夜中にお菓子を食べ過ぎてしまった時の絶望感や罪悪感は、本当にすさまじいものがありますよね。
次の日を迎えた今、どうにかしたいと思って、慌てて対処法を探しているのかもしれません。
そういう私も、むしゃくしゃした時や、悩み事を抱えている時に、夜中にお菓子をどんどん食べてしまうことがあります。そんな時は次の日に焦ってどうにかしようとしていました。
不安になっているかもしれませんが大丈夫です。正しく対処することで、これまでの体型を維持できますから。
夜中にお菓子を食べ過ぎてしまった時、「ヤバい!太る!」と強い焦りや不安を感じてしまうかもしれません。
ですが、冷静になってよく考えてみてください。人の体は食べたからと言って、次の日すぐ脂肪になってしまう訳ではありませんよね。
脂肪になるのは約2週間くらいかかると言われています。つまり、それまでに対策をすることで、夜中にお菓子を食べたことがなかったことになる可能性もあるのです。
まずは、その現実を知って、気持ちを落ち着かせることから始めてください。
ただ、すぐ脂肪に変換されないとはいえ、次の日に何をするのかは大切です。普段通り過ごしてしまうと、脂肪として体に定着してしまう可能性がありますから。
今は罪悪感しか感じられないかもしれませんが、お菓子を食べていた時は少なからず幸せとか、楽しい気持ちだったのではないでしょうか?
罪悪感や不安ばかり感じていると、ストレスが溜まります。
ストレスは、食欲を増大させてしまったり、脂肪に変換されやすくなったり、脂肪が燃焼しにくくなると言われています。
罪悪感を感じながら食事をするのと、純粋に「美味しい!」と思いながら食事をするのとでは、どっちが体に悪いのかは簡単にイメージできるでしょう。
幸せを感じても後悔しても、夜中にお菓子を食べ過ぎたという事実は変わりません。それなら、「美味しかった」というところに焦点を当てて、感謝した方が良いです。
あんなに甘くておいしい物を食べられて良かったとか、いつでもお菓子が食べられる環境って幸せだなぁなど、なるべくポジティブに考えてみてください。
食べ過ぎてしまったことを取り戻そうとして、焦って断食をしようと考えてしまうかもしれません。ですが、それは絶対にやらないでください。
極端に変化を付けようとすると、それと同じ、もしくはそれ以上の反動が来ますので、さらに食べ過ぎてしまう可能性があります。
食べ過ぎなかったとしても、空腹でボーっとしてしまったり、めまいや震えなど、体に何か悪影響を与えてしまうかもしれません。
断食でなくても、極端に食事の量を減らすのも同じです。短期決戦ではなく、数日かけて取り戻していくようにしましょう。
食事量を減らす時は、タンパク質や糖質をいつもより少し減らすように意識してください。大体2~5割くらいです。
炭水化物や糖質を極端に減らしてしまうと、脳の働きが著しく低下して、無気力・倦怠感・眠気などが起こる可能性があります。
食事量を減らす時に心配なのが、栄養バランスが悪くなってしまったり、栄養が不足してしまうことです。
少量でもしっかり栄養を摂れるように、栄養価の高い食べ物を食べるようにしましょう。
栄養価が高いと言われている食べ物は、セロリ・春キャベツ・新玉ねぎ・トマト・ピーマン・ゴボウ・さつまいも・ほうれん草・白菜などがあります。
食事をする時は、本当にお腹が空いている時にしましょう。お腹が空いている感覚というのは、結構曖昧で分かりにくいです。
私は、食後すぐにお菓子を食べたいと思ったら、お腹が空いてきたような感覚になることもあります。
こんな時、本当にお腹が空いてきたかどうか、簡単に分かる方法があります。それは、お腹がぐ~ッとなっているかどうかです。
お腹が空いてきたような感覚だけならお腹はなりませんが、本当に空いている時はなります。
食事を始める前に、お腹の音に耳を傾けてみてください。
塩分を摂り過ぎた時、むくみ予防のために水分を補給した方が良いと言われています。いつもより多めを意識して水を飲んでおきましょう。
多めと言っても、一度にたくさん飲むのではなく、少量でもこまめに飲むように心掛けてください。
冷たい水よりは常温か、白湯を飲むことをおすすめします。
甘い物を食べたくなった時とか、小腹が空いた時とかに飲むのも、食欲を抑えられますよ。
目安は、1日で1.5~2.5リットルだと言われています。
生野菜には、豊富な栄養素が含まれているだけでなく、カリウムや食物繊維が含まれています。
カリウムには、むくみを解消する効果が期待できると言われていますので、塩分を摂り過ぎた時におすすめです。
カリウムが多く含まれている食べ物は以下のものがあります。
また、野菜の食物繊維は脂肪の吸収を抑える働きがあるのだとか。夜中にお菓子を食べ過ぎた時にピッタリですね。
食物繊維が含まれている食べ物は以下のものがあります。
体を動かすことは、代謝を上げたり消化を助けるといった効果が期待できます。なので、食べ過ぎた次の日は運動をすることをおすすめします。
と言っても、ハードな運動をする必要はありません。むしろ、普段運動をしていない人が、いきなりハードな運動をすると体調を崩したり、どこか痛めてしまうこともありますから。
いつもよりも少し遠回りして歩いて帰るとか、軽いストレッチをする、エレベーターやエスカレーターを使わないなどでも良いです。
運動をすると、食欲を抑えられるとも言われていますので、小腹が空いた時にやるのもおすすめです。
運動することでカロリーを消費できるのも嬉しいですね。
夜中にお菓子を食べるだけでも罪悪感があるのに、食べ過ぎてしまった日には、色々不安になりますよね。
この時に大切なのは、焦って行動しないこと。焦ると極端なことをしてしまって、逆効果になってしまうこともよくあります。
正しく行動することで、前日に食べ過ぎたことをリカバリーできますから、ここで紹介していることを実践してください。
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