私はアニメやラノベが好きなんですが、タイムスリップやタイムリープなんて言葉はよく出てきます。
この違いに関してあまり深く考えたことがなく、なんとなくで見ていたのですが、その違いが分かったら大分イメージしやすくなってストーリーが楽しめるようになりました。
アニメやラノベに限らず、映画やドラマなどでも出てきますから、この違いを知っておいた方が良いですよ。見方がガラッと変わりますから。
ここでは、タイムスリップとタイムリープの違いを、有名な作品を紹介しながら説明します。
※作品によっては作中で定義が違う場合があります。
タイムスリップとタイムリープの違いを簡単に説明するなら、体ごと時間移動するのか意識だけが時間移動するのかの違いです。
タイムスリップは、何らかのきっかけによって体ごと時間移動することを言います。
体ごと時間移動しますので、1日前に戻ったとしたら、その日の自分に遭遇する可能性があるということです。
作品によって、意図的にタイムスリップするパターンと、階段から落ちた拍子に過去に行くというように、事故によってタイムスリップするパターンがあります。
タイムスリップに関しての解釈は色々あり、意図的に時間移動するのはタイムトラベル(もしくはタイムトリップ)、意図しない場合はタイムスリップと分けている場合もあります(このパターンの方が多いかも…)。
タイムスリップとタイムトラベルに分けて、有名な作品を紹介します。
【タイムスリップが起こる作品】
・JIN-仁
・漂流教室
・戦国自衛隊
・信長協奏曲
・犬夜叉
・ジパング
・ファイナルカウントダウン
・テルマエ・ロマエ
など
【タイムトラベルが出る作品】
・バック・トゥ・ザ・フューチャー
・ドラえもん
・キテレツ大百科
・クロノトリガー
・涼宮ハルヒの憂鬱
など
タイムリープは体ではなく、意識が時間移動することを言います。
例えば、1日前に戻った場合でも意識だけが戻っていますので、過去の自分に遭遇する可能性がないということです。
また、タイムスリップやタイムトラベルのように、自分の体がある時間までしか移動できませんので、自分が存在しない時間軸には移動できません。
作品によってはタイムスリップと定義している場合がありますが、ここでは意識だけが移動する作品を紹介します。
【タイムリープが起こる作品】
・Steins;Gate(シュタインズゲート)
・時をかける少女
・僕だけがいない街
・魔法少女まどか☆マギカ
など
今なお語り継がれる『涼宮ハルヒの憂鬱』の『エンドレスエイト』。
ラノベでは1話で終わっていたのに、アニメではほぼ同じストーリーが8話に渡って放送され、ネットでもいつ終わるのかと話題になりました。
それはさておき、エンドレスエイトのように同じ期間が何回もループする、いわゆるタイムループものも、一種のタイムリープと言えるでしょう。
タイムループは本人の意図しないところ起こり、何かの失敗をきっかけに特定の時間から再スタートするというパターンが多いです。
【タイムループが起こる作品】
・涼宮ハルヒの憂鬱
・デイ・ブレイク
・トゥルー・コーリング
・オール・ユー・ニード・イズ・キル
など
タイムスリップ系もタイムリープ系も、作品として素晴らしいものは多いですよね。
その作品をもっと楽しむためにも、違いを知っておいて損はありません。というよりもメリットが大きいです。
ただ、作品によって定義が違う場合がありますので、映画やアニメなどを見る時は、その中でどんな風に説明しているのかを見ながら判断してください。
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