せっかくなら一番上(展望台)で見た方がキレイです。
なので、必ず浦添大公園の展望台を検索してください。
下のグーグルマップは浦添大公園の展望台へのルートに案内しています。
浦添城跡の下の方(車で約13分:約4.8km)
浦添城跡の下の方には駐車場があり、その近くには浦添城跡に続く坂道があります。
その坂道を少しのぼって後ろを振り返ると、宜野湾全体を一望できるくらい美しい景色が広がっています。そこから花火を見ることができます。
デメリットは駐車場の停められるスペースが小さく、7~8台までしか停められないこと。同じように花火を見る目的で来た人が多かった場合、車を停められないかもしれません。
また、雨が降ってしまった場合は、屋根があるような場所がありません。雨が降りそうなら傘やカッパを持って行った方が良いです。
ちなみに、ここも心霊スポットとして知られていますが、暗くなっている時以外は怖いと感じたことはありません。
浦添城跡
浦添城跡の近くに、ようどれ館というところがあります。その入り口を過ぎた場所に駐車場があり、そこから歩いて浦添城跡に行けます。
車が入れないように鉄の柵(?)があるところを歩いて行くことになります。
かなり高い位置にあり、花火だけでなく夜景も楽しめます。遮るものもないので、反対側の夜景も楽しめますし、夏の夜風も気持ちが良いです。
東屋やベンチがあり、座った状態で琉球海炎祭を見れます。
ただ、上の方にのぼるまでの道は暗いので、怖がりな人にはお勧めできません。こちらも日中や夕方に訪れた時に、怖いと感じたことはありません。
嘉数高台公園(車で約12分:3.9km)
嘉数高台公園も宜野湾市を一望できるくらいの高台にあり、展望台は3段になっていて、一番上まで登れば360℃、美しい夜景が見えます(1段目・2段目は木があって景色が見えにくいです)。
ここから、琉球海炎祭の花火が見えます。
デメリットは展望台自体は狭いこと。7~8人くらい人がいたら、窮屈に感じてしまいます。そもそも、広さ的に数人が同じ方向を見るのは難しいので、人が多いなら諦めた方が良いです。
1段目・2段目からも見えますが、やっぱりキレイに見える最上階がおすすめです。
あと、展望台までは↓この階段をのぼっていく必要があります。普段運動しない人は結構体力を奪われます。
嘉数高台公園も夜景スポットとしても有名な反面、心霊スポットとしても有名です。
明るい時間に行くと、日がよく入ってきますし、風通しが良くて気持ち良く怖いという感じは一切しませんが、怖がりな人にはおすすめできません。
アラハビーチ(車で約12分:約4.8km)
アラハビーチは高台ではないのですが、琉球海炎祭の花火まで遮るものがないので見やすいです。
駐車場も無料で利用できますし、150台停められるくらい広いです。
アラハビーチ自体も広く、人がそこそこ集まっていても見る場所に困ることはないでしょう。ただ、アラハビーチは北谷ということもあり、人がたくさん集まる可能性があります。
人によく知られているという意味では穴場ではないかもしれませんが、夜に人が来ることは少ないです。
それから、雨をしのげる場所がないので、天候次第では傘やカッパを用意しておきましょう。
謝苅公園(車で約16分:約7.2km)
謝苅(じゃーがる)公園は高台にあり、そこから北谷町を一望できます。夜景がキレイとして地元では有名な場所です。普段からカップルを多く見かけます。
駐車スペースは10台くらいしか停められないのですが、なぜか他のサイトでは紹介されていないので、狙い目かもしれません。
桃原公園を紹介しているサイトを多く見かけました。正直、人さえいなければこっちの方が距離的にも近く、駐車場からほとんどあるかなくて良いので、謝苅公園の方がおすすめです。
ほとんどあるかなくても良いというか、車の中に居ながら見ることもできます。雨が降った場合は車内から楽しんでください。
※グーグルマップだと下の駐車場に案内され、上までのぼらないといけません。上への駐車場は、下のグーグルマップを活用してください。
他サイトで紹介されているけど、おすすめできない穴場スポット
桃原公園(車で約20分:約8.6km)
桃原公園にある展望台は高台にあり、360℃高い位置から景色を見ることができます。
ここでも、夜景と花火を同時に楽しむことができる良い場所ではあるのですが、おすすめできない場所として紹介している理由は、展望台が狭いからです。
同じ方向を見るなら、4人くらいでいっぱいいっぱいになってしまいますので、人が集まってしまった場合は花火を見ることは難しいでしょう。
仲が良い人同士なら、ギュウギュウになって6~8人くらいで見られるかもしれませんが。
あと、上は空いているので雨が降ったら濡れてしまいます。
それでも、桃原公園で見たい!という人のために、桃原公園へのルートを紹介します。
ラウンドワン宜野湾店
トロピカルビーチから目と鼻の先にあるラウンドワン宜野湾店。
ですが、花火を見る目的での駐車はできません。
以前、ラウンドワンに遊びに行った時、たまたま近くで何かのイベントが行われていていました。車で駐車場に入ると、店員さんが近づいてきて「ラウンドワンに行くんですか?」と聞いてきました。
普段は店員さんが立っているなんてことがないので驚きつつ「はい」と答えると、駐車場に入れてくれました。
恐らく「花火を見に来ました」と言ったら駐車できなかったでしょう。
駐車場の最上階から見る花火は、すごい近いからキレイなのかもしれませんが、お店に迷惑がかかってしまいます。
実際、店員さんが立っていた日は駐車場にたくさん停まっていました。きっと嘘をついて駐車した人が多かったのでしょう。
コンベンションシティ
ラウンドワン宜野湾店の隣にあるコンベンションシティも、同様の理由でおすすめできません。
当日は混雑しているし、もともと人気のあるスーパーなので、他のお客さんの迷惑になってしまいます。
MEGAドン・キホーテ宜野湾店
MEGAドン・キホーテ宜野湾店も同じ理由でおすすめできません。
というか、そもそも周りに高い建物が多いので、花火が見えにくいです。正直、なんで穴場スポットとして紹介されているのか謎です。
【徒歩の人向け】琉球海炎祭の花火が見られる穴場スポット
ハッピーモア市場トロピカル店近くの海(徒歩約23分:1.9km)
ハッピーモア市場トロピカル店の目の前には、海が広がっています。
そこからトロピカルビーチの方を見ると、琉球海炎祭の花火が見えます。最後はちょっと暗めの道を歩くことになりますが、ほとんど大通りから歩くことができます。
天然温泉アロマの裏にある海(徒歩約28分:2.8km)
MEGAドン・キホーテ宜野湾店の近くに、海が見える場所があり、そこからなら近い距離で花火がよく見えます。海に反射した花火も美しいです。
ドン・キホーテを過ぎたあたりから道が暗くなりますが、近くにドンキがあるのでトラブルが起こるリスクは低いと思われます。
とはいえ、夜道なので十分に注意して行動してください。
天然温泉アロマというお店の駐車場の入り口を過ぎたあたりにあるので、そこを紹介します。
まとめ
地元沖縄の人なら、誰でも知っている琉球海炎祭。私は行ったことがなかったのですが、小さい頃から何度もCMで見たことがあります。
会場は開催される年によって変わるので、宜野湾トロピカルビーチで開催された時には、ぜひここで紹介している穴場スポットを参考にしてください。