乾燥しているこの季節に厄介なのが静電気。
ドアノブや車のドアに触れた時にバチッとくる静電気は、居たいし体に溜まった電気が金属に流れることで起こります。
ここでは、静電気が発生する仕組みや除去するアイテムをいくつか紹介します。
お財布の中にいつも入っているコイン。
ドアノブや車のドアを開ける前にコインを握るだけで、体に溜まった電気を放電し、静電気を予防できます。
100円玉を1枚ポケットに入れておく習慣をつけてみてください。
ちなみに、1円玉はアルミなので効果はなく、10円玉は握ると手が臭くなってしまうのでオススメしません(笑)
面倒臭がりな人にオススメしたいのが、コンクリートやアスファルトなどの地面や壁を直接触ること。
ドアノブや車のドアに触れる前に地面や壁を触ると、体に溜まった電気を放電できます。
手が汚れるのが嫌!!という人は、他の方法を試してみてください。
ただ、ゴムやガラス製品では静電気を逃がすことができないので、注意してください。
乾燥していると溜まった電気を逃がすことができません。
空気が乾燥していると室内も乾燥してしまうので、濡らしたタオルや加湿器などを使って、湿度を50~60%くらいにキープしましょう。
部屋の湿度を上げるだけで、体の電気を自然に放電することができ、しかもインフルエンザの予防にも繋がりますよ。
肌が乾燥していると、皮膚の表面から電気を逃がすことができません。
保湿クリームで手をしっかり保湿するだけでも、静電気を取り除くことができます。
ちなみに、スカートがストッキングにまとわりついてくる時には、保湿クリームを塗った手でストッキングの足をなでておくと、防ぐことができますよ。
柔軟剤はふんわり仕上げるのはもちろん、衣類同士が擦れ合うのを抑えるので、静電気を予防することに繋がります。
敏感肌で柔軟剤を使っていないという人も、空気が乾燥する季節だけは肌に優しい柔軟剤を使ってみると良いかもしれませんね。
手っ取り早い寒さ対策としては、重ね着が一番ですよね。
ただ、衣類が擦れ合うのを防ぐことは難しいので、どうしても静電気が発生しやすくなります。
そんな時には、静電気防止スプレーをシュシュッと衣類に吹きかけてみてください。
前もってスプレーするだけで、衣服の摩擦によって電気が溜まるのを防ぐことができます。
ドアノブや車のドアを開ける前に、静電気除去キーホルダーを当てて放電させてから触るようにします。
キーホルダーなのでどこにでも持ち運ぶことができ、ランプで放電したのを確認できるタイプもあります。
ただ持っているだけで放電できるのではなく、電気を帯びている物に触れることで静電気を除去する便利アイテムです。
エレベーターの階層ボタンの周辺や、火気厳禁のガソリンスタンドなどでも活躍している静電気除去シート。
静電気除去シートを触るだけで、体に溜まった電気を逃がすことができます。
日頃静電気が発生しやすい場所に貼っておくといいですね。
他のアイテムに比べると静電気を除去する効果が低いのですが、使い方次第で効果アリ☆
ブレスレットは肌に直接触れることで効果を発揮するので、衣服の上からつけたり、衣服に触れてしまっては効果はありません。
ブレスレットは肌に直接つけながらドアノブに触れてみてください。
静電気は冬だけに発生するものではありません。
冬の気候や生活環境が体に電気を溜め込みやすくしているのです。
静電気が起きやすいのは…
つまり、寒くて乾燥している冬ほど静電気が発生しやすく、気温も湿度も高い夏は静電気が発生しにくい環境と言えます。
人間の体に静電気が溜まりやすくなるのは、以下のようなパターンが考えられます。
冬って寒いので、いろいろな素材の衣類を重ね着しますよね。
これらが擦れ合うことによって静電気が発生します。
直接肌に触れていなくても、スリッパの裏とカーペットが何度も擦れることで、少しずつ体に電気が溜まってしまいます。
静電気のバチッ!!を防ぐためには体に電気が溜まってしまうから。
空気が乾燥していると放電できなくなるように、肌が乾燥しているときも体に溜まった電気を逃がせなくなります。
もともと人の体は弱アルカリ性ですが、ストレスや疲労が溜まると酸性になります。
このように、体のイオンバランスが崩れてしまうとプラスの電気がを帯び、静電気が発生しやすくなります。
ドアノブや車のドアに触れた時のバチッという静電気は、体に溜まっていた電気が逃げることで起こります。
その場合、部屋の湿度を上げたり、肌をしっかり保湿するなどの工夫をすれば静電気を取り除くことが可能です。
静電気除去アイテムは100均でも手に入れることができるので、気軽に試してみてください。
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