たまねぎの芯って、捨てるという人もいれば、普通に食べているという2つの意見があります。
私は芯の部分とか気にしたことがありませんでしたので、捨てているという意見を聞いて不安になりました。
一方で、たまねぎの芯には栄養がたくさんあるという話を聞きました。
ここでは、実際にたまねぎの芯は食べないで捨てた方が良いのか、それとも食べた方が良いのかについてお話します。
僕自身、たまねぎの芯とかを気にせずに食べていたので、結論から言うと食べられるということになります。調べてみると毒もなく食べても問題ないとありました。
人によっては、硬いから食感が苦手という人もいますが、個人的には全然気になりません。
食べられはするものの、食感が苦手という人は無理に入れなくても良いかもしれません。
取り除きたい場合は、半分に切って真ん中部分を切り取るだけでOKです。
無理に入れなくても良いとは言いましたが、たまねぎの芯には栄養がたくさん含まれていますので、食べることをおすすめします。
どうしても食感が気になるという人は、トロトロになるまで煮ると良いでしょう。
圧力なべに入れて調理すると溶けるので、どうしても苦手な人は圧力なべを使ってみてください。
芯の部分が変色していたり、ドロドロした状態になっている場合は食べないでください。
長いこと放置していたり、保存方法が間違っていた場合は傷んでしまうことがあります。
ですが、外側は元気な場合があります。この場合はしっかりしているところだけは食べられます。
ただ、食べる時は念のためしっかり過熱してください。
芽には毒性がある…と思って怖がる人もいますが、玉ねぎの芽には毒性はありません。
おそらく、じゃがいもの芽に毒性があるから、玉ねぎの芽に対しても怖くなってしまっているのかもしれませんね。
じゃがいもの芽には、ソラニンという物質が含まれていて、腹痛やめまい、吐き気、下痢などの症状が出てしまうこともあるそうです。重症になると意識障害、最悪命の危険もあるとのこと…。
それだけ怖い物質が、身近な野菜に含まれているのですから、芽が出ている野菜に警戒してしまうのも仕方ありません。
同じ根菜類ですし。
ですが、たまねぎの芽には毒性がありませんので、安心して食べられます。
ネギのように薬味として使ってみてください。目安は20cmくらいまで。育ちすぎると固くなってしまいます。
食べられるとは言いましたが、芽が生えたたまねぎは、芽の部分に栄養が吸い取られてしまっています。
そのため、栄養素や味が落ちてしまいます。栄養や味は落ちているものの、過熱して食べるとたまねぎの甘みが出ますので、調理して食べた方が良いです。
芽が出てしまったなら、そのまま栽培してしまうのもおすすめです。
根っこの部分だけが水に浸かるような容器を用意するだけで、簡単に栽培できます。
芽が育ってきて、15cmくらいになった時に芽を切って食べてください。水が少なくなってきたら足してください。
大体3・4回くらい収穫できます。
土やプランターがあるなら、土でも栽培できます。この方法もやり方は簡単です。
園芸用の土を用意して、たまねぎの頭が少し見えるくらいまで埋めて、毎日水をあげるだけ芽が伸びてきます。
この方法で栽培する場合も、同じように20cmくらい育ってきたらしゅうかくしてください。
たまねぎを保存する時は、風通しが良い場所に置いておくだけでも1ヶ月くらい持ちます。
もっと良い保存方法は、ネットなどに入れて吊るしておく保存方法です。
とはいえ、たまねぎはあらゆる料理で活躍する食材なので、よほど大量に購入していない場合は、風通しの良い場所に置いておくだけでも十分でしょう。
ちなみに、冷凍保存する方法もありますが、保存期間が1ヶ月くらいですし、シャキシャキ感が損なわれてしまいます。
食感が好きな人やサラダを作る予定のある場合には、常温保存の方が良いでしょう。
たまねぎの芯は食べられます。むしろ栄養の多い部分です。
ただでさえ体に良いと言われることも多いたまねぎですから、捨てるなんてもったいないですね。
今まで、何となく捨てていたという人は、ぜひこれからはちゃんと食べるようにしましょう。
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