ひとりぼっちがつらい時期、私もありました。
ピークは大学時代でした。大学生ってやたら休みが多いので、ひとりぼっちで過ごす時間が長くて。
バイトがない日は、用もないのに大学の図書館で過ごすことが多かったです。自宅からはバスを乗り継いで1時間くらいかかるのに、今振り返ればめんどくさいことをしていたなぁと思います。
ひとりぼっちがつらい時、とにかく人と繋がろうとするものです。私も「ひとりだからしんどいのだ」と思い込み、人を求めてさまよっていました。
しかし、それはその場しのぎの対処法でした。
ひとりぼっちだと感じるほどに、自分と繋がることを大切しておけばよかったと今なら思います。
ここでは、ひとりぼっちがつらい時の過ごし方について考えていきます。
ひとりぼっちがつらい時の過ごし方3つ
現在の私はひとりぼっちがつらいとは思うことはなくなりました。夫がいてくれるので絶対的な安心感があります。あとは家族との関係が良好であるという点も大きいです。
しかし、夫や家族がいてもひとりぼっちをつらいと感じていた時期は結構長かったです。
環境や関係性は変わらないのに、私自身の捉え方が変わるだけでひとりぼっちをつらいとは思わなくなりました。
私のように、周りに誰かいてくれるけど、精神的にひとりぼっちだと感じている人におすすめの過ごし方を紹介します。
ひとりぼっちがつらい時に新しい出会いは求めない
人とコミュニケーションは取っているのに、ひとりぼっちだと感じるのはなぜだろう?つらいと感じるのはなぜだろう?
その答えは、新しい出会いでは見つからないでしょう。
精神的なひとりぼっち感というのは、自分のなかに答えがあるものです。
ひとりぼっちがつらくて出会いを求めた結果
大学時代、精神的なひとりぼっち感がつらくて仕方なかった私は、彼氏がいてくれればこのしんどさから解放されるかもしれないと思いました。
ひとりぼっちに耐えられないと思うなかで惹かれた男性は、ひとりを恐れない自分の芯を持っているような人でした。
この人と一緒にいれば、私も強くなれるのでは…と憧れるようになり、気持ちを伝えました。
しかし、この人はその気はないのに私を振り回してきました。
彼自身には恋愛感情はないのに、私の気持ちは定期的に確認してくるのです。
連絡は100%、泥酔しているときでした。
夜中に突然電話をしてきたり、今すぐ来いといきなり呼び出してきたり、体の関係を求めてきたり…。
私も私で、ホイホイ電話に出て、親の車を拝借して彼の自宅に行くという…。自分で自分の心を傷つけることを2年くらい繰り返していました。
メンタルが不安定のときに新しい出会いを求めると、高確率でご縁のない人と結ばれない関係を続けることになってしまいます。
その後、夫となる人と出会うことになりますが、この出会いで私は女としての魅力がないと強く思っていることに気づきました。
大学時代に自分を大切にしなかったことが影響しているのは明らかでした。
本能がやばいと告げていたのか、体の関係だけは何とか回避しましたが、もしそこまで許していたら私はもっとしんどい思いをしていたかもしれません。
ひとりぼっちがつらい時は、自分の判断力を疑ったほうがいい、そしておそらく自己肯定感が下がっている時期だと思ったほうがいいです。
私自身が経験したことですし、私と同じように状況に陥った人がいたのですが、彼女も私と同じ道を辿っていったのを間近で見ました。
目の前にいる人との時間を大切に過ごそう
精神的にひとりぼっちがつらいと感じているなら、あなたに一番近い人との時間を大切にしてください。
ひとりぼっちがつらいと感じているときは、幸せになるための感度が鈍くなっています。
その感度を高めるには、目の前にいる人を大切にするのが一番簡単だと私は思っています。
ひとりなら何でもできる。新しいことにはどんどん挑戦する
新しい出会いを求めるのはおすすめできませんが、新しいことに挑戦するのはとってもおすすめです。
新しいこと…といっても、資格を取るとか、習い事をするとか大がかりなことではなくてもいいんです。
新しいカフェに行くとか、知らない道をドライブするとか、観たことないジャンルの映画を観るといったことで十分です。
新しいことにはどんどん挑戦してください。
ひとりぼっちがつらいどころか、「ひとり時間って何て贅沢なんだろう」と思えるようになりますよ。
我慢しない・ウソをつかない時間を過ごす
ひとりぼっちがつらいという人は、周りに合わせて生きていることが多いです。人に反応するばかりで疲れてしまい、自分のことを知ってもらう機会が作れないために、精神的にひとりだと感じるのでしょう。
そんな人におすすめなのが、我慢をしない・嘘をつかない時間を過ごすということです。
誰かが近くいればつい合わせてしまいますが、ひとりなら自由です。
楽な部屋着でだらっとして、好きなものを好きなだけ食べて、好きなテレビ番組を観るなり、漫画を読むなり好きに過ごすのです。
部屋の片づけなんて面倒ならしなくてもいいです。
そういう自由な日を定期的に過ごしていると、ひとりぼっち=つらいではなく、ひとりぼっち=自由な時間と捉えられるでしょう。
私は、ひとりぼっちを満喫するのが得意になってから、自分の考えがブレにくくなりました。
まとめ
ひとりぼっちがつらい時、ひとりぼっちを解消しなくてはと思う人が大半でしょう。私もそうでした。
しかし、実際にはひとりぼっちの過ごし方が分からないだけなのかもしれません。
ひとりぼっちのルーティンが出来上がれば、きっと心が楽になります。私は常に破裂寸前の風船のような状態だったのが、今はゆとりのあるなかで生活できています。
年齢を重ねるほどに、楽に生きることを追求するのは大切だと感じています。