仕事中は上司や先輩、お客様に気を使っているので、休憩時間はぐったりしてしまいますよね。
だからこそ休憩時間くらいは一人でゆっくりして、後半からまた頑張りたいですよね。
ここでは、休憩時間を一人で過ごしたい人が、理想の休憩を取るための方法をいくつか紹介していきます。
仕事の休憩時間は一人になりたい、という気持ちを素直に伝えてみましょう。
みんなとの関係が悪くなってしまうかも…と気にしているのは自分だけの場合も多く、思い切って伝えてみると案外すんなり受け入れてもらえることもあります。
伝えるのは勇気がいることですから、まずは仲の良い人に伝えて、少しずつ周りの人にもあなたのことを理解してもらいましょう。
そういう人なんだなっていうのを理解してもらえば、周囲の人とぎくしゃくすることなく、休憩時間を一人でゆっくり過ごすことができます。
数人が同じ時間に休憩を取るという職場の場合、一人だけ別の場所に移動しようとすると怒る、もしくは不機嫌になる人がいます。
怒る理由は2つのパターンが考えられます。
あなたのことが好きな人、常識に支配されている人です。
休憩の時はあなたと一緒に過ごしたいと思っている人であれば、離れようとするあなたに対して不安や寂しさを感じて、負の感情が出てくることがあるでしょう。
その場合、プライベートや仕事中にコミュニケーションを取るようにするか、自分はこういう人ということを伝えていくことで、受け入れてくれるでしょう。
常識に支配されている人であれば、休憩時間はコミュニケーションを取るべきだと思い込んでいて、その常識を人に押し付けてきます。
最初はチクチク(もしくはしつこく)言ってくるのですが、元々あなたに対して執着がないため、数日受け流していればあとは何も言ってこなくなります。
または、その人自身も本当は一人で過ごしたいと思っている可能性もあります。言い換えると、ひとりで過ごしたいと正直に言える人に嫉妬している状態。
しばらく妬まれるかもしれませんが、しばらく我慢していると何も言ってこなくなります。
私も過去、一人で休憩時間を過ごしていると「昼ご飯はみんなで一緒に食べるものだ」と言われたことがあります。
正直(一緒にご飯を食べても誰も私に話しかけてこないじゃん…。いてもいなくても一緒でしょ)と思いました。私自身その時の職場の人達はあまり好きでもなかったし。
その場では「はい、すみません」みたいなことを言いましたが、翌日も人がいない間にそっと抜け出して一人で過ごしていました。最初は気まずかったけど、2日もすれば何も言わなくなりましたし、誰も気にしなくなりました。
「午後も頑張りたいからちょっとお昼寝するね」と断っておけば、周囲の人もそっとしておいてくれるかも。
申し訳ないように伝えるのではなく、明るく前向きにサラッと言うのがポイントです。
お昼休憩に15分くらいお昼寝をすると、午後の仕事効率が大幅にアップするというデータもあるので、お昼寝を習慣にしている会社もあるそうですよ。
集中して本を読んでいるとなかなか声をかけられないので、人と関わりたくない時は読書をするのもオススメです。
この時、マイナーな活字の本を読むのがポイント。
雑誌とか有名な本の場合、横から覗いてきてそのまま一緒に読み始めたり、本を知っている人が話題を広げてくる恐れがあります。
休憩時間に外出OKの会社なら、近くの公園でまったりしたり、散歩に出てみるのもいいですね。
毎日のように外出していれば、休憩時間は外に行く人なんだ、とみんなに認識してもらえるので、一人でのんびりと休憩することができますよ。
一人になれる場所がない場合、車通勤している人なら車の中で過ごしてみてはどうでしょうか。
乗り慣れた自分の車の中なら居心地もいいし、誰かに邪魔される心配もほとんどありません。
食後は車のシートを倒してお昼寝するのもいいですよ♪
私も休憩中は車で過ごしていいました。最初こそ「休憩は一緒に取るものだ」みたいな空気を出されたり、言われたりしたのですが毎日やっていれば周りの人も理解してくれました。
弁当を車の中に置いてきて、休憩になったらスッと車に戻るのがコツです。
ただし、居心地が良すぎて遅刻してしまわないように、目覚ましをかけておくことをおすすめします。私も何度か寝坊してしまったことがあります…。
何かと理由をつけて席を立つのも、後ろめたさやバレてしまわないかな…と不安になったりして、ゆっくり休めないですよね。
そんな時には「トイレに行ってくるね」と声をかけてから一人になれる場所へ避難しましょう。
そのままちょっとゆっくりしてから戻ってこれば、一人の時間を作ることができます。
イヤホンで音楽を聞いていれば、今は話しかけないで欲しい…という気持ちを察してもらえます。そもそもイヤホンで音楽を聞いている人って話しかけにくいですよね。
さらに目を閉じて自分の世界に入ってしまえば、よっぽどの用事がない限り話しかけてくる人はいないでしょう。
音楽をかけずにイヤホンをつけているだけでも効果があります。
適当に理由を作ることはできます。
例えば、昼休みの内に銀行に行かないといけない、家に忘れ物をした、昨日あまり眠っていないからなどがあります。
ただ、こうした理由は一時的なものでしかなく、頻繁に使えません。なので、理由を聞かれた時は正直に答えるのが良いです。
正直にといっても、ネガティブに捉えられるようなことはなるべく控えましょう。
私がおすすめするのはこんな言い方です。
・人と一緒にいるのが苦手
・一人で過ごすのが好き
一人でいるのが楽だからと伝える方法もあるのですが、これだと誤解される恐れがあるので、あまりおすすめはしません。
会社のルール(禁煙・社外出禁止など)の範囲内であれば、好きなように過ごしてもいいはずなのに、暗黙のルールによって縛られたり、強制的にみんなと休憩しないといけないのはおかしいです。
みんなでワイワイ休憩を楽しみたい人は良いかもしれませんが、一人で過ごしたい人にとっては苦痛以外の何物でもありません。
そんな職場であれば、仕事の内容自体が自分に合っていたとしても、思い切って転職をしてみるのも手です。
「休憩時間くらいで…」と思う人もいるかもしれませんが、1日1時間はバカにできません。月に24日出勤するとしたら、丸1日休憩を取っていることになりますから。
休憩時間くらいは一人になりたい!!という人は、思い切って1週間に1回でも良いから一人の時間を増やしてみてください。
相当仲の良い人でない限り、しつこく何か言ってくることはありませんから。というか、仲の良い人でも「そういう人だから」と理解してくれるようになります。
最初の数回は頑張ってみてください。
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