お菓子って、一度食べ始めるととめるのが難しくなるくらいおいしくて、次から次へどんどん口の中に運んでしまいます。
他のことをしながら食べてしまうと、いつの間にかカラになっていた…、なんてことも一度や二度ではないはず。
それだけ魔力のあるお菓子をやめるためには、自分で管理して工夫しなければなりません。
ここでは、お菓子をやめられないという人が絶対にやっておくべきことについてお話します。
お菓子をやめられない時にやるべきこと
ご飯を食べる
お菓子を食べたくなる時って、少し小腹が空いた時や口寂しくなった時などです。そんな時にご飯を食べたらお菓子が要らなくなります。
「お菓子の手軽さが良い」という人もいるかもしれませんが、それなら先に小腹が空いた時用にご飯を用意しておきましょう。
例えば、チンだけ・火を通すだけで食べられるおかずを用意しておくと、お菓子よりは面倒ですが、お菓子に手を伸ばすのを予防できます。
ご飯の方が血糖値の上昇が緩やかですから、空腹感を抑え、食べ過ぎを防げますから、結果的にダイエットにも健康にも良いのです。
無理にやめようとしない
やめようやめようとすると、人は余計にそのことに頭が支配され、ずっと忘れられなくなります。
お菓子を食べたいという衝動があるのに、それを我慢し続けてもそのストレスをお菓子で解消しようとしてしまい、結果的に食べてしまうことに…。しかも、一度破ってしまうと抑えられなくなります。
それを防ぐためには、無理にやめようと考えないことです。
完全に禁止にするのではなく、少しだけ緩くしてお菓子を食べてみてください。
歯を磨く
お菓子を食べたくなった時、すぐに歯を磨いてみてください。
歯を磨くと、口の中がスッキリした感覚がしますから、一度キレイにした歯を汚したくないという気持ちになり、お菓子を食べる気持ちが和らぎます。
買わない
家にお菓子さえなければ、そもそも食べることができないということで、お菓子を買わないというのも一つの手。
と言っても、お菓子好きが買わないでレジに行くというのは、精神的にも難しいと思います。ですから、お菓子コーナーを通らないという方法を試してみてください。
なるべくお菓子を見ないようにすることがコツで、見ないようにすることで買いたい気持ちを抑えることができますよ。
また、人目を気にするという方法もあります。
周りの人に「あいつお菓子買っているよ…」と思われるという妄想をしてみてください。そうすると、人目を気にしてしまって買えなくなってしまいますから。
この方法はあまり思い込み過ぎると、人目を気にしすぎてしまってストレスになってしまう可能性がありますので、ストレスが強くなってしまうようであればすぐにやめてください。
食後すぐに食べる
甘いものは別腹…とはいえ、食後すぐにお菓子を食べるとたくさんは食べきれないもの。
ですから、食後にお菓子を食べると、「お菓子をやめられなくなるくらい食べてしまう…」というのを防げますよ。
ゆっくり味わう
お菓子は一口で食べられるもの、サクサク手軽に食べられるものなど、手軽に食べられるようになっているものが多いので、「あと一口、あと一口…」と食べている内に、「あとちょっとだから全部食べちゃおう!」となることも多いと思います。
それを防ぐには、意識してゆっくり味わってみてください。テレビや動画などの映像を全て消し、可能なら携帯電話の電源も切りましょう。
そうして、お菓子を食べることだけに集中することで、お菓子を食べる満足感も得られ、少量でも満足できますよ。
それに加え、チョコレートなら口の中で溶けきるまで次の欠片を入れない、スナック菓子なら1つを飲み込むまで次を入れないなど、少しずつ食べてください。
この食べ方をしてみると、不思議と食べ過ぎを予防してくれます。
体を動かす
体を動かすと、筋肉を修復するためにタンパク質が必要になりますから、体が肉や野菜を求めるようになります。
運動をすることによって、栄養のないお菓子よりも体にとって必要となる栄養素を欲するという訳です。
また、お菓子を食べるとβエンドルフィンが分泌され、快感を感じる効果があります。βエンドルフィンはモルヒネよりも6倍強力だと言われていますから、お菓子を食べることでストレス解消になり、結果やめられなくなるのです。
運動も同様に、βエンドルフィンが分泌されています。運動をした後って本来なら疲れているはずなのに、快感すら感じるのはエンドルフィンのおかげでもあるのです。
運動をすることによって気持ち良さを得られれば、お菓子に頼らなくてもよくなると、健康やダイエットに良いのはもちろん、お菓子をやめるのにも役立ってくれるというメリットがあります。
まとめ
お菓子の食べ方をちょっと工夫するだけでも、食べ過ぎを予防できます。
健康のため、ダイエットのため、どちらにしてもここで紹介している方法を試してみる価値は十分にありますよ。
1つだけ実践してダメだったとしても、いくつか組み合わせてみたり、色々な方法を試してみたりしながら、自分に合う方法を探してみてください。
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