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買い物が苦手な夫が快く付き合ってくれるようになるプランの立て方

買い物を嫌がる夫
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夫が買い物に付き合ってくれないと悩む妻は多いのではないでしょうか。

周りを見てもそうですし、何より私自身、「夫とショッピングを楽しめるようになりたい」と長年思ってきました。

そういえば、出会ってからそろそろ17年目に突入する私たちの初喧嘩は、買い物を巡ってのものでしたね…。

何気に根が深い問題ですが、色々工夫してきたなかで、夫が快く買い物に付き合ってくれるようになったので、その工夫をご紹介したいと思います。

買い物を楽しもうともしない夫を徹底的に観察すると理由が見えてくる

夫が買い物に付き合うことを嫌がる場合、夫をじっくり観察してみると、突破口が見えてきます。

私の夫を穴のあくほど観察していると、買い物は確かに好きではないのかもしれませんが、「買い物を楽しまないぞ!」という強めの意思がチラホラ見えるのが気になりました。

そこを夫に深堀りしていくと、私の想像しない答えが返ってきました。

買い物が苦手というよりも、断れない性格が関係していた

「買い物が好きだと思われてしまうと、必ず行かなくてはいけないから…」

え!?

その一言では全く意味が分からず、次に続く夫の言葉を待ちました。

「元々断るのがストレスなのに、好きだと思われたら余計に断れなくなるかと思って…」

ここまで聞いて納得できました。

私の夫は、とにかく断ることが苦手です。「ニトリへ行かない?」という直接的な誘いはもちろん、「近い内にドンキへ行きたいなぁ」という希望まで、今すぐ応じなければいけないと思う人なんです。

夫の話を詳しく聞いてみると、彼の思考回路は基本的にこうなっているようでした↓

私のお願いは何でも聞いてあげたいけど、自分の都合を考えるとそうも行かない…というか気乗りもしない…でも行くしかない。だけど面倒くさい…行きたくない…でも行くしか~

つまり、口では「いいよ」と応じながらも、内心では行くとも行かないとも決めないまま、私に引きずられるように出かけるというストレスを抱えていたのです。

だけど、楽しいなと思う瞬間も実は結構あるとのことです。

楽しいと思う瞬間はある!!!

この言葉を聞けてどれだけ嬉しかったことか…。

私は夫と出かけることが大好きなんです。でも付き合い始めに買い物は好きではないと申告されているので、一緒に出掛けても気を使うことが多くて疲れている部分もありました。

行きたいお店へ行ってもじっくり見ては夫が退屈なのではと思うと、せっかく遠出をしてもできるだけ早く終わらせなくては…といつも焦っていました。

夫が買い物を嫌がるのに、なぜ私は夫と出かけたがるのだろう?と自分事ながら不思議だったのですが、それも解明できてスッキリです。

夫は楽しいと思う瞬間は結構あると言っていました。私はきっと自覚なく夫と楽しい時間を共有していた。だから夫と買い物をすることが大好きなまま17年目を迎えているのだと気づきました。

夫が快く買い物に付き合ってくれるようになるためのプラン&ルール作った

夫の話を聞いて、買い物のときに楽しいと思う瞬間をどうやって引き出せるか、モヤモヤすることなく快く応じることが出来る環境をどうやって作るか、早速プランとルールを考えました。

買い物デートのプランを立てるときに気を付けていること

まず買い物デートのプランはこんな風に工夫してみました。

  1. 行き先に夫の好きなことを盛り込む(ゲーセン・海辺の散歩など)
  2. 行き先はできるだけ3店舗以内に絞る
  3. 帰宅後、夫が自分の趣味をするための時間もデートプランに入れる

とくに3番は夫にとって大切な意味を持っているようでした。

夫の趣味は自宅でゲームをすることです。毎日コツコツ時間を決めて楽しんでいますが、私と出かける予定が入るとゲームができなくなってしまうことが大きなストレスになっていました。

なので、買い物デートプランを立てるときは、夫のゲーム時間まで計算に入れて立てるようにしました。

いつもは一緒にご飯を作るのですが、買い物デートから帰ってきたら「今日は私が作るからゲームやってきたら?」と声をかけると、そんなに?というくらい嬉しそうな顔をします。

思えば、ゲームに関連で私が気遣うと、たとえ小さなことでもとても喜んでくれるので、買い物デートに彼のゲーム時間を入れるのは大正解でした。

これだけで快くOKしてくれる頻度は高まったと思います。

買い物に行きたいときの設定したルール

夫の断れない性格は、言い方を変えれば優しいということなので、優しいという部分が表に出れば夫のストレスは軽減されるのではないかと思いました。

そこで考えたのが次の6つのルールです。

  1. 行きたい店があれば前日までに打診する
  2. 当日の誘いは気軽な誘いなので、気軽に断っていい
  3. 外出時間や出発する時間は夫の希望を聞く
  4. 行きたいお店が3店舗以上ある場合は事前に夫の了承をもらう
  5. 短時間で済む買い物などは夫は車で待機する
  6. 買い物の必要レベルを伝える

断りやすい空気を作りたくて作ったルールです。

夫は「そろそろノートがなくなるなぁ…」くらいのつぶやきでも、すぐに買いに行かなくては!と思うところがあります。

そこでやってみたのが、買い物へ行きたい度を伝えることです。

「収納ボックスを探しにお店巡りをしたいんだけど、全然急いでいないからゆっくり考えておいてねー」という感じで伝えておくと、今すぐに!という気持ちは緩和されるようです。まぁちょっと軽くなる程度みたいですが、続けていくことで良い方向に進むのではないかと思っています。

基本的には「全然急いでいない」と「できるだけ早く」「2~3日中に」の3つを使い分けています。

まとめ:夫の変化

買い物デートプランやルールを設定したことで、喜んで…とまではいきませんが、快く付き合ってくれるようにはなったと実感しています。

夫自身も、断るのが苦手なのは変わらないけど、前よりは断りやすくなったと言っていました。

断りやすくなったと言っても、ほぼ断ることはしないので、夫の様子を見て私が「今日は出かけるのはやめておこう」と伝えるようにしています。

好きなことが違っていても、お互いに気遣うことでちょうどいい付き合い方が見えてきます。

長く一緒にいると、こうしたちょうどいい付き合い方が増えていくのが楽しいです。

夫とはまだまだたくさんの違いがあるので、コツコツ攻略していきたいです。

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