インフルエンザは、インフルエンザウイルスがのどや気管支・肺などで感染し、どんどん増殖することで発症する病気です。
風邪と同じような症状なので、気づくのが遅れて重症化したり、周囲にうつしてしまう可能性があります。
毎年秋から冬にかけて大流行するので、日常生活において予防法を実践し、インフルエンザウイルスにかからない環境作りをするのが大切です。
ここでは、インフルエンザを予防するのに役立つ100均グッズを紹介します。
100均ダイソー・インフルエンザ予防グッズ
不織布マスク
織らない布で作られた使い捨てマスクです。
30枚入りなので1枚3円ほど。これでインフルエンザが予防できればかなり安いですよね。
この他にも、いろいろなマスクが種類豊富に揃っています。
・細菌をしっかりブロックする高密度フィルターマスク
・顔にフィットする三層構造の立体マスク
・ウェットシートがのどの乾燥を防ぐうるおいマスク
アルコール除菌スプレー
キッチン用のアルコール除菌スプレーなのですが、ドアノブやテーブルなどみんなが触れるものに吹きかけるだけで、予防効果が期待できます。
お徳用緑茶
粉末状の緑茶で、なんと50杯分を100円で購入することができます。
緑茶に含まれるカテキンには強い殺菌作用が含まれているので、ウイルスを退治してくれます。
緑茶は飲んでも予防してくれるのですが、うがいに使っても高い予防効果が期待できますよ。これだけ安ければ、うがいに使うのも惜しくはないですよね。
除菌・消臭ミスト ウイルスグッバイ
アルコールでは取り除くことができない、強力な菌やウイルスに効果があります。
食事の前や外出先でシュッとひと吹きするだけでOKです。
除菌ウェットティッシュ
電車のつり革や手すり、ドアノブなど、たくさんの人が触れるものには菌が付着していると考えていいでしょう。
ですから、お出かけ用の除菌ウェットティッシュを持ち歩いて、気になる所を拭き取るようにしてください。
温度計・湿度計
低温で湿度も低い場合に菌は繁殖しやすくなります。
温度計・湿度計で小まめにチェックして、最適な環境を整えましょう。メモリの大きいサイズや壁掛けタイプなどがありますので、見やすい物を選びましょう。
安眠グッズ
1日6時間以上の睡眠をとることで、インフルエンザや風邪にかかるリスクをグッと抑えることができますが、質を高めることも重要です。
忙しくて眠る時間を確保できないという人は、質を上げるために努力してみてください。
耳栓点きアイマスク
アイマスクは光を遮断できるので熟睡できる効果があり、目の疲れも癒してくれます。
また、音を抑えることで睡眠の質を引き上げます。
足らくらくパット
足の指の間を広げて血行を良くします。リラックス効果があり、ぐっすり眠れます。
アロマオイル
コットンなどに1~2滴垂らしておくだけで、アロマの香りが安眠へと導きます。
ラベンダー、オレンジスイート、ベルガモット、サンダルウッドなどがオススメです。
インフルエンザにかからないためにできる予防法
まず覚えておいて欲しいのは、インフルエンザの基本的な予防法です。それを踏まえていれば、どんなグッズが役立つのか分かります。
手洗いうがいをする
外出から帰って来たときは、真っ先に手洗いとうがいを行いましょう。冬になるとあちこちで言われますよね。
15秒以上手洗いすると、インフルエンザウイルスを落とすのに効果的だという実験結果も出ています。
うがいは、のどを保湿することでウイルスの侵入を防ぎ、インフルエンザだけでなく、他の病気も予防してくれます。
空気を入れ替える
いつの間にか部屋の中にウイルスが入り込んでいる可能性があります。1~2時間おきに部屋の空気を入れ替えるようにします。
「寒くて無理!」という人は、空気清浄機を使うと良いでしょう。
湿度を50~60%に保つ
インフルエンザウイルスは低温で乾燥している場所にはうようよ漂っていると思っていいでしょう。
鼻やのどの粘膜を守るためにも、加湿器や濡れタオルを部屋に置くことで適度な湿度を保つようにします。
こまめに水分補給をする
水分が不足するとウイルスの侵入を防ぐ「線毛」の働きが低下するので、こまめな水分補給が大切です。
また、水分を摂ることでインフルエンザウイルスを胃に流し込めば、胃酸で退治することができます。
食べ物で免疫力をUPする
食べ物は体を作る土台のようなもの。寒くなってきたら食べ物にも気を付けてみてください。
・発酵食品(納豆やヨーグルト):強い抗菌作用があり、乳酸菌は免疫力をUPする
・良質のたんぱく質(肉・魚・大豆):免疫力をUPする
・果物(特にみかんやグレープフルーツなどの柑橘系):1日に500mgのビタミンCを摂取すると、インフルエンザや風邪にかかるリスクが激減する
・ネバネバ食品(オクラや山芋):ネバネバ成分ムチンがウイルスから身を守る
睡眠を十分にとる
睡眠不足はインフルエンザだけでなく、さまざまな病気の原因になります。
というのも、睡眠不足になると免疫力が低下してしまい、細菌やウイルスを体内から排除できなくなってしまうからです。
眠ることで1日の疲れを取り、体力を回復すると共に、免疫力を高める必要があります。そのためにも、最低でも6時間以上は眠るようにしましょう。
インフルエンザを知ろう!
症状
・突然38度以上の高熱がでる
・全身症状:頭痛・関節痛・筋肉痛全身ぐったり、食欲がない
・呼吸器症状:鼻水・くしゃみ・咳・のどの痛み
・消化器症状:腰痛・吐き気
種類
インフルエンザウイルスには、A型・B型・C型の3種類があり、毎年流行するウイルスは違います。
A型とB型の感染力は非常に強く、C型は鼻水など軽い症状で済むのが特徴です。
感染経路
1)飛沫感染
インフルエンザに感染した人の咳やくしゃみと一緒に飛び出したウイルスを吸い込むことで感染します。
学校や満員電車など人が集まる場所で注意が必要です。
2)接触感染
インフルエンザに感染した人が咳やくしゃみを手で押さえてした後、その手で周囲の物に触れ、別の人がその物に触触れるなどして感染します。
ドアノブやスイッチ、つり革などに注意が必要です。
インフルエンザは感染力が強いので、家族や職場など周囲の人たちを巻き込んでしまう可能性が高い病気です。
今回紹介した予防法を実践したり、100均ダイソーで購入できる予防グッズを活用することで、健康な一年を過ごしましょう。