1歳は初めての誕生日なので、ケーキやご馳走を囲んで、盛大にお祝いしたいですよね。
でも、1歳といえばまだ離乳食の段階。
大人と同じメニューを食べられるようになってはくるものの、薄味が基本です。
市販の誕生日ケーキでは糖分や脂肪分などが多すぎて、赤ちゃんの体には大きな負担となってしまいます。
市販のケーキを避けたほうがいい3つの理由
脂肪分を摂りすぎてしまうから
誕生日ケーキと言えば、生クリームたっぷりのショートケーキが定番ですよね。
この生クリームが問題なんです!!
生クリームは脂肪分がたっぷりと含まれている上に、たくさんの糖分も入っています。
赤ちゃんの未発達な消化器官では上手く消化することができず、下痢や便秘、湿疹などの原因となります。
アレルギーを引き起こす可能性があるから
食物アレルギーとは、ある特定の食べ物を食べたり飲んだりすることによって引き起こされるアレルギー反応のことです。
アトピー性皮膚炎として発症することが多く、お肌がカサカサ乾燥したり、ポツポツと湿疹が出てかきむしってしまうこともあります。
赤ちゃんに多い食物アレルギーは卵・乳製品・小麦の3種類で、成長するにつれて食べられるようにもなりますが、アナフィラキシーショックが起こり命に関わることもあるので、注意が必要です。
ケーキを食べる前には卵・乳製品・小麦の三大アレルゲンに対してアレルギー症状が出ないか確認しておきましょう。
食品添加物が使われているから
市販のケーキには、色や香りをつけることでより美味しそうに見せたり、保存しやすくするために様々な食品添加物が使用されています。
すべてが赤ちゃんの体に悪いわけではありませんが、消化機能がある程度発達する3歳頃までは避けたほうがいいです。
1歳というと離乳食も始まっているので、ケーキも大丈夫なように思えますが、赤ちゃんの消化機能は発達していないので、体の負担になってしまいます。
甘いものが癖になったり、アレルギーなどの心配もあるので、大人と同じような消化能力に発達する3歳頃までは市販のケーキは控えたほうがいいです。
どうしても…という場合には、糖分や脂肪分を控えた手作りのケーキにするか、ほんのちょっとだけ味見させてあげる程度にしましょう。