あなたは、カレーに入れるたまねぎの切り方を考えていますか?
正直、私は適当な切り方で、適当なサイズに切って、カレーに投入していました。考えているとしても、たまねぎを残したい場合は大きめ、溶けても良い時は小さ目くらいです。
そんなある時、たまねぎの切り方でカレーが変わるという話を聞いたので、色々調べてみることにしました。
ここでは、たまねぎをカレーに入れる時の切り方や、その使い分けについてお話します。
たまねぎは繊維を残すのか、繊維を断つのかによって食感や甘味が変わります。
たまねぎの食感を感じながらカレーを食べたい、たまねぎの旨味をカレーに溶け込ませたいというように、目的に応じて切り方を変えてください。
繊維に沿って切る場合、形が崩れにくくなりますので、たまねぎの食感を楽しみたい人におすすめです。
本来なら辛みを残す切り方ではありますが、煮込むことで甘味のあるたまねぎが食べられます。
切る時は、たまねぎの頭を上、もしくは下にした状態で切ってください。
繊維を断つように切った場合、食感が柔らかくなって辛みが抜けやすくなります。
たまねぎの甘味や旨味がカレールーに溶けますので、カレーには向いていますが、煮込み過ぎるとたまねぎそのものがカレールーに溶けてしまうことも…。
切り方は、たまねぎの頭を右、もしくは左にした状態で切ってください。
ここからは、カレーに向いている切り方を紹介しているのですが、具体的なやり方については説明していません。
どうやってその切り方をするのかについては、以下の記事を参考にしてください。
くし切りは、リンゴやトマトを切る時のような切り方です。
大きめに切ることになりますので、煮込んでも崩れにくく、たまねぎの食感や甘味を楽しめて良いですよ。火を通したたまねぎが好きな人におすすめ。
私は、火を通したたまねぎが好きなので、くし切りでカレーを作ることも多いです。
カレー以外にもシチューや肉じゃがなどにも向いています。
半月切りは、円を半分に切る切り方です。
切る時の幅の大きさでカレーに残るたまねぎの食感が変わります。
私が半月切りをする時は、たまねぎができるだけ残るように、2~3cmと大きめに切っています。
カレールーにたまねぎの旨味を入れたいけど、食感も楽しみたいという人は、煮込み方にもよりますが1~2cmくらいで調整してみると良いでしょう。
カレー以外にも野菜炒めに向いている切り方です。
角切りは、サイコロ状にする切り方です。
カレーを作る場合、角切りにすると溶けて可能性があります。食感よりも旨味としてカレーに使いたい場合に角切りをすると良いでしょう。
私は、カレーには角切りをしたことがありませんが、たまねぎの旨味を出したい時はやってみようと思います。
カレー以外には、クラムチャウダーやミネストローネ、オムレツなどに使われます。
みじん切りは、細かくする切り方です。普通のカレーに使っても良いですが、キーマカレーに向いています。
みじん切りにすると、ほとんどたまねぎの食感は楽しめないのですが、たまねぎの旨味がカレールーに溶け込みます。
私は、たまねぎが溶けてトロトロになったカレーが好きです。いつもより濃厚に感じられますから。
カレー以外には、ミートソースやハンバーグ、餃子のタネなどに使われます。
カレーに限らず、たまねぎを煮込む時は切り方で出来上がりが変わります。
溶け込ませたいのか、食感を残したいのかでたまねぎの切り方を変えてみてください。まるで違う料理のように…というと大げさですが、結構印象が変わるはずですよ。