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アパートの騒音がうるさい!仕返しを考えた時に見てください

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アパートで騒音を出す人は、どうして人が眠っている時とか疲れている時に限ってうるさくするんでしょうか。

隣からの爆音、上からの足音、音というのは嫌でも聞こえてくるもので、精神的にしんどいものがあります。

そのストレスから、仕返しをしてやろうと考えるかもしれませんが、直接的なやり取りはあまりおすすめできません。

ここでは、アパートの騒音問題で「仕返ししたい!」と思うほどイライラしている人に対して、どうやったら解決できるのかについてお話します。

直接仕返しをするのはやめた方が良い

トラブルに発展するかもしれない

直接仕返しをしてしまうと、トラブルに発展するかもしれません。

言い合いだけで済めばまだ良い方で、騒音が悪化したり、殴り合いとかになってしまうと、生活に支障をきたしてしまうことがあります。

もし腕に覚えがあって、その場では勝てたとしても訴訟を起こされてしまうと、あなたがペナルティーを背負うだけです。

このような理由がありますので、直接仕返しをするのはあまりおすすめはしません。

壁や天井を傷つけてしまう恐れがある

騒音に対するイライラが溜まると、思わず壁や天井をドンッとしたくなる気持ちは分かります。

アパートの隣人がうるさいと言われていると察して、静かに暮らしてくれるようになる可能性も確かにあります。

ですが、それをやったところで壁や天井が傷ついてしまいますし、変わらずに騒音を出し続けられると余計にストレスが溜まります。

それに、引越しをする時に修繕費を請求されるかもしれません。

そうやって考えると、壁や天井を叩く行為はハイリスクローリターンの行為だと言えます。

騒音を出して対抗する

目には目をということで、騒音には騒音で対抗したくなるかもしれません。

同じようにうるさくすることで、少しは気持ちも晴れるでしょうし、相手も反省してくれるかもしれませんから。

ただ、この仕返しのデメリットは、騒音を出している本人だけではなく、あなたの近くの部屋に住んでいるアパートの住人にも迷惑がかかってしまうという点です。

もしかしたら、あなたに対して苦情が入ってしまうことも考えられます。

また、「あ、うるさくしても大丈夫なんだ」と思って、誤解される可能性もあります。

以下の記事でも隣人に仕返しする方法についていくつか紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

隣人からの嫌がらせ!仕返しをしたくなったら絶対見てください

騒音でムカついた時にはどうしたら良い?

騒音 ムカつく

管理会社・大家さんに相談する

アパートで騒音が気になった時、まずは管理会社か大家さんに相談してください。

管理会社や大家さんに相談すると、その部屋の人に直接伝えてくれるので、ちゃんと聞いてくれる人であれば、その日から騒音は軽減されるでしょう。

ただ、適当に流してしまうような人であれば、管理会社や大家さんから注意されても改善しない場合があります。

また、騒音の原因が子どもだった場合も、子どもが言うことを聞かなくて騒いでしまうことがあります。

他にも、本人が無意識のうちにやっていること(テレビの音量・洗濯機・生活音・足音)である場合も、改善されないかもしれません。

このような理由で改善されない可能性はあるものの、アパートの中で騒音を出している人に直接伝えることは大切です。

伝えないことには騒音を止めることはできないのですから。

手紙で騒音に悩んでいることを伝える

正直、あまりおすすめではありませんが、手紙で騒音に悩んでいることを伝えるという手段もあります。

もちろん、こんなメリットがあります。

・手紙だけで聞き入れてもらえる可能性がある
・誰が書いたか分からない
・感情的にならずに騒音に悩んでいることを伝えられる
・相手が冷静なときに読んでもらえる
・その場でトラブルになる可能性が低い など

ただ、聞き入れてもらえない、嫌がらせだと思われる、そもそも手紙を見ない、手紙を書いたことがバレたらトラブルになる、といった可能性もあります。

手紙を書いたことがバレて、逆ギレされるリスクを考えたら、あまりおすすめはできません。

警察に相談する

警察に相談

何をしても改善される様子がないのなら、最終手段として警察に動いてもらうという手もあります。

警察が動いているというプレッシャーは、多くの場合は危機感で騒音を出さないように気を付けてくれるようになるでしょう。

ただ、警察は民事不介入というが働いてしまうため、注意くらいしかしてくれないということは覚えておいてください。

ちなみに、警察に相談すると名前を聞かれるのですが、「匿名でお願いします」と言えば無理に名前を名乗らなくても問題ありません。

すぐに動かなくても良いなら「#9110」に相談する

騒音に悩んではいるけど、緊急性が低いとか、普段から隣人の相談がひどいなどの場合は、「#9110」に相談するという手もあります。

「#9110」は警察の相談窓口に繋がります。そこで相談することによって、必要であれば専門機関を紹介してもらうなど、解決のために協力してもらえます。

「これって警察に電話してもいいのかな…」と不安な場合は、「#9110」を利用してみてください。

防音対策をする

自分の部屋で防音対策をするというのも一つの手です。

「アパートの近隣住民のせいなのに、なんで自分が…」と思うかもしれませんが、騒音に悩まされずに快適に過ごすための処置として、検討してみてください。

・防音壁
・遮音シート
・防音カーテン
・防音テープ
・コルクマット
・防振ゴム など

防音グッズはたくさんありますので、ぜひ活用してみてください。

周りからの音を遮断できるだけでなく、あなた自身が騒音を出してしまうのを防げます。

あなたも無自覚に迷惑をかけているかもしれない

無自覚に迷惑

アパートというのは、全ての部屋が同じような素材や間取りで造られていることがほとんどです。

近隣住民から騒音にさらされるということは、あなた自身も無自覚に騒音を出している可能性があります。以下のことに心当たりがあるのなら、注意した方が良いです。

音楽を聴く

あなたにとってちょうどいい音量で聴いていても、周りにとっては騒音に感じているかもしれません。ノリの良い音楽とかであれば、やっぱり大きめの音量で楽しみたいですし。

私の経験談になりますが、アパートの隣人が夜中に大音量で音楽を聴いている時期がありました。

ある日を境にピタッとなくなりました。もしかしたら、他の住人に注意されたのかもしれません。だとしたら、無意識に迷惑をかけていたのかもしれませんね。

イヤホンで聴く

大音量で音楽を聴きたい場合は、イヤホンを使うのが良いでしょう。

最近では、Bluetooth(ブルートゥース)仕様のスマホやパソコンも増えてきましたから、線を気にしないで音楽を楽しめます。

ブルートゥースの使えないパソコンでも、USBアダプタを使って、ブルートゥースと繋げることができます。

値段はピンキリですが、1,500円くらいで購入できます。購入時は、パソコンに合うかどうか調べてからにしましょう。

テレビや動画の音量

音楽は分かりやすくても、テレビや動画の音は案外自分では気付いていない場合があります。

見ている本人はちょうど良い音量でも、見ていない人にとってはうるさく感じてしまうものですから。

なので、テレビや動画を見る時は音量に気を付けてみてください。大きな音で楽しみたいとか、周りの人に響いているかもと思う場合は、イヤホンの仕様を検討してください。

友達やカップルとの会話

人の話し声というのは案外響いてくるものです。

学校で話をしている時も、遠くにいるはずの人の声が聞こえてくるなんて経験はあったと思います。

声が響きやすいアパートであれば、少しテンションが高くなっただけで、近隣住民に聞こえているかもしれません。

話の内容は分からないにしても、ボソボソという感じで結構響いてきます。カップルで暮らしている人、友達が家に来た時などは話し声の大きさに注意してみてください。

基準は隣から話し声が聞こえてくるかどうかです。もし、聞こえてくるのであれば、あなたが話をしている声も聞こえていると思った方が良いです。

騒音で失敗しないために知っておくべきこと

物件選び

もし引越しをする場合、今度は騒音に悩まされたくないと考えると思います。

そこで注目して欲しいのは、建築構造の概要部分です。そこに『木造』や『軽量鉄骨』と記載されている物件は気を付けた方が良いです。

というのも、木造は遮音性が低く、隣人の声や生活音が響いてきやすいからです。自分の部屋からも周りに響いてしまいやすいので、普段から音に気を付けて生活しなければなりません。

それから、軽量鉄骨は大量生産ができて耐久性に優れている反面、遮音性は低いです。

木造よりは遮音性が高いものの、水を流す音やドアを閉める音などの生活音や、大きな声は隣に響いてしまいがちです。

とはいえ、軽量鉄骨=遮音性が低いという訳ではありません。壁が厚かったり、壁の中に防音材や遮音材が使われていることがあります。

確認するには、内見をする時に壁を軽くノックするのが効果的です。

ノックをした時、コンコンというような高い音がするのであれば、厚みがなくて隣に響きやすいと言えます。

逆に、ゴツゴツというような低い音がするのであれば、遮音性が高いと言えます。

鉄骨鉄筋コンクリート造の部屋を選ぶ

鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)は遮音性・遮音性が高く、騒音に悩まされることはなくなるでしょう。

子どもの泣き声や走り回る音、そこそこ重い物を落としたくらいでも何も聞こえてこないというくらいです。

住んでいる人の話を聞いてみると、こんな感じでした。

・マジで無音!SRC最高!
・SRCはスゴイ!夜中に洗濯機回しても苦情が来ないし、そもそも隣の部屋から何の音もしない

また、鉄骨鉄筋コンクリートは防音性だけでなく、耐震性・耐火性・耐久性にも優れています。

家賃が高くなりがちというデメリットはあるものの、安全・快適に生活できるというメリットを考えると、検討の価値アリですね。

騒音のクレームが出ていないか聞く

不動産屋に騒音のクレームが出ていないかを聞くのもおすすめです。

過去に騒音のクレームが出ているということは、近隣住民の音が響いてくるとか、騒音を出すような住人がいる可能性があるということです。

念のため確認しておくのも良いでしょう。

まとめ

多種多様な人達が集まるアパート。その中でもよく悩まされているのが騒音問題。

家は自由にくつろぎたい場所です。そんな場所で騒音が発生していては、仕返しを考えてしまうほどの苦痛だと言えます。

快適に生活するためにも、ここで紹介していることを参考にしてみてください。

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