「プロポーズ待ちすぎて冷めた…」
男性と女性の結婚観には大きな違いがあり、そのすれ違いから別れるカップルは少なくありません。
この記事を読んでいるということは、あなたも(元)彼女に同じようなセリフを言われたのかもしれません。
男性の中には、「結婚したいと考えるくらい好きなのに、結婚が遅くなったくらいで冷めるもんなの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
女性からすると、それ自体が信じられない考え方だったりします。
ここでは、これらの意識の違いを紐解くのに加えて、「プロポーズ待ちすぎて冷めた」と言われた場合、諦めた方が良いのか、それともOKをもらうまで頑張っても良いのかについてお話します。
女性は一度冷めると取り戻すのが難しい
女性は一度冷めるとそのまま気持ちが戻ってこなくなる…という話は聞いたことがあると思います。
男性にとってはあまり理解できない感覚に感じてしまうかもしれませんが、女性からするとあるあるだそうです。
そんな話を聞くと「じゃあ、常に彼女のご機嫌うかがいをしながら一緒に居ないといけないの?」と思うかもしれません。
ですが、そんなことはありません。冷めたら戻らない理由を知ると、一度冷めてしまったら、取り戻すのが難しいと言っている意味も理解できるでしょう。
女性は一瞬で冷めている訳ではない
プロポーズ待ちに限らず、女性から「冷めたから別れよう」と告げられることがあります。どちらにしても、ある時いきなり冷めている訳ではないというのは知っておいてください。
仮に本人が一気に冷めたと感じていたとしても、実際は嫌なことが積み重なって、何かをきっかけにして「もうダメだ」となってしまうのです。
食べ方が汚い、付けている香水が苦手、ちゃんと話を聞いてくれない、時間にルーズ…などなど。こんな感じで、別れる決め手にはならないけど小さい不満というのはどんどん蓄積されていきます。
その蓄積された不満が解消されず、ピークに達している時に致命的な出来事が起こると冷めてしまうのです。
今回であれば、いつまで待ってもプロポーズしてくれない、あるいはしてくれる気配がないなどです。
彼女自身、決め手になったことだけしか分かっていなかったら、あなたに対して「プロポーズしてくれないから…」としか説明できません。
言われた方にとっても、プロポーズしなかっただけで別れを切り出されたと感じてしまいます。
なので、彼女、あるいは元カノから「冷めた」と告げられた時点で、あなたに対する不満はピークに達していたということです。
一度冷めると取り戻すのが難しいというのは、あなたに対するあらゆる不満を改善するのが、あなたにとっても難しいからです。
女性は感情の記憶力が良い
女性は感情の記憶力が良いです。
嬉しかった時の出来事を話して涙ぐむ、悲しかった時のことを話しながら涙する、そんな彼女の姿を見たことがあると思います。
というのも、女性は男性に比べて感情と記憶の結びつきが強いからです。まるでその瞬間にタイムスリップしたかのように、同じ感情になれるのだとか。
何が言いたいのかというと、恋が冷めるくらい、あなたに対する負の感情は大きくなっている=あなたを見るだけで不快に感じる可能性がということです。
最悪、挽回するチャンスすらもらえない場合もあります。
また、彼女が話を聞いてくれるとしても、挽回するのは大変です。
結論:追いかけるのも良いけどほどほどに
「プロポーズ待ちすぎて冷めた…」という彼女、あるいは元カノに対して、元に戻って結婚することはできるのか?に対する答えは、「難しい」です。
人によっては、修復不可能な場合もありますし、挽回できる可能性があるにしても、苦労することになります。
すでに別れていて、取り付く島もないと感じたなら、早く吹っ切れるように努めた方が良いでしょう。これ以上あなたが傷ついてしまう前に。
女性にとって結婚は特別なこと
「プロポーズ待ちすぎて冷めるって何なの?」そう思っている男性は多いでしょう。
冒頭でも言ったように、男性と女性には結婚に対する意識、というか考え方が違いますから。それを理解していないと、結局また失敗してしまうことになりますよ。
ヨリを戻す努力をするにしても、新しい出会いをするにしても、女性がなぜそんなに結婚を望むのかについて知っておく必要があります。
理由は人によっても違いますが、よく挙げられているもので言うと、子どもが欲しいからです。
女性は男性よりも子ども(妊娠・出産・子育てなど)について、将来をしっかり考えている傾向にあります。
年齢を重ねるほど、着床率は低下し、流産率が上昇、母体や赤ちゃんへの影響が変わってきますし、子育てをする時の年齢によっては体力的に厳しくなります。
もちろん、人生経験を積み重ねてからの子育てにもメリットはありますが、純粋に妊娠・出産・子育てを考えると、若いほうが良いです。
女性の場合、男性よりも子どものことを真剣に考えているからこそ、自分のライフプランよりも結婚が遅くなると、焦りを感じてしまうのです。
結婚したいのにプロポーズしてくれない、という気持ちを男性に例えるとこんな感じでしょうか。
「明日までにプレゼンがあるのに、上司がチェックしてくれない…」×100倍の辛さ
うーん…、結婚は人生がかかっているし、取り返しがつかないのでそれ以上に深刻だと思いますが、まぁこんな感じをイメージしてみてください。
きっと、やる気をなくしたり、他の上司にチェックをお願いするなどの対処をすると思います。
プロポーズ待ちすぎて冷める女性の気持ちが少しは分かっていただけたなら幸いです。
自分の心を癒す
別れを決意した人も、冷めたと言われたことで傷ついた人も心を癒すことは大事です。
傷ついた心のままだと、仕事や人間関係によくない影響を及ぼす可能性があります。何より、あなた自身の辛い気持ちが長引いてしまいます。
前を向いて進むためにも、自分の心を癒すことから始めましょう。
素直に泣く
辛いことから逃げたいがために、失恋のことを頭から追い出そうとする人もいるでしょう。
逃避は一時的に楽になるものの、逃げていた分後で何倍にもなって重くのしかかってきます。そうならないためには、素直に泣くのが一番いいです。
やってみると分かりますが、思いっきり泣いた後は気持ちが楽になります。男性の中には、泣かないように頑張ってしまう癖がついてしまって、なかなか素直に泣けないという人がいます。
そんな人は、恋愛映画を観たり、失恋ソングを聴いてみてください。そうすると、自然と泣けるでしょう。
一人で家いる時がおすすめです。人前だと余計に泣けなくなってしまいますから。
友達に相談する
自分の気持ちを素直に打ち明けられる友達がいるなら、その友達に相談するのもおすすめです。
人に相談することで、自分でも気が付かなかった自分の気持ちが分かったり、気持ちを整理することができます。
当然ですが、相談する相手は選ぶ必要があります。あなたのことをよく知っていて、真剣に耳を傾けてくれる人が良いですね。
趣味に没頭する
趣味に熱中することで、精神的なストレスを緩和させることができます。自分の好きなことをすると、「一人でも生きていっても大丈夫!」という自信(安心感?)にもなります。
ただし、自分の気持ちと向き合ったうえで行ってください。そうじゃないと、ただの逃避になってしまいますから。
自分の気持ちと向き合うというと大げさかもしれませんが、たくさん涙を流すだけでも気持ちの整理ができます。
趣味がない…という人は、小さい頃に好きだったことをもう一度やってみてください。
新しいことに挑戦する
新しいことを始めると、それ以外のことを考える余裕がなくなり、失恋の苦痛を軽減できます。
また、新しいことは自分の世界を広げてくれたり、自分の能力を上げるのにも役立ちます。
運動でも、勉強でも興味のあることを始めてみてください。特に興味のあるものがない…という人は、本屋や図書館をぶらぶら歩いてみてください。
そうすると、何かしら興味のあるものを見つけられるできるでしょう。
仕事に没頭する
仕事に集中することで、何かしら目標が生まれ、その目標に向かって努力していると、失恋の辛さを軽減できます。
仕事に対するやりがいを見つけたり、楽しく仕事できるようになると、結果的に充実した人生を送ることにも繋がりますし。
元々仕事が好きという人は、これを機に仕事に没頭するように心掛けても良いでしょう。
新しい出会いに向けて努力する
元カノのことを諦めたら、新しい出会いに向かって頑張るのも良いです。
職場でいい相手を探してみる
職場で恋人を探してみるのはおすすめです。
手っ取り早いと言ったら聞こえが悪いですが、お互いある程度知っている間柄であれば、どんな人格なのかも大体知っていますし、コミュニケーションも取りやすいでしょう。
「良い人いないから…」と思っていても、相手の良いところを知らないだけで、魅力的な人が身近にいたというパターンは珍しくありません。
ちょっと良いなと思ったら、まずデートに誘ってみるのも良いかもしれません。
合コンに参加する
友達同士で行われる合コン、身近で行われている合コンのイベントなどに参加するのも、色々な人に出会う方法として有効です。
合コンなら相手も異性との出会いを求めている可能性が高いのもポイントです。
積極的にアプローチしても違和感ありませんので、人と話をするのが好きな男性は、合コンに参加するのはおすすめです。
習い事で出会いを求める
習い事はスキルアップだけでなく、いい人に出会えるというメリットがあります。
同じことを習っているため、そのネタで会話をすることもできますし、信頼関係も築きやすいです。
出会いが多い習い事と言われているのが、英会話教室・フィットネス・テニススクール・ゴルフ・ヨガ・料理教室です。
ただ、出会いを求めて習い事を始める場合は、自分の興味のある分野を選ぶ、男女の割合をチェックしておくなども忘れずに行ってください。
キックボクシングやパソコン教室などのように、男性の割合が高い習い事を選んでも、出会いを求めるのは難しいです。
まとめ
プロポーズを待っている時の心境って、男性には理解できないと思います。
「冷めた」と言われると傷ついてしまうため、ついつい相手(彼女・元カノ)を責めてしまうかもしれません。
ですが、気持ちが落ち着いてきたら、相手を責めるのではなく、自分が前に進むにはどうしたら良いのかについてよく考える時間を作ってください。