次元大介の声優が、小林清志さんから大塚明夫さんに世代交代するということで、話題になっています。
僕は声優が好き…というとちょっと違うかもしれませんが、好きな声の声優や演技が上手な人など、好きな声優がたくさんいます。
大塚明夫さんは好きな声優の一人で、実力はもちろん、声優としての心構えもスゴイなと思います。父(大塚周夫)も声優だったからかもしれません。
小林清志さんの次元大介は渋くてカッコよかったのですが、大塚明夫さんの次元大介も、きっと渋くてカッコよくなることでしょう。そもそも声がすごくカッコいいですしね。
今、声優の世代交代について話題になっているので、世代交代で話題になったキャラクターの紹介、声優の世代交代についてお話をします。
ドラえもんの声優が一斉に変わった当時は、かなり話題になりましたよね。メインキャラクターの5人を紹介します。
僕は前の世代のドラえもんで慣れ親しんできたので、声優が一気に変わると聞いたときは、ショックを受けました。
2005年に世代交代が行われたので、あれから16年以上も経っているんですね。僕は世代交代が行われた頃には、ドラえもんを見なくなっていました。
そのせいか、たまにテレビから流れてくるドラえもんを観た時は、いまだに違和感があります。
20歳前後の人は、前世代のドラえもんの方が違和感があると思いますが。
『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけと野原ひろしも声優が変わるということで話題になりました。
矢島さんの演じるしんのすけは、人のモノマネを見ていると上手いと思っていたのですが、声優が変わると分かりますね。
矢島さんは元々低めな声質なので、小林さんのしんのすけは、ちょっと高いなぁと感じてしまいます。
藤原さんが野原ひろしの声を約24年務めていたこともあって、ひろし=藤原さんのイメージがついてしまっていました。
それだけに、森川さんが演じると聞いたときは、正直不安がありました。声質が全然違いますから。
ですが、森川さんが藤原さんに寄せているので、ほとんど違和感ないのはすごいと思います。ただ、長年勤めていたこともあって、個人的にはやっぱり藤原さんの方がしっくりきます。
毛利小五郎は1~548話まで神谷明さんが行っていて、553話以降は小山力也さんに引き継いでいます。
神谷さんはキン肉マンやケンシロウ(北斗の拳)、冴羽獠(シティーハンター)、流竜馬(ゲッターロボ)など、有名なアニメの主役をたくさん務めてきました。
声のバリエーションも豊富で、シリアスなキャラからギャグ系のキャラまで幅広く活躍しています。
後継者の小山さんは、アニメではハクオロ(うたわれるもの)、鷹村守(はじめの一歩)などをやっているのですが、吹き替えでも多く活躍しています。
有名なのが海外ドラマの『24』の主役、ジャック・バウアーなどを務めました。
僕個人としては、どちらも好きな声優です。低くて渋い声質をしているので、毛利小五郎にしっかり馴染んでいる感じもします。
後任の声優が何かしら言われるのは仕方のないことかもしれません。
長年慣れ親しんだキャラクターの声が、ある日突然変わると違和感を感じるのは当然です。キャラの見た目は変わらない訳ですし。
声優の人にとっても、前任の培ったイメージを変えないように、声や演技を似せようとしても、完コピできる訳もないで、難しいと思います。
また、視聴者にとってもキャラと声のイメージが定着しているのですから。
声優の世代交代は長寿番組であるほどに、声優自身の声質や体力的な問題から、続けるのが難しくなることもあります。
結局は視聴者が慣れるしかないと思います。
マンガの原作があってアニメ化した時、「思っていた声と違う」と思ったとしても、ずっと聞いていると慣れてくるものです。
それと同じで、交代してもしばらく聞き続けていたら、次第に慣れてきます。
「やっぱり違うなぁ」と、依然と比べて不満を感じるより、その作品を楽しむことに集中した方がずっと楽しめますよ。
小林清志さんの次元大介は、渋くてカッコいいですよね。声だけであの渋いキャラクターに命を吹き込むのですから、声優って本当にすごいです。
バトンを渡された大塚明夫さんのプレッシャーもハンパではないと思います。
声優の世代交代が起こるたびに、話題になっているのですが、バトンを渡された方のプレッシャーもスゴイのではないでしょうか。
そのプレッシャーに負けずに頑張って欲しいですね。
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