普通に話をしていたと思ったら、急に不機嫌になる。何かをした覚えがないのに、急にイライラしだす。怒っている理由を聞いても答えてくれない。
そんな態度をされて、妻は何を考えているのか分からないと嘆いている男性は多いです。
「不機嫌になるなら理由を言えよ!」というのが夫側の意見だと思いますが、妻からすると気付いて欲しいと思っているから、ややこしくなります。
とはいえ、何を考えているのか分からない人と一緒に生活していると、ストレスが溜まってしまいますので、解決していくことが大切です。
ここでは、妻は何を考えているの?と悩んでいる男性に対して、妻の考えが分かるようになる方法についてお話します。
普段のコミュニケーションを大切にする
男性にありがちなのが、何かあってから慌てて対処しようとするパターン。
この記事を読んでいるあなたも、いつもと違う様子の妻に慌てて対処法を探しているのかもしれません。ですが、信頼関係を築くのに即効性を求めるのは野暮というもの。
今すぐどうにかしたいのなら、じっくり話合いをする時間を作ってください。
妻が何を考えているのか分かるようになるには、普段からコミュニケーションが大切です。
ただの雑談でも、言葉を交わし続けることで人となりがより鮮明に理解できますし、上手な付き合い方も分かってきます。人はずっと同じ価値観ではありません。
頻繁に会話をすることで、小さな変化にも気づきやすくなり、「どうしてこんなことになったの?」という事態を避けられます。
男語と女語の違いを理解する
アドバイスよりもテンションを意識する
男性は雑談をする時も結論を出そうとしてしまうものです。
もし、妻が「下の階に住んでいる○○さんと会ったら話が長くなるから嫌だなぁ」と言ってきた場合、どうやって答えますか?
恐らく、対策やら解決策を言ってしまうのではないでしょうか。
嫌→解決してあげよう!となってしまうため、解決策を言いたくなる気持ちは分かりますが、妻が欲しいのは共感なので、「何なの!?」となる訳です。
男性は無意識レベルでやってしまうものなので、慣れないうちは意識しながら会話をする必要があります。
共感しながら話すコツは、言葉の中にある感情の部分と妻の話し方に対して、テンションを合わせること。
この場合で言うと、「嫌だなぁ」という部分です。「嫌だなぁ」というのはマイナスな感情であり、落ち込んでいるような感じなので、テンションを下げます。
同じ内容でも、「長くなるからホント嫌!」というように、怒りを表現していた場合、テンションを上げます。
こんな感じで、テンションを合わせながら会話をしてみてください。
気持ちが乗らない時は
テンションを合わせながら会話をするというのは、慣れない人にとっては難しいです。
ただでさえ難しいのですから、仕事で疲れている時とかには気持ちが乗らない時もあるでしょう。そんな時は、正直に伝えるのが得策です。
伝える際には、どうして疲れているのかという話をしてください。
「今日仕事で○○があって…」というと、きっと「どうしたの?」と話を聞いてくれるでしょう。
純粋に話を楽しむ
男性は、オチのない話を嫌う傾向にあります。男性同士の話ならそれでいいのですが、女性と会話をする時は「何を考えているの?」となりがちです。
ちゃんとした話し合いならオチや結論を求めるのも大事ですが、雑談には必要ありません。
とくに、女性と雑談するときには、純粋に話だけを楽しむように心掛けて会話をしてみてください。
この後どうなったんだろうと、話に興味をもって会話をすることで、純粋に会話を楽しめるようになるはずです。
話題が変わるから疲れる…
「今日こんなことがあってさぁ。あ、そういえば○○さんは~。○○と言えば…」というように、コロコロと話題が変わるのについて行けない場合もあります。
男性の脳はひとつのことを深く考えるのに長けている分、色々なことを同時に考えるのが苦手です。
女性はその逆で、浅く広く考えるのに長けています。なので、妻の話題がコロコロと変わると疲れてしまいます。
そんな時は、気になっていた部分を質問するというのがおすすめです。「○○はどうなったの?」というように、続きを促すことで、話をしてくれるようになるでしょう。
もしくは、次の話題に意識を切り替えるという方法もあります。さっきまでの話を忘れて、あなたも次の話題に意識を変えるのです。
最初は難しいかもしれませんが、何度も練習すると慣れてきますよ。
言葉以外のところに意識を向ける
あなたが何かに悩んでいる時、顔には出さないようにしているのに、妻から「どうしたの?」と聞かれたことはありませんか?
それだけ、女性は人の感情や気持ちに敏感です。そのことから、女性は超能力者と言われることがあるほどです。
どうしてそんなことができるのかというと、普段から言葉以外の部分でもコミュニケーションを取っているからです。
表情、身振り手振り、声のトーンなどを無意識のうちに感じ取って、あなたの気持ちをある程度読み取ることができるのです。女性はこれが得意です。
ただ、女性が得意とは言っても、男性ができない訳ではありません。言葉以外のところに意識を向けることで、だんだん分かってくるようになります。
これに関しても、何度も繰り返してやり続けることで、だんだん精度が上がってきます。
不穏な空気と言うか、さっきまでとテンションが変わった、と敏感に感じ取れるようになると、早い段階で対処できます。
まとめ
時間を置くほど、妻が何を考えているのか、どんどん分からなくなってきます。
というのも、だんだん自分自身でさえ原因が分からなくなってくるからです。妻自身が分からなくなると、あなたが察するのは至難の業です。
なるべく早く解決できるように、どうしてもわからないのなら、話し合いをする時間を作りましょう。
そして、普段からコミュニケーションを大切にするように心掛けてください。そうすることが、夫婦円満に暮らしていくための秘訣です。
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