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隣人からの嫌がらせ!仕返しをしたくなったら絶対見てください

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隣人・向かい・近所の人がどんな人なのかは、引越しをして実際に暮らしてみるまでは分かりません。ほぼ運任せです。

生活音がうるさいとか、マナーを知らないくらいなら、まだなんとか我慢もできるかもしれませんが(それもそれで十分ムカつきますが…)、意図的に嫌がらせをされたとなったら、何か仕返しをしたくなるのは当然です。

ネット上では、近隣トラブルで仕返しをした話をスカッとしたかのように書いているサイトを見かけますが、それだけは絶対やってはいけません。

ここでは、仕返しをするリスク、嫌がらせをされた時の正しい仕返しの方法を説明します。

隣人の嫌がらせに対する正しい対処法

嫌がらせへの対処法

嫌がらせへの対処をする時の鉄則は、自分で解決しないこと。

当人同士の話し合いだと、感情でぶつかり合ってしまうリスクが高く、そうなると解決に向かう可能性は低いです。そもそも、嫌がらせをしてくるような人間性なのですから、話し合いが通じるとは思えません。

話し合いをしようと試みても、逆効果になってしまったり余計なトラブルに発展してしまう可能性の方が高いです。

ですから、必ず第三者の力を借りて問題を解決しましょう。

ここでおすすめしているのは以下の2つの対処法です。

証拠をとっておく

誰かに相談する場合、裁判に発展した場合を考えておきましょう。その時音声や監視カメラの映像記録があれば有利になります。

他にも、嫌がらせの張り紙や手紙、脅迫文など、物による嫌がらせを受けた場合には保管しておいてください。

こうした証拠があれば、あなたの正当性が認められる確率が大幅に上がります。

物や映像、音声などを用意できなかったとしても、記録があればそれが証拠としてあなたに有利になる可能性があります。

日付、時間、どんなことをされたのかをできるだけ客観的に書いてください。感情的になってしまうと、あることないこと書いてしまうかもしれませんから、第三者視点で書くのがポイントです。

専門機関に対応してもらう

大家さんや市役所・区役所の職員に相談すれば、あなたの代わりに掛け合ってくれます。

警察官や弁護士に相談する手もありますが、最初は警察官や弁護士に相談するよりも、市役所・区役所の職員に掛け合ってもらった方が良いと言われています。

最初は市役所・区役所の役員に相談して、もし嫌がらせがひどくなった場合には、警察官や弁護士を頼りましょう。

隣人から嫌がらせを受けた時にできる対策

嫌がらせ 対策

専門機関に相談した方が良いとはいえ、

・なかなか重い腰が上がらない
・専門機関に相談するのに抵抗がある
・できれば自力で何とかしたい
・忙しくて相談しに行く暇がない

などの理由で、なかなか動けない人もいるでしょう。

そんな時とれる対策について紹介します。

接触する機会を減らす

単純に接触する機会を少なくすれば、暴言を言われたり、不快な行為をされるなどの回数を減らせます。

相手が外にいない時間帯が分かるなら、その時間帯に合わせて帰宅してください。接触する機会を減らせますので、嫌がらせの頻度を減らせるでしょう。

嫌がらせをする為に、わざわざ時間を合わせてくることもないでしょう。もし、時間を合わせてくるのであれば、帰宅時間をこまめに変えて分かりにくくなるように調整してみてください。

気にしない(ふりをする)

下で詳しく説明していますが、嫌がらせをする人は何らかの反応が欲しいと考えています。なので、無反応だと面白くないと感じて、諦めるかもしれません。

騒音とか直接的な悪口などを完全に気にしないのは難しいのですが、表面上だけでも無反応のフリをしてみてください。「面白くない」と感じさせることができたらあなたの勝ちです。

隣人が目の前にいる時だけでも、顔には出さないようにすると効果的です。何事もなかったかのように挨拶するのも良いかもしれません。

ただし、無視し続けることでさらに悪化してしまうのであれば、引越しを検討した方が良いでしょう。

引越しする

嫌がらせを受けている状況というのは、すごくムカつきますよね。ですが、イライラすることだけが問題ではなく、直接的な暴力が牙を向くかもしれないという怖さも忘れてはいけません。

特に、力の弱い人(妻や子ども)と生活している場合は、自分がいない時を狙われないか心配だと思います。

なので、無理に戦おうとするのではなく、引越ししてしまうのも一つの手段です。逃げるが勝ち…ですね。

引越しをするのは、相手に負けたようで悔しいと思うかもしれません。一矢報いたいというか、仕返ししたいという気持ちに駆られるのもよく分かります。

ですが、嫌がらせにイライラしたり、怯えたりして暮らし続け、ようやく勝利できたとしてもあなたに残るものは何でしょうか。うまく相手を追い出せたとしても、住んでいる場所がバレている以上、本当の安心はできないかもしれません。

いつか復讐される可能性もありますし。

逃げるように引越しをする…と考えると確かに悔しいかもしれませんが、その悔しさは一時的なものです。

引越しをして、自宅でゆっくりと自分の時間を過ごす。そんな快適な生活を送っていると逃げて良かったと心から思えるでしょう。それこそが本当の意味の勝ちなのではないでしょうか。

合法的に仕返し・復讐をする方法はある?

合法 仕返し

リスクの高さから、当サイトでは仕返しや復讐はしない方が良いと伝えています。

とはいえ、合法的に仕返しや復讐をする方法がないわけではありません。

嫌がらせで返してしまうと、嫌がらせの応酬になってしまうため、あくまでトラブルを起こすリスクの低い方法を紹介します。

普通に挨拶をする

隣人が意図的に嫌がらせをしていた場合、あなたに対してどんな影響を与えたかを見るのを楽しみにしています。別の言い方をするなら、自分がやったことに対する成果を期待していると言えます。

つまり、あなたがイライラしている、もしくは落ち込んでいる様子を見せてしまうと、隣人は嬉しくなるということです。

逆に、何事もなかったかのような様子なら、嫌がらせをした方が不快な思いをします。

想像してみてください。もし職場にムカつく部下がいたとして、あなたが嫌味で「お前は本当に仕事ができるよな」と言った時「そっすか」と、なんとも思っていないような態度を出してきたとしたらどう感じますか?

きっとイライラしてしまうと思います。

それと同じで、嫌がらせに対して、何事もなかったかのように振る舞うのは仕返しとして十分な効果が期待できます。

本当は嫌がらせに相当怒りを感じているかもしれません。ですが、普通に挨拶をすることが合法的に仕返しができる方法なので、一時的な我慢だと割り切ってみてください。

見た感じではわからないかもしれませんが、きっと精神的なダメージを負っているでしょう。

嫌がらせをする人の心理は引きずり落とすこと

嫌がらせをする人は自分と同じところまで引きずり落としたいと思っています。

隣人が嫌がらせをするパターンで言えば、自分が不幸だからあなたも同じように不幸にしたいと思っていると考えられます。

要するに、あなたが怒り狂って仕返しや復讐を実行するというのは、隣人にとっては思うつぼなのです。怒るとか落ち込むという行為は、不幸になっていると証明しているようなものですから。

それってすごく不快ではありませんか。

「お前と同じステージには行かないよ」となんとも思っていない態度で意思表示されると、レベルの差を感じて傷つきます。

あなたが実行に移さなくても、というか実行に移さないからこそ、隣人にとっては屈辱を感じるのです。

心の中で見下す

直接的に仕返し・復讐をしたい人にとっては役に立たない方法です。

心の中で本気で見下すことで、だんだん気持ちが落ち着いてくることがあります。

周りの人に嫌がらせをするような人間は、人生の何かでつまづいている証拠です。

もし、順風満帆な人生を送っていたら、わざわざ隣人に嫌がらせをするようなストレスの発散方法を取るでしょうか。

幸せな生活を送っているのに、隣人に嫌がらせをするとは考えられません。いたとしたらかなりの変人です。

そもそも、そんな不健全な発散方法を実践している時点で、考える能力が低いということです。考える能力が低い→人生も思い通りにいかない。

あなたはそのはけ口に選ばれただけで、本当にかわいそうなのは、どうあがいても上手くいかないと思い込んでいる隣人の方です。

自分と向き合い、前を向いて努力をしない限り人生を変えることなんてできないのに、それすら諦めている隣人は辛い人生をこの先も送っていくことになります。

嫌がらせをしても何一つ変わることないのにも一生気付かず…。

こんな感じで、隣人のことを心の中で徹底的に見下していると、だんだん隣人がかわいそうに感じてきて、同情すら感じるようになるかもしれません。

正直、スッキリする方法ではありませんが、大きなトラブルに発展して、あなたが事件に巻き込まれるよりはいいかと思います。

発端はあなたかも…

嫌なことをされると、仕返しや復讐を考えてしまいがちですが、そもそも誰から始まったことなのか?と考えてみるのは大切です。

常識やマナーというのは、人によっても変わりますし、地域によっても大きく変わることは珍しくありません。

例えば、隣人が寝ている時に掃除機をかけたり洗濯機を回した(隣人が昼夜逆転の生活をしていた)、これくらい良いだろうと思って玄関の前に粗大ごみを置いていたなど。

また、あなたが無意識・無自覚のうちに隣人を不快してしまったかもしれません。

例えば、風で飛ばされたあなたのゴミが隣人の玄関に転がっていた、控えめに聞いていたはずの音楽が隣の部屋に響いていたなど。

その仕返しとして隣人はあなたに対して嫌がらせをしている可能性もゼロではありません。

元々はあなたから隣人を不快にしていたのに、それに対してやり返してしまったら悪者はあなたということになってしまいます。それだけは避けたいことですよね。

それに、相手から仕掛けてきていたとしても、あなたが仕返しをしてしまうと、相手と同じ土俵に立ってしまうことになります。

家の前にゴミを並べて道を邪魔する隣人【体験談】

隣の人(夫婦)は年齢も20歳前後で、集合住宅に住んだことがないのか、それとも初めての一人暮らし(二人暮らし?)で勝手がわからないからか非常識なことをよくやっていました。

その中でも個人的に不快だったのが、家の前にゴミを並べること。

ガスコンロやテレビラック、虫かご、虫取り網、デッキブラシなどが常に置かれている状態。明らかにゴミなのにいつまでも粗大ゴミとして出さず、いつまでも置かれている状態です。燃えるゴミを出す前日は燃えるゴミが外に出されています。

私が家に帰る時や出かける時には、その部屋の前を通らないといけません。

隅っこにゴミが置かれているだけなら、通る時に邪魔することもないので問題ありません。正直、目には付くのですがもう慣れました。

ですが、風で倒れたのか虫取り網やデッキブラシが倒れて、通り道を邪魔することがたびたびありました。それがすっごくムカつくのです。重い荷物を持って家に帰る時なんかは、足にかからないように注意しないといけないし。

隣人自身は虫取り網やデッキブラシが倒れても全く影響を受けないからか、倒れた状態をずーっとそのままにしていました。家から出入りしたら見ているはずなのに。

元の位置に直そうかとも思ったことがありますが、その瞬間を見られてトラブルになるのも嫌ですし…結局は泣き寝入り状態。心の中で「早く片付けろよ!」と思うだけでした。

復讐…というと大げさですが、せめてもの仕返しとして柄の部分を踏みつけていました。それでも、隣人にとってはゴミなんだから痛くもかゆくもないと思いますが。そもそも、私が踏んだことに気が付いてもいないと思いますし。

他にも、台風の翌日にテレビラックのガラスが割れて飛び散っていたり…。何ヶ月もその状態で放置していたし。通るたびにイライラしていたので結局私が片づけました。

でも、当の本人はきっとなんとも思っていないのだと思います。だから、私が仕返しに何かした場合、隣人にとっては私が悪者ということになっていたでしょう。

ちなみに、その隣人は夜逃げしてしまって、ゴミはそのままの状態で放置されています。不動産屋さんは何かしてくれないのだろうか。

本当に嫌がらせ?

本当に嫌がらせ?

私の体験談のように、隣人が無意識のうちに迷惑行為をしてしまっている場合があります。

実家暮らしの時は一軒家に住んでいて、集合住宅でのマナーが分からないとか、これくらい大丈夫だろう(もしくは外に音が漏れていないと思い込んで)と騒音を出していたり。

不快なことをされたあなたにとって、ただの嫌がらせのように感じているかもしれませんが、実際は何も意識していないだけかもしれません。

もしかしたら、そのことを指摘したら素直に聞いてくれる可能性もあるのです。

とはいえ、良好な関係を築けそうにないのなら、直接的に関わるのはなるべく避けた方が良いのですが…。

本当に嫌がらせのつもりでやっているかどうかについても、よく見ておく必要があるでしょう。

隣人の洗濯機の排水がウチのベランダに流れ込んでくる【体験談】

上で話した隣人と同一人物です。

隣に引越ししてきて間もない頃、隣の洗濯機の排水がウチのベランダに大量に流れてくるという日々が続きました。

隣人の反対側の家のベランダにも流れてしまうくらい大量に流れていました。そのせいで、私が犯人だと勘違いした反対側の隣人に睨まれました(後日誤解は解けました)。

元々、私が住んでいるアパートは排水の流れが悪いので、雨が降った後はしばらくベランダに水が溜まっているということは珍しくありませんでした。

ただ、前の住人が洗濯機を使っても、排水がウチのベランダに入ってくるようなことはありませんでした。

しばらく人が住んでいなかったとはいえ、わずか2~3ヶ月の間に排水溝の流れがこんなに悪くなることはあるのか?

なんて考えながら、毎日のように流れ込んでくる排水にイライラしていました。

隣人は排水がベランダ中に広がっても気にしないタイプの人間なのかと思って、このままずっと我慢しないといけないのかと思っていたら、ある日ベランダとベランダの境目にブロックが置かれているのが見えました。

隣人は隣人で何とかしようとしていると分かったら、少しイライラが収まりました。

ある日突然排水が流れてこなくなりました。直接話をした訳ではないので分かりませんが、排水ホースの使い方を知らなかっただけみたいでした。

こんな感じで、本人に悪気がなくても、周りの人に迷惑をかけてしまうことがあるので、嫌がらせとしてやっているのか、意図せずにやっているのかを判断するのは大切なことだと思いました。

仕返しをするリスク

仕返し リスク

暴力を振るわれる

お互いがお互いを嫌い合い、嫌がらせをし合う。最終的に行きつく先は暴力である可能性は決して低くありません。

暴力によってケガをしてしまっては、近所の人への仕返しに成功したとしても身体的にも精神的にも辛い状況に追いつめられるのは間違いありません。そんな怖い人が隣で生活しているのですから。

仮にあなたが殴り合いで勝てたとしても、逮捕されてしまえばあなたが悪者です。

例え、暴力に正当性が認められたとしても、あなたの人生が大きく狂わされるのは間違いありません。

正当性が認めてもらえなくなる

やり返したら、結局あなたも同じことをしている人でしかありません。それが第三者から見た印象になります。

つまり、どっちもどっちみたいに言われてしまうのです。それってあなたにとっても悔しいですよね。

「あっちから仕掛けてきたからやり返しただけだ!」と、どんなに声高に叫んでも誰にも伝わらなくなってしまいます。

自分は間違えていないのに、周りからDQN扱いされてしまうかもしれません。

ずいぶん前の話ですが、騒音おばさんで有名なあの人は、当時は頭がおかしいとか悪者かのように報道されていましたが、実際は相手が悪かったのだとか…。

マスコミが報道しない騒音おばさん事件の真相

大きな事件に発展する可能性がある

人の怒りが頂点に達すると、普段どんなに温厚な人でも殺意が湧いてきます。そうなると何をするのか分かりません。

近隣トラブルで命を落とす事件も珍しくありませんので、あなたがそうならない為にも直接的な復讐や仕返しを考えてはいけないのです。


嫌がらせを受けたら、自らの手で仕返しをして痛い目を見せたいと考える気持ちは分かりますが、こうしたリスクを考えると、復習や仕返しは考えない方が良いと言えます。

と言っても、泣き寝入りを推奨しているわけではありません。泣き寝入りをするとやり場のない怒りや強いストレスを抱えてしまうことになりますから、いつか爆発してしまうのは目に見えています。

ですから、正しいやり方で対処し、安全かつ確実にやめさせましょう。

ちゃんとした方法で対処すれば、あなたは安全な場所から合法的に復讐・仕返しができるでしょう。

まとめ

自分でできることは本当に少ないです。というかあまりおすすめしません。変にこじらせてしまうと事件に発展してしまうリスクもありますから。

それよりは、さっさと引越しを決めるか、専門家に相談することをおすすめします。

 

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