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夜にバナナを食べると痩せられるというのは本当か?

夜 バナナ
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一時期、朝バナナダイエットが流行りましたよね。女性なら一度は聞いたことがあるかと思います。あれから結構経っているとはいえ、今度は夜バナナが良いと言われています。

夜にバナナを食べると、痩せられるとか、体に良いと言われているのです。

その噂は本当なのか?どんなやり方なのか?朝バナナと夜バナナはどっちが良いのか?など、夜バナナに関するあらゆる情報についてお話します。

朝バナナと夜バナナはどっちが良い?

朝バナナと夜バナナはどっちが良いのか?と気にしている人は結構多いようです。

過去に良いと言われていた朝バナナが、今度は夜バナナが良いと言われている訳ですから、どっちの方が良いのか気になるのは仕方のないことかもしれません。

しかも、朝バナナの方が良いという意見もあれば、夜バナナの方が良いという意見もありますので、余計に混乱してしまうと思います。

ということで、朝バナナと夜バナナにはどんなメリットがあるのかを見比べてみましょう。

朝バナナをするメリット

朝バナナの主なメリットを並べてみるとこんな感じです。

・朝食を置き換えて摂取カロリーを減らす
・お通じを良くする
・余分な水分を排出してむくみや冷えを予防する
・精神を安定させる など

※効果に関しては諸説あり、個人差があります。

朝バナナで特に期待できる効果は、便秘解消なのだとか。

お腹の調子が良くない人は、朝にバナナを食べた方が良いのかもしれません。

また、寝起きの体は栄養が不足している状態。そんな中で栄養素を摂ることで、より多くの栄養素を吸収できるそうです。

朝食は、1日の始まりだから多くのエネルギーが必要と言われていますが、一方で食べ過ぎるとだるくなったり、ぼんやりしてしまうと言われています。

朝食の食べ過ぎを予防する、というのも朝バナナのメリットです。

夜バナナをするメリット

夜バナナのメリットはこんな感じです。

・夕食を置き換えて摂取カロリーを減らす
・お通じを良くする
・食べ過ぎを抑える
・睡眠の質を上げる など

※効果に関しては諸説あり、個人差があります。

夜バナナの主な目的は摂取カロリーを減らすこと。

バナナのカロリーは、1本で大体86kcalと言われています。ご飯はお茶碗1杯で約250kcalですから、2本食べてもお釣りがきます。

夕食のおかずは一般的に、重めの食べ物を選びがちなので、バナナだけに抑えられます。それだけでも摂取カロリーを大幅に減らせるのは嬉しいですよね。

バナナを食べた後に食事を摂るというやり方もあります(詳しくは後ほど)が、その方法でも食欲を抑えられますので、普段より食べる量を減らせるでしょう。

また、バナナにはセロトニンというホルモンの分泌を助けてくれると言われています。セロトニンは、幸せな気分になれる、心を安定させる働きがあるそうなので、睡眠の質が上がるのだとか。

【結論】どちらも良い

違うのは食べるタイミングだけですから、期待できる効果はそんなに大きく変わらないというのが、私の印象です。

色々なサイトの話をまとめると、朝バナナはお通じを良くしてくれる効果を感じやすく、夜バナナは夜の食べ過ぎを抑えたり、睡眠の質が上がるという違いがあります。

目的に応じて実践するのはどちらかを決めると良いでしょう。

ちなみに、上では書いていないのですが、どちらもお金の節約になるというメリットもあります。

安い時は3~4本が100円程度で購入できますから、1回につき2本食べるとしても月1,500~2,000円です。

本来、夕食にはもっとかかる人が多いはずなので、結果として節約となります。

どちらか一つにする

バナナは栄養価が高い食べ物だと言われていますが、当然足りない栄養素があります。例えば、カルシウムとタンパク質です。

この2つに関していえば、1日に必要とされている分にはとても足りません。また、食物繊維も豊富とは言われていますが、1~2本程度では1日分にとても届きません。(それに関しても詳しくは後で説明します)

それに、お腹が膨れるから空腹感を感じないと言われていても、さすがに2食をバナナだけにしてしまっては空腹で辛くなるのは目に見えています。

朝バナナにするにせよ、夜バナナにするにせよ、どちらか1つだけにすることをおすすめします。

ですから、早く痩せたいからと言って、朝も夜もバナナに置き換えるのはおすすめできません。

夜バナナに期待できる効果

上でも少し触れていますが、夜バナナにはどんな効果が期待できるのかついて、もう少し詳しく説明しておきましょう。

※効果の感じ方には個人差があります。

脂肪燃焼

バナナには、脂肪を燃焼させる働きのあるビタミンB群が含まれています。

また、バナナに含まれているアルギニンは、成長ホルモンを活性化させると言われています。そのため、脂肪燃焼効果やアンチエイジングが期待できます。

痩せやすい体作りだけでなく、太りにくい体作りにも貢献しています。

食欲を抑えられる

お腹が空いた時にバナナを食べると分かりますが、結構満腹感があります。

夜はついつい食べ過ぎてしまうという人は、バナナを食べることで食べる量が減るのを実感できるでしょう。

便秘解消

バナナを食べたら便秘解消に良いと言われているのは、食物繊維が含まれているのもそうですが、フラクトオリゴ糖の働きも大きいです。

フラクトオリゴ糖という糖分は、消化されにくいため、腸まで届いて善玉菌のエサになり、腸内環境を整えるそうです。

そのおかげで、腸内環境を整え、便秘解消効果が期待できるのだとか。

美肌効果

髪や皮膚、爪の健康を維持するビタミンB2、髪や皮膚、歯などの健康を維持するビタミンB6、美白効果が期待できるビタミンC。

バナナにはこれらの栄養素が含まれています。そのため、バナナを食べると美肌になれると言われています。

また、お通じが良くなるのも美肌効果が期待できるとも言われています。バナナを食べると美肌になれると言われる理由かもしれません。

むくみの解消

バナナにはカリウムが豊富に含まれています。ピーマン190mg、ニンジン300mgに対して、バナナは1本で160mgも含まれているとのこと。

カリウムは摂り過ぎた塩分を排泄する働きがありますので、むくみの解消に効果が期待できます。

夜バナナをしていなくても、塩分を摂り過ぎた時、むくみが気になるという時などに、バナナを食べるのも良いでしょう。

ストレス軽減

バナナに含まれているトリプトファンは、幸せホルモンと言われるセロトニンに変換されます。

セロトニンには、ストレスを防ぐ働きもあると言われていますので、ストレスを溜めやすい人には嬉しい効果ですよね。

それから、甘い物を食べることもストレスの軽減に繋がると言われています。

夜バナナのやり方

夜バナナのやり方は、置き換えるやり方と、バナナを食べた後に食事を摂るやり方の2つのパターンがあります。

置き換える

置き換えるやり方は、夕飯の代わりに2本のバナナを食べる。それだけです。

お腹が空いているとはいえ、2本食べたら満腹感も得られるでしょう。

皮を剥くだけで簡単に食べられますし、ご飯代が安くなるので、お金や時間の節約にもなります。

バナナを食べた後に食事を摂る方法

まず、夕食を食べる30分ほど前にバナナを2本食べます。この時、できるだけたくさん噛みながら、ゆっくり食べるのがポイントです。

その後、お湯がお茶(約200ml)を飲みます。その後、時間を空けて夕食を食べます。

夕食を食べる時は、お腹がいっぱいだと思うくらいまで食べてもOKです。

バナナは結構お腹に溜まりますし、空腹時の飲み物も空腹感を鎮めてくれますので、それだけでも結構食欲を抑えられます。

ですから、その後に普通に夕食を摂っても、普段よりも減らせるという訳です。

普段から夕食をたくさん食べていた人は、いきなり置き換えでバナナだけにしてしまうと、苦しくなって結局やめてしまう可能性がありますので、このやり方から始めてみた方が良いかもしれません。

足りない栄養素は他で補う必要がある

上でも説明しましたが、栄養素が豊富だと言われているバナナでも、足りていないものはあります。

例えば、食物繊維、カルシウム、たんぱく質です。食物繊維に関しては、豊富に含まれていると言われていることも多いので、意外に思われた人もいるかもしれません。

私も、初めて聞いた時は、「え!こんなに少ないの?」とビックリしました。

厳密にいえば、バナナ1本あたりの食物繊維の量は1.1gです。そして、成人に推奨されている1日の食物繊維の量は24g以上。

また、たんぱく質はバナナ1本あたり1.1g、1日分として推奨されている量は体重1kgあたり0.8gとなっています。体重が60kgだとしたら、48gです。

カルシウムに関してはもっと足りていません。

バナナ1本あたり6g、に対して1日分として推奨されている量は、男性が650~800g、女性が650g。(年齢で推奨量が変わります)

夜バナナをする時は、朝や昼の食事、飲み物などで栄養素を補うようにバランスをよく考えて実践しましょう。

※1日分として推奨されている量は、情報元や時期によって変わることがあります。

バナナの美味しい食べ方に挑戦しよう!

夜だけとはいえ、毎日バナナを食べていると、次第に飽きが来ることがあります。そんな時は、色々な食べ方を試してみましょう。

ここで紹介しているアレンジ方法は、簡単にできるものばかりなので、気軽に試しやすいです。

冷凍する

用意するのは、ラップだけです。(必要なら棒も)

冷凍して食べるだけでも、いつもとは違った楽しみ方ができます。

皮を剥いたバナナをラップに包んでそのまま冷凍庫へ入れるだけで、簡単に作れます。

ただ、凍ったバナナをラップ越しに持つと冷たいので、あらかじめ棒を刺しておくとアイスキャンディーみたいで食べやすいです。

また、1本丸ごと凍らせるのも良いのですが、食べにくいと感じる場合は、一口サイズにして凍らせると食べやすくなります。

バナナを冷凍させるとポリフェノールの量が増えるのだとか。ポリフェノールには抗酸化作用があり、老化やがん、生活習慣病の予防になるそうです。

ヨーグルトバナナシャーベット

用意するのは、バナナ1本・ヨーグルト(半カップ)・砂糖(大さじ1.5)・レモン汁(大さじ1.5)。

皮を剥いたバナナをボールに入れ、フォークを使って荒く潰します。その後、ヨーグルト、砂糖、レモン汁を加えてしっかり混ぜます。

タッパーに入れて冷凍庫で1時間ほど冷やすと、一度全体を混ぜて、さらに冷やしたら完成です。

(Nadhia:材料3つ!ヨーグルトバナナ*シャーベット

オリーブオイルで炒める

用意するのは、バナナ2本・オリーブオイル(大さじ1)・グラニュー糖(大さじ2)・シナモン(少々)。

バナナを薄切りにして、温めたフライパンにオリーブオイルを入れ、バナナを炒めます。少し火が通ったらグラニュー糖を入れてキャラメルみたいになるまで焼く。

焼き上がったバナナを皿に乗せ、シナモンを振りかけたら完成です。

(Rakutenレシピ:バナナのオリーブオイルソテー

ヨーグルトをかける

用意するのは、バナナ・ヨーグルト・必要なら砂糖。分量は好みに合わせて入れてください。

作り方はとても簡単。ヨーグルトに一口大に切ったバナナを入れ、砂糖で味を調節するだけで完成です。

ヨーグルトにはバナナに不足しがちなたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれていますので、栄養バランスも良いです。

バナナに含まれているマグネシウムは、カルシウムの吸収を助けてくれますし、ヨーグルトの乳酸菌・バナナのフラクトオリゴ糖により、腸の調子を整えられます。

栄養バランスの観点からも、バナナとヨーグルトの組み合わせはおすすめです。

続けることに意味がある

何事もそうですが、続けることに意味があります。続けないと感じられない効果もありますし、体も変わってきませんから。

最初の内は良いかもしれませんが、夜にバナナを食べるだけなので、効果を実感できなくなると、本当に効果があるのか?と疑問を持つようになります。

そして、いつの間にか離脱してしまいます。

こうしたことは、長く続けないと意味がないことがほとんどです。1週間やそこらで変わるほど、甘くはないのです。

ですが、習慣になっていないことを続けるのは3日だって面倒くさいものですし、場合によっては苦痛すら感じます。

それを予防するために、最低でも3ヶ月は続けるつもりで始めてください。

最初に期間を意識するだけでも、続けやすくなりますよ。

私も、すぐに効果を求めるタイプで、2~3日で効果を感じられなかったら、やっている意味が分からなくなって、すぐに投げてしまいます。

ある時、そうやってすぐにやめてしまうから効果を感じられないということに気付き、最低でも1ヶ月は続けるようになりました。

その結果、ちゃんと続けたら効果を実感できるようになったのです。

必ずしも、痩せるという効果ではありませんが、肌の調子が良くなるとか、目覚めが良くなるなど、体質が良くなることを実感できるようになりました。

無理はしない

無理をすると、どんなに頑張りたくてもできません。「ちょっときついかも…」と思ったら、少し緩くするのも続ける時のポイントです。

例えば、週に1日は好きなように食事を摂っても良いとか、それでもしんどいなら、週に2日という感じ。

無理して頑張っても、その反動で一気にやる気をなくしてしまったり、リバウンドをしてしまう場合があります。

そうならないためにも、苦しくならないような工夫が必要なのです。

キツイと思ったら、すぐに緩くするというように、自分に合ったやり方を模索しながら挑戦してください。

まとめ

値段も安く、1年中購入できる、皮を剥くだけで手軽に食べられる、アレンジも簡単などメリットがたくさんあるバナナ。

夜に置き換えをしたり、夕食の前に食べるだけで簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。

 

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