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【知っておくべき!】車のドアハンドル(ドアノブ)の種類と特徴

車 ドアハンドル 種類
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あなたは車を選ぶ時どこ(何)をチェックしていますか?

・車種
・年式
・走行距離
・グレード
・装備
・価格
・傷、汚れ など

見るべきところはたくさんありますが、案外見られていないのに重要な部分があります。それはドアハンドル(ドアノブ)です。

デザインや静音性、使い勝手などに影響する部分であるにもかかわらず、そこまでチェックせずに購入を決めている人は多いです。

ドアハンドルは車に乗り込むたびに使う部分ですから、使い勝手や耐久性はよく見ておくべき。

ここでは、車のドアハンドルの種類と特徴についてお話します。

車のドアハンドルは主に2種類ある

フラップタイプはデザイン性、静音性が高い

フラップタイプ

昔から車に乗っていた人なら、手を下から入れて引っ張る「フラップタイプ(もしくはフラップ型・フラップ式)」をイメージする人が多いでしょう。

私もその一人で、これまで乗った車のドアハンドルはフラップタイプばかりです。

フラップタイプの良い部分はデザイン性と静音性の高さにあります。デメリットは破損しやすいことです。

それぞれ解説していきます。

ドア全体に溶け込んでデザインの邪魔をしない

これがフラップタイプのドアハンドルです↓。

フラップタイプ

そしてこれがグリップタイプのドアハンドルです↓。

グリップタイプ

こうして見比べてみると分かると思いますが、グリップタイプは少し離れて見てもドアハンドルの部分が目立ってしまいます。

その点、フラップタイプは近くで見てもそこまで目立ちません。ドアと同じ色であれば目立たずにデザインに溶け込みます。

風切り音が発生しづらく静音性が高い

フラップタイプは空気抵抗が少なく、風切り音が減少することで静音性が高いです。

エンジン音が小さな車なら静かで快適なドライブが楽しめるでしょう。

破損しやすい

見た目や音というメリットはあるものの、破損しやすいと言われています。

特に、凍結しやすい地域では破損するリスクが上がるそうです。

私が住んでいる地域は凍結とは無縁なのですが、両親が乗っている車のドアハンドルが破損していました。運転席側が壊れたせいで助手席から乗り込んでいました。

とはいえ、その車自体古かったからというのもあるかもしれませんが…。

私が新車の時から乗っている車は、現在15年以上乗り続いているにもかかわらず、一度も破損したことはありません。

丈夫になったのか凍結しやすい地域じゃないからかは不明ですが。

手袋をした状態では開けにくい

フラップタイプは隙間が小さいので、手袋をした状態だとドアを開けにくいです。

かと言って、手袋をするほど寒い時に素手で触ると冷たいですし、場合によっては手がくっついてしまう恐れがあります。

なので、凍結するほど寒い地域では選ばない方が良いかもしれません。

グリップタイプは力を入れやすく使い勝手が良い

グリップタイプ

「グリップタイプ(またはグリップ型・グリップ式)」は棒状の取っ手を握ってドアを開けられるドアハンドルです。

最近ではグリップタイプが増えているので、20代の人は車のドアハンドルと言えばこっちの印象が強いかもしれませんね。

グリップタイプは開けやすい、耐久力があるというメリットがあり、傷つけてしまう恐れがあるというデメリットがあります。

それぞれ解説していきます。

上・下どっちからでも開けられる

グリップタイプは上下どちらからでも開けられます。逆手でも順手でも開けられるので、自分にとって握りやすい掴み方で開けられます。

また、隙間が大きいので手袋をした状態でも開けやすいです。

力を入れやすい

フラップタイプは上に引き上げて、手前に引くという二つの動作が必要になるのに加えて、親指以外の4本以外で開けることになります。

その点、グリップタイプは5本の指でギュッと握りしめることができ、そのまま引っ張るだけなので力を入れやすいです。

体力のある人が実感することはないと思いますが、力の弱い子どもや高齢の人は、グリップタイプの方が空けやすいと感じられるでしょう。

耐久性がある

グリップタイプは弱い力でも開けやすいことから、破損しづらいと言われています。

「前に乗っていた車のドアハンドルは頻繁に破損して嫌だった…」という人は、グリップタイプを選んだ方が良いかもしれませんね。

ネイルをしていると傷がつくことがある

ネイルをしている人や爪が長い人は、隙間に指を入れるときに車やネイルを傷つけてしまう恐れがあります。

よくネイルをする人は手袋をするとか傷つけてしまわないような工夫をした方が良いでしょう。

現在はグリップタイプが主流になっている。その理由とは

グリップタイプ 主流

使い勝手が良いから

グリップタイプは力を入れやすい、上・下のどちらから手を入れても開けられるなどの特徴があります。

誰にでも開けやすいというのはやはり便利ですから人気も出ます。

事故の際に救出しやすい

事故を起こした際にドアが開かなくなってしまうことがあります。その場合、グリップタイプならロープを使って引っ張ることができます。

緊急を要する時に、ロープを使って引っ張ることができたなら、救助できる幅が広がるということです。

事故を起こした時、内側からドアが開かなくなる、乗っている人が気を失ってしまうことは十分考えられること。もしものときに助けやすいのは、救助する側もされる側もありがたいことなのです。

スイッチやアンテナを内蔵しやすいから

スイッチやアンテナを内蔵するためにもグリップ型の方が良いと言われています。

スマートキーを持っているだけで自動的にドアロックが解除されるシステムを採用している車が増えています。

そのため、グリップタイプのドアハンドルが増えているそうです。

まとめ

万が一の時、使い勝手の良さなどを考えると、グリップタイプの方が良いでしょう。実際、グリップタイプが主流になっていると言われていますし。

もちろん、全てグリップタイプの方が勝っている訳ではなく、デザイン性や静音性においてはフラップタイプの方に軍配が上がります。

選ぶ基準、決め手となる理由は人によって違いますので、あなたが「コレが良い!」と思えるものを選びましょう。

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