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夫があちこちにゴミを置く問題は手のひらサイズのゴミ箱でケンカ知らず

ゴミはゴミ箱へ
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夫との付き合いは17年目に突入し、一緒に住んでいる年数も約14年と長くなってきましたが、理解できないことはたくさんあります。

もちろんそれはお互い様ですが、今回は私が思う夫のあり得ない癖ということで、あちこちにゴミを置く問題をピックアップします。

夫は一日に何度もテーブルにティッシュやらつまようじやらを放置します。それをいちいち注意していたら喧嘩に発展するのは安易に想像できます。

ただでさえ喧嘩が多い私たち。ゴミ問題くらいでエネルギーを消費するわけにはいきません。

とは言え、小さなイライラは侮れません。積み重なるとなんでこんなに!?というくらい大きな怒りに変わってしまうという経験をしてきました。

この記事では、小さなイライラを小さい内に処理するために心がけていることをお話したいと思います。

ゴミを放置するのはNGだが、注意するよりも大切なこと

夫の悪口になってしまいそうなので、先に私の困った習慣をさらしておきます。

  • トイレットペーパーを交換しない
  • コップを一日に何個も出す
  • ジーパンは脱いだらそのまま放置
  • 気が向いたときしか掃除はしない、基本は夫任せ
  • 洗濯機は使い方が分からないくらい触っていない
  • 家事は好きなものだけやる(料理と整理整頓)

(こんな妻で申し訳なくなってきました…)

夫も同じく、おいおい…という癖をいくつも持っているわけですが、これらをすべて直さなくてはいけないとなると一緒に住んでいくのは難しいです。

とくに私たち夫婦のようにずっと一緒にいる場合、日常生活の細かなことに対して否定から始めてしまうとすぐに「もううるさい!!」となってしまのは目に見えています。

喧嘩に発展するくらいなら、ゴミ放置の癖を直すことを諦めたほうがいい。

私たちは、諦め合うことを大切にしています。

諦めるとは決してネガティブなものではなく、否定や注意をせずに解決していくという意味です。

ゴミを放置する場所に、小さなゴミ箱を設置して解決!

我が家は2DKと狭いのですが、ゴミ箱は全部で6個あります。多分、もう1個2個くらいは増えると思います。

夫がゴミをあちこちに置くのなら、ゴミを置く場所にゴミ箱を設置しよう!という単純な解決策です。

夫がゴミを置く場所はだいたい決まっています。

食卓テーブル・趣味スペース周辺・べッド周りの3カ所に集中するので、そこにゴミ箱を置くだけで私のプチストレスはあっさり解決しました。

なかでも使用済みのつまようじをテーブルに放置されるのはすごく嫌だったので、100円ショップへゴミ箱を買いに行くという手間以上にハッピーな気分です。

夫も「ゴミをちゃんと捨てて欲しい」と注意されるよりも、「ここに捨ててね」とゴミ箱を置いたほうが素直に応じてくれます。

購入したゴミ箱は2個。たった220円でwinwinの関係を築けました。

夫に注意するよりも、仕組みや私を変えるほうが上手くいく!

ゴミの放置問題だけではなく、夫に対するプチストレスは、夫ではなく仕組みや私自身を変えるほうがうまくいきます。

たとえば食器洗い。

夫は食器をとても丁寧に洗ってくれるのですが、排水溝には一切手をつけません。

「排水溝のゴミ捨てと掃除もやってくれない?」とお願いしたことはありますが、ものすごく嫌な顔をされまして…。

夫が洗い物をしてくれるという素晴らしい行いに対して私が文句を言っている形になってしまいました。

私は料理は大好きですが、洗い物は気が向いたときにしかやらないのです。だから、夫にはこれからもいい気分で洗い物をやってほしい…。

ということで、夫には日頃の感謝を伝えつつ、「排水溝の掃除は私がやるからしなくていいからね!」と言いました。その上で「排水溝のゴミだけは捨ててもらっていい?」と聞いてみると、あっさり了承してくれました。

ゴミを捨てるのも嫌がっていたのに、それからは夜は必ず捨ててくれるようになり、ありがたい限りです。

私のなかでは、「洗い物をするなら排水溝の掃除もセットでしょ」という常識がありました。(自分は洗い物もろくにしないくせに)

でも、家事なんですから2人のやりやすいようにどんどん変えていけばいいのです。

家をキレイに保つよりも、家事くらいでギスギスしないことのほうがずっと大切だと思っています。

夫に注意ばかりしていると、お互いの粗探しになっていった

今でこそ、夫に直すよう注意するよりも仕組みや私を変えるほうが手っ取り早いと思っていますが、以前は注意ばかりしていました。

すると夫も私に細かいことを注意するようになってきました。

料理をしているそばで、野菜の洗い方や切り方を細かくチェックしてくる夫の姿は、本当に嫌で嫌で仕方なかったです…。夫もきっと私の存在自体がストレスになっていたのだと思います。

家は本来、リラックスしてのんびりする場所ですが、お互いの粗探しばかりするようになりピリピリした空気のなかで生活することになってしまいました。

24時間ずっと一緒なのに、粗探しにエネルギーを費やしてしまうというむなしさはもう二度と味わいたくありません。

夫を正すことよりも快適な生活を選んだ

「夫がゴミを放置するなら、ゴミ箱を増やそう」という簡単な答えは、何年も出てきませんでした。

それはきっと、”夫が間違っている”という考えで固定されていたからです。

確かに、ゴミはゴミ箱に捨てるのは当たり前のこと…と言ってしまえばそれはその通りです。だけど、夫を正すために、家庭がギスギスしたり、喧嘩をしたりするのは望んでいません。

私はゴミをゴミ箱に捨ててもらえればそれでいいのですから。

”間違っている”という感覚は、あらゆる場面において曲者ですよね。

イライラしたりすることが増えたり、物事をシンプルに考えることができなくなったりといったデメリットがあることを頭に入れておこうと思った出来事でした。

まとめ

世の中の夫婦は、家事のやり方や配分に不満を持つことはとても多いと聞きます。私たちもそれは例外ではなく、たくさん衝突しました。

これからも衝突するだろうな…と思うと先が思いやられますが、「なーんだ、こうすればいいのか!」という超シンプルな答えを見つけたときの爽快さはちょっと癖になります。

夫婦として、一人の人間として成長していくために、これからもくだらないことで衝突しつつ、学んでいきたいと思います。

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