ナンバMG5とナンバデッドエンドって、タイトルにナンバって付いているし同じ人が描いている漫画だけど、ナンバリングされている訳じゃないし、何なんだろうと思う人もいると思います。
というか、私自身何が違うのか分からなくて困ったクチです。
話しは繋がっているの?主人公が変わったの?そもそも別の作品?など、違いを気にしている人は私以外にも多いようです。
ここでは、ナンバMG5とナンバデッドエンドはどんな違いがあるのか、についてお話します。
答えから言うと、ナンバデッドエンドはナンバMG5の続編です。
ナンバMG5:主人公の難波剛が高校に入学してから、高校2年生の夏休みまで
ナンバデッドエンド:剛が高校3年生に上がったところから
同じ主人公で、完全に続きなので、読者視点で言うとタイトルが変わらなくても良かったのではないか?と思います。
作者にはちゃんとした理由があるそうですが。(後述)
ナンバデッドエンドでは、タイトルが変わったからと言って補足が付いている訳でもありませんし、キャラが解説をするようなセリフもありません。
知っている前提でストーリーが展開します。
キャラ同士の関係性やストーリーの流れとかも、チンプンカンプンだと思います。「あ!あなたは!」みたいな展開もチョコチョコあります。
なので、ナンバMG5を読んだ後に、ナンバデッドエンドを読んでください。
タイトルを変更した理由については、ストーリーの内容がシリアスになっていくからだそうです。
作者によると、主人公の剛が3年になったストーリーを描いていくうちに、あらゆることに悩みや苦しみを感じる剛がいたのだとか。
話しの方向性が変わるということで、タイトルも変えたとのことです。
確かに、ナンバMG5ではギャグ要素が強かったのですが、剛が3年になったナンバデッドエンドでは、葛藤や苦悩がたくさん描かれています。
あまり細かく書いてしまうと、ネタバレになってしまうので、なるべくわからないように説明します。
ナンバデッドエンドでは剛の進学や、この生活を続けていくことに対する苦悩や葛藤、恋愛の悩みなど、色々な部分がシリアスになっています。
コメディ要素はチラホラありますが、喧嘩のシーンも少なくなり、剛だけでなく周りの人も色々なことに悩むようになります。
個人的にはこっちの方が好きです。もちろん、ナンバMG5ありきのストーリー展開ではありますが…。
剛はもちろん、剛の家族、友人など、あらゆる人物の心情が掘り下げて描かれていて、心を打たれるシーンがたくさんあります。
この後どうなるんだろう…と、ページをめくる手がどんどん加速していきました。時間があるなら、一気に最終巻まで読んだと思います。
ナンバMG5を読んだら、必ずナンバデッドエンドも読んでみてください。
きっと引き込まれると思いますよ。
漫画には、続編なのにタイトルが変わってしまい、これからそのシリーズを読もうとしている人が混乱するようなことがあります。
刃牙シリーズ、ジョジョシリーズなども、これから読みたい人にはわかりにくいです。
それに比べると、ナンバMG5とナンバデッドエンドは2つしかないから、比較的わかりやすいと思います。
面白い作品なので、ぜひ読んでみてください。
▼こちらの記事もどうぞ▼