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読書しないほうがいい?それとも読書こそが必要?

読書 しない方が良い
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読書というと、様々な知識が得られるということで、一般的には良いものとして認識されています。

読書をすすめている人を見かけるのも珍しくありません。

ですが、読書をしない人にとっては、その必要性や効果について疑問視されることもあります。

ここでは、普段あまり読書をしない人に向けて、読書のメリットとデメリット、読書をしないメリットとデメリットについてお話します。

記事の後半部分では、読書に向いていない人についても紹介します。

読書しないことのメリットとは?

自由な時間の確保ができる

読書をするには時間の確保が必要です。

本の読みやすさや文字量、情報量、読む速さなどによっても左右されますが、小説1冊を読むのにかかる時間の目安は2~3時間です。

普段読書をしない人は、これよりもさらに時間がかかると想定できます。

読書しないなら、その時間を他の趣味や活動に充てることができます。

例えば、音楽を聴いたり、映画やドラマを観たり、スポーツやアウトドア活動に時間に充てたり。

自分の興味や関心のあるものに熱中することで、より充実感のある時間を過ごせます。

読書以外の楽しみ方が広がる

上でも少し触れたように、読書以外にも楽しいことはたくさんあります。

読書以外にも、色々な娯楽に目を向けることで、楽しく過ごせます。

ストレスの軽減

読書はリラックスやストレス解消の手段として有効ですが、人によっては読書が逆にストレスを感じる場合もあります。

本を読むことにプレッシャーや義務感を感じる場合、ただただ苦痛なだけです。

読書をしないことで、ストレスを溜めることなく過ごせます。

読書しないことのデメリットとは?

情報や知識の不足

読書を通じて得られる知識や情報は非常に豊富です。

本のジャンルを見ると分かると思いますが、本には、歴史や科学、文学、ビジネスなど、実に様々な分野があります。

本にもよりますが、内容も濃くて、先人たちが学んできたこと、積み重ねてきた専門知識が得られます。

また、あらゆる知識を得ることによって、新しいアイディアをひらめくことにも繋がります。

コミュニケーションや表現力の制約

読書は言葉や表現の幅を広げる助けになります。

例えば、読書を通じて多様な文体や表現方法に触れることで、自身のコミュニケーション能力や表現力を向上させられます。

読書をしないことで、言葉の選び方や文章の構成などの幅が狭まって、上手く言葉で表現できず、もどかしく感じることもあります。

関心事や視野の狭さ

読書は他の人の経験や視点に触れられます。

例えば、小説やエッセイを通じて他の人の感情や人生の物語を知ることで、共感や理解が深まります。

また、専門書や論文を読むことで、特定の分野の知識を広げることができます。読書をしないことで、自身の関心事や視野が狭まる可能性があります。

知的な刺激の欠如

読書は知的な刺激を受けられます。

文章を読み解く作業や論理的思考を行うことで、脳を活性化させる効果が期待できます。

読書をしないことで、知的な刺激の機会が減り、脳の活性化や思考力の向上が上手くいかないことがあります。

読書のメリットとは?

読書のメリット

知識や情報が得られる

読書を通じて、さまざまな分野の知識や情報を得ることができます。

歴史、科学、文学、ビジネス、自己啓発など、興味のある分野に関する本を読むことで、専門的な知識を幅広く得られます。

新しいアイデアや視点に触れることで、自己成長や学びの機会を広げることができます。

読書量が多いほど年収が上がると言われている

因果関係に関する調査結果はありませんが、読書量が多くなるほど収入が上がる確率が上がると言われています。

本にはあらゆる知識が詰められており、上手くいくための立ち回り方、生き方などの勉強にもなりますので、収入が上がると言われるのも頷けます。

表現力が上がる

読書は言葉や表現力を豊かにします。

例えば、文学作品や詩集を読むことで、美しい言葉や表現方法に触れることができます。また、さまざまなジャンルや文体の本を読むことで、自身の表現力や文章力を高められます。

読書を通じて得た表現力は、コミュニケーションや表現活動において役立ちます。

実際、私の友達でも、あまり本を読まない人のメールやLINEの文章は分かりにくいことが多いです。

想像できる能力が上がる

読書は創造性を刺激する効果があります。

例えば、小説や詩、ファンタジーなどの作品を読むと、想像力や創造力が刺激されます。

また、物語の世界に没入したり、登場人物の感情や経験を共有することで、人の気持ちに敏感になったり、気遣いできるようにもなるかもしれません。

認知能力や集中力が上がる

読書は脳を刺激し、認知能力や集中力が上がると言われています。

文章を読み解く過程や物語の展開について推理することで、論理的思考力や情報処理能力が鍛えられます。

また、集中して本に没頭することで、集中力や注意力向上が期待できます。

ストレス軽減とリラックス効果が期待できる

読書は心を癒やし、ストレス軽減やリラックス効果が期待できます。

好きな本を読むことで、現実から切り離され、日頃のストレスから解放される本もあります。

自己啓発系の本を読む場合、すぐにストレスの解消はできないかもしれませんが、悩んでいることが緩和されたり、問題の解決に繋がるのも珍しくありません。

長年悩んでいたことが、考え方や行動をちょっと変えるだけで、大幅に改善されたり…。読書をするのは勉強だけに限らず、精神的なケアをするのにもおすすめです。

コスパが良い

読書を趣味はコスパが良いです。

本1冊あたり千円~二千円程度(専門書だとかなり高価のものもありますが…)で、数日楽しめます。

ノウハウ系の本だと、先人たちが何年もかけて学んだ知識を数日で得られるので、時間的なコスパも良いと言えます。

古本屋で購入すると、1冊あたり百円くらいで買えるものも。というか、図書館を利用すれば、無料で本を読めてお得です。

読書のデメリットとは?

時間と集中力が必要

読書は時間と集中力を必要とします。

本を読むためには、基本的に静かな場所や集中できる環境が必要でなので、忙しい生活を送っている人にとっては、読書の時間を確保するのは難しいです。

間違った情報や偏った意見である可能性もある

書籍には著者の間違った情報や偏った意見が含まれることがあります。

特定のジャンルや著者に偏った読書をする場合、それを前提に読んでください。

また、読書に頼りすぎて他の情報源や意見に触れない場合、広範な知識や多角的な視点を得ることが難しくなる可能性もあります。

目に負担がかかる

長時間の読書は目に負担がかかります。

集中して本を読んでいる間は目を酷使し、目の疲れや乾燥、視力の悪化などの問題が生じることがあります。

適度な休憩や目のケアをしましょう。

お金がかかる

読書の趣味はお金がかかる場合があります。

メリットの部分では、コスパが良いと説明したのですが、新刊や人気書籍をたくさん買うと、結構な費用が掛かります。

本屋に行くと分かると思いますが、自分の興味のあるジャンルの本を見ていると、色々な本を買いたくなるもの。

1冊あたりの購入費用、読み終わるまでの時間を考えるとコスパが良いと言えるのですが、思わずたくさん買ってしまうと、大きな金額になることも珍しくありません。

また、本を収集することが好きな人にとっては、書棚や保管スペースの問題も生じる可能性があります。

読書しない方が良い人

活字に対して苦手意識がある人

活字が苦手な人にとって、本を読むことはストレスを感じてしまうかもしれません。

文字を読むことを苦痛に感じる人、活字だと理解が難しい人、集中力を維持するのが難しい人などは、精神的に厳しいと言えます。

そのような人は、読書には向いていません。

読書に興味や関心がない人

読書に対して特に興味や関心を持たない人は、無理して本を読む必要はありません。

本には色々なジャンルがあるとはいえ、見て回っても興味の湧くものが見当たらないのであれば、読書に向いていないかもしれません。

多趣味な人

あらゆる娯楽や趣味に興味を持ち、異なる経験や刺激を求める人もいます。

映画、音楽、アート、スポーツなど、他の趣味があるのなら、読書に割く時間を確保できず、最悪、ないがしろになってしまうかもしれません。

まとめ

読書には多くのメリットがあります。

もし普段あまり読書をしない人であっても、少しの時間を割いて本を手に取ることで、新たな知識や情報、感動や発見が待っているかもしれません。

読書をするのかしないのか、結局は個人の自由ではありますが、「読書なんてしない方が良い」と考えている人も、1冊くらいは気になるものを読んで欲しいというのが私の意見です。

本では色々なことを学べたし、今の悩みや苦しみも軽くしてもらったので。

私自身、以前は活字はあまり触れてこなかったのですが、ラノベをきっかけに自己啓発本やノウハウ本などを読むようになりました。

それからは、新しい発見の連続です。だから、個人的には何かしら本を手に取って欲しいと思っています。

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