ダイソー・セリア・キャンドゥなど100円ショップが大人気ですよね。
洗剤や食器類などの日用品はもちろん、マニキュアやファンデーションなどのメイク道具、お菓子や飲み物まで、今や100円ショップさえあれば日常生活を送れてしまいます。
そんな、なんでも揃っている100円ショップから、今回は手芸コーナーに注目してみたいと思います。
ハンドメイドに興味はあるけど、材料を揃えるのが面倒くさい…そんな方にオススメなのが、手作りキットです。
1回分の材料がすべて揃っているので、気軽にチャレンジできます。ここではクリスマスの手作りキットの実践レポートをします!!
初めての挑戦なので、興味を持っている方の参考になれば嬉しいです。
ダイソーの手作りキットでクリスマスを楽しもう!!
①手作りビーズキット
【キット内容】
ビーズ(ソロバン型、パール、丸小、星型)
テグス・ボールチェーン
【自分で用意するもの】
ハサミ・定規・油性マジック2色
自分でこの材料を全部揃えようとすると、だいたい1000円ぐらいはかかってしまいます。
半透明でキラキラ輝いて見えるソロバン型ビーズは、クリスマスにぴったりです。
所要時間の目安は1時間~とあるのですが、初心者のわたしの場合、2時間30分ぐらいかかりました。
途中でストップすると訳が分からなくなってしまうので、ガッツリ時間のある日に一気に完成させた方が良いと思いました。
それでは、簡単に作り方を紹介します。
1)じっくりレシピを読む
図入りの詳しい説明書きがあるので、一通り目を通しておくと作りやすいです。
ポイントなども丁寧に書かれているので、とても参考になります。
2)必要な分のビーズを分ける
キットに入っているビーズはごちゃ混ぜの状態なので、作り始める前に必要な分のビーズを分けておいたほうがいいです。
丸小ビーズをいっぱい使うのですが、1ミリぐらいなのでつまみ損ねて飛んでいってしまうこともしばしば…。
ですが、安心してください!!
ビーズは多めに入っているので、足りなくなる心配はありません。
3)テグスに印をつける
テグスはビーズを通すのに使う釣り糸のようなもの。
編み始める前に、テグスの先を2種類の油性マジックでそれぞれ印をつけておけば、ミスを防ぐことができます。
ここでのポイントは、テグスは丸まった状態なので、ピンと伸ばしてからのほうがこんがらがらずに済みます。
【テグスの伸ばし方】
・ピンっと引っ張った状態でドライヤーをあてる
・やかんでお湯を沸かすなどして蒸気にくぐらせる
4)レシピ通りに編む
わたしの場合ですが、説明書きよりも図を見ながらのほうが作りやすかったです。
スタート部分を洗濯ばさみで留めておくと、基準ができてスムーズに作ることができます。
テグスは引き締めながら編みましょう、というポイント書きがあるのですが、引き締めすぎにも注意が必要です。
わたしはギチギチになってしまい、ヘンに反り返って見栄えがよくありませんでした。
初心者には難しい感覚ですが、いいかんじの力加減で編んでいきましょう。
ボールチェーンを通したら完成です。
②手作り羊毛フェルトキット
【キット内容】
羊毛フェルト・ニードル1本・目玉パーツ
丸カン・ボールチェーン
【自分で用意するもの】
目打ち・ボンド・ペンチ2本・ハサミ
定規・羊毛フェルト専用マットまたはスポンジ
羊毛フェルトとは、専用の針・ニードルでちくちくと刺していくだけで繊維が絡まって固まり、自由に形を作れる羊毛のことです。
羊毛フェルトキットは、サンタ・トナカイ・スノーマン・ツリーの全4種類があります。
わたしがチャレンジしたのはトナカイ。
ちょこんと座ったトナカイがとても可愛くて、ひと目ぼれして即買いでした。
所要時間の目安は3時間~とありましたが、5時間ぐらいかかってしまいました。
同じようなキットを手芸店で買うと500円ぐらいするので、初めて挑戦するなら、まずは100円キットで試してからがオススメです。
こんな可愛いのが自分で作れるってスゴ~いって、ウキウキしながら作り始めたのですが、ニードルで刺し固めていく作業はとても難しく、いびつな形になってなかなか思うようにはいきません。
刺せば刺すほど固くなり、感覚を掴めるまでにはだいぶ時間がかかるような気がします。
それでは、簡単に作り方を説明します。
1)じっくりレシピを読む
「はじめに」の部分に、作っていく上で大事なポイントがいっぱい詰まっています。
2)羊毛を分ける
キットを広げると、まずはびっくりするはず。
これであの可愛いトナカイが出来上がるのかなって不安になりました。
細~い毛が散らばって、鼻がむずむずしたり、別の色が少し混じることも。
縦に裂くかんじにするのがポイントです。
2)レシピ通りそれぞれのパーツを作る
バランス良く作るために定規を横に置いて、レシピの大きさを意識しながら作りましょう。
まずは羊毛をほぐしてから形を作っていくことで、表面がキレイに仕上がります。
パーツを自然なかんじでくっつけるのは難しいので、つなぎ目部分のふわふわはとっても大事です。
わたしは右足のふわふわを忘れてしまい、ぐにゃぐにゃホラーちっくな体に…。
トナカイの体だけができあがった状態は、正直気持ちが悪いです。
でも、帽子やマフラーをつけるとバランスよく可愛く仕上がるので、諦めずに最後まで丁寧に仕上げましょう。
3)丸カン・ボールチェーンをつけて完成☆
丸カンをずらすのは至難の業!!
ペンチは使い慣れないので素手でやろうとして、酷い目にあいました…。
丸カンをずらすための「指カン」という専用アイテムを使うとラクにできるんだとか。
左右に広げるのではなく、前後にずらすのがポイントです。
完成形はこんな感じです。案外キレイに仕上がって良かった。
③手作りペーパークラフトバンドキット
【キット内容】
ペーパークラフトバンド(赤・白・黒)、わた
【自分で用意するもの】
ハサミ・定規・色鉛筆またはチャコペン・ボンド・洗濯バサミ
ペーパークラフトバンドとは、牛乳パックや小麦の袋などの100%再生紙でできている、地球に優しいエコ素材の紙紐です。
作業としては、ペーパークラフトバンドをカットして、編みこんで、ボンドで留めるの繰り返し。
単純作業なので、初心者さんでも楽しめます。
同じようなキットを手芸店で購入すると、500円~1000円はかかってしまいます。
どのキットの場合にも言えるのですが、初めてのチャレンジは100均キットを活用して、もっと作ってみたい!!と思った時に手芸店で本格的に買い揃えたほうがいいかなって思います。
所要時間の目安は3時間~とありましたが、わたしは失敗してやり直したりもしたので、ガッツリ6時間かかってしまいました。
それでは、簡単に作り方を説明していきます。
1)じっくりレシピを読む
最初でレシピに目を通しておけば、あとの作業がスムーズに進みます。
ポイントなども丁寧に書かれているので、とても便利です。
2)ペーパークラフトバンドを裂く
レシピ通りにペーパークラフトバンドを裂いていきます。
裂き方が書いてあるのですが、わたしの場合は真っ直ぐに裂いていくことができず…。
なので、面倒くさかったのですが、最後までハサミでチョキチョキ裂いていきました。
3)レシピ通りに編んでいく
ボンドは速乾性のものがオススメです。
わたしはうっかり指までくっついてしまい、作り終わる頃には指先がぼろぼろになっていました…。
サイズが小さいので、大きな洗濯バサミで留めていくと作業の邪魔になることも。小さめのクリップのほうが作業しやすいです。
作りながら、レシピ通りの直径になっているかは必ずチェックしましょう。
きつくても、緩くても、お手本通りに仕上がりません。
わたしの場合、キレイに仕上げることにこだわりすぎて帽子が一回り小さくなってしまい、サンタさんにかぶせることができませんでした。
泣く泣く作り直したのですが、網目がバラバラで、とても…とても悔しい気持ちでいっぱいでした。
4)帽子をかぶせて完成☆
帽子のサイズが失敗して、作り直した帽子は気に入らず…
サンタさんには申し訳ないのですが、帽子を外してペン立てとして使っています。
失敗してもいろいろな使い道があるので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。
この他にも、手作りフェルトキットがあります。
どのキットも手芸店で購入すると500円~1000円ぐらいかかってしまうので、初めての方は100均キットから挑戦するのがオススメです。
もっといろんなものを作ってみたい!!と思ったら、本格的に手芸店で買い揃えてはどうでしょうか。
100均キットを賢く活用して、楽しく続けられるものを探してみてくださいね。