高校生って人生を左右するといっても過言ではないくらい大切な時期。その時期にニキビができてしまうと、自分の顔だけでなく自分自身に大しても自信がなくなってしまいますよね。
私も、小学6年の頃から高校2年くらいまで顔にたくさんのニキビがあって、人と対面で話すのが苦手でした。ニキビが直りかけたら新しいニキビが誕生…みたいな繰り返しで、本当に辛かったです。
高校生くらいの年齢だと恋愛への興味も強くなっていく時期ですから、ニキビの存在が本当にイヤですよね。
そのニキビを改善するのに役立つのは化粧水です。ですが、化粧水を使えば良いわけではありません。
どんなに質の高い化粧水を使っていたとしても、間違った使い方をしてしまうと良くなるどころか、悪化してしまうリスクもありますから、正しく使う必要があります。
ここでは、化粧水の正しい使い方や高校生のにきびにおすすめの化粧水を紹介します。
ニキビを改善するための化粧水の使い方
化粧水をつける時は清潔な状態にしておく
手や顔に皮脂や汚れがついている状態で化粧水をつけても、成分がしっかり浸透してくれない場合があります。
化粧水をつける前には、ぬるま湯で手や顔を洗い、皮脂や汚れを落としてキレイな状態にしておきましょう。
洗顔後は化粧水で保湿する
肌が乾燥してしまうと、それを改善しようとして皮脂が分泌されます。そして、皮脂の分泌量が増えると毛穴詰まりを起こしてしまい、それがニキビになってしまうのです。
洗顔後は、皮脂が洗い流されていますので肌が乾燥している状態になります。冬に洗顔すると粉を吹いたり肌がつっぱるので分かりやすいですよね。
それは夏でも同じですから、洗顔をしたら必ず化粧水で保湿をしてあげましょう。
洗顔後は5分以内に化粧水をつけるのが理想ではありますが、5分以内といわず一刻も早く保湿してください。
素手(手のひらで)でつける
化粧水をつける時、コットンを使う方法もありますが、コットンの繊維が肌にダメージを与えてしまう可能性があります。
高校生というと、ホルモンバランスが安定していない時期でもありますから、ちょっとした肌への刺激が即ニキビに繋がります。タオルで水を拭き取る時の刺激も同様です。
ですから、化粧水をつける時は素手、手のひらで包み込むように優しくつけていきましょう。目元や口周りなどは指の腹を使って優しくつけてください。
最後はパックをする要領で手で顔を包み込み、化粧水を浸透させたら完了です。
ちなみに、これはハンドパックとかハンドプレスというようです。
パンパンと肌をたたくパッティングやこするように化粧水をつけるのは、肌に刺激となってしまいますので、必ずこの方法で化粧水をつけてください。
ニキビの改善効果に期待できる成分が入っているか確認する
化粧品を購入する前に、どんな成分が含まれているのかを必ず確認しておきましょう。含まれている成分によって、期待できるニキビの改善効果が違いますからです。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体はビタミンCを肌に浸透しやすく改良した成分です。
皮脂の分泌を抑えてニキビの予防ができますし、ニキビの炎症を抑えて改善したりと、予防・改善効果があると言われています。
ニキビ跡の赤みを抑える効果もありますから、ニキビに悩んでいる人にとってはありがたい成分です。
厚生労働省が美白成分として効果を認められているほど優れた成分でもあります。
イオウ(硫黄)
イオウというと、温泉のイメージがあると思いますが、強い殺菌作用があり、にきびの原因となるアクネ菌や雑菌を排除してくれます。
この働きに加えて、炎症効果もありますから、ニキビの予防・改善に役立つのです。
また、皮脂を溶かすことで毛穴の詰まりを改善する働きもにきび改善に期待できます。
ただし、皮脂を取り過ぎてしまい、肌が乾燥することでニキビが悪化するリスクもありますので、配合されている割合にも注意する必要があります。
グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウムには、消炎効果がありますので、炎症を起こしてしまったニキビを抑えてくれます。
ニキビには直接改善効果は期待できませんが、以下の成分があると保湿効果によってニキビの予防効果が期待できます。
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
この3つの成分は保湿力が高いのでおすすめです。
安くてニキビケアができる化粧水
ハトムギ化粧水(500ml378円)
ハトムギ化粧水に含まれているハトムギエキスには、肌のターンオーバーを促し、ニキビをケアしてくれます。
それに、ニキビ跡の改善効果も期待できます。
ハトムギ化粧水の魅力は、他の化粧水に比べて圧倒的にコスパが良いという点です。
これなら、あまりお金をかけたくないという人も、気にせずガンガン使えるのではないでしょうか?
成分にもよりますが、高価な化粧水をチマチマ使うよりも、安い化粧水をジャブジャブ使った方が良いと言われることもあります。
ハトムギ化粧水なら、その言葉の通りたくさん使ってケアできるのが嬉しいですよね。
熊野油脂 麗白 ハトムギ化粧水 本体500ml【イージャパンモール】 |
豆乳イソフラボン(200ml597円)
豆乳イソフラボンには、ダイズイソフラボンが含まれており、この成分がエストロゲン(女性ホルモンに似た働きをする成分)により、ホルモンバランスを整えます。
思春期は特にホルモンバランスが崩れやすく、それによってニキビを始め肌荒れを起こす原因になりますので、豆乳イソフラボンを使えばニキビ予防・ケアの効果が期待できるのです。
直接肌から浸透させることによって、さらに効果が高くなると言われています。
また、女性ホルモンに似た働きと言いましたが、男性はエストロゲンが増えると皮脂の分泌を抑えられるという効果が期待できます。
ですから、女性はもちろん皮脂が分泌が多くなりがちな思春期の男性にもおすすめです。
ハトムギ化粧水程ではありませんが、こちらもコスパが良いです。
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オードムーゲ(160ml756円)
大手のドラッグストアで扱っていることの多いオードムーゲ。
グリチルリチン酸ジカリウムという成分が含まれており、抗炎症効果が期待できます。赤ニキビやニキビ跡の炎症を抑え、改善していきます。
それから、グリチルリチン酸ジカリウムには古い角質や皮脂を溶かす働きがあり、毛穴の詰まりを取り除いてくれるのもニキビケアに一役買っている点にも注目です。
皮脂の分泌が多くなることによってできる思春期ニキビは、グリチルリチン酸ジカリウムと相性が良いと言われ、ニキビのない肌へと導いてくれるでしょう。
値段が高いのはネックですが、高い効果が期待できるのも事実ですから、赤ニキビやニキビ跡に困っている人はオードムーゲがおすすめです。
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クレアラシル ニキビ対策 薬用モイスチャーローション(120ml821円)
クレアラシルと言えば、ニキビケアのブランドとして有名ですよね。そのクレアラシルが生んだ薬用モイスチャーローションですから、ニキビに効きそうですよね。
実際、上記で説明したグリチルリチン酸ジカリウムを始め、高い保湿効果のあるヒアルロン酸、アロエエキス、ローズマリーエキスなどが配合されています。
アマゾンの口コミを見ると、「ニキビが治まった」「ニキビが消えた」という声もありますので、高い効果が期待できそうです。
割と高いのですが、ニキビを何とかしたい人、乾燥が気になる人には向いています。
メンソレータム アクネス 薬用モイスチャー化粧水(120ml523円)
メンソレータムアクネスの薬用モイスチャー化粧水には、イソプロピルメチルフェノールが含まれており、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌します。
それから、イプシロン-アミノカプロン酸という成分は、炎症を抑えてニキビを予防する働きがあると言われています。
べたつきも抑えられていたり、低刺激・無香料・無着色など、肌の弱い人でも安心して使えるでしょう。
ただ、ニキビを治すというよりは予防の効果が高いので、ニキビができやすい人で、予防のために使った方が良いかもしれません。
メンソレータム アクネス薬用モイスチャー化粧水 [120ml] |
乾燥がひどくないなら乳液の必要ない
思春期ニキビは皮脂の過剰分泌されることによってできてしまうのが原因のひとつです。
ですから、洗顔してから5分後に突っ張る感じがないのなら、乳液を使う必要はありません。
一説によると、乾燥が気にならないのなら、思春期ニキビ予防として乳液を使うのはほとんど効果がないと言われています。ニキビに効果があるといわれる化粧水を使って、ニキビの予防・改善を目指しましょう。
保湿は美の土台のようなもの。
思春期ニキビはもちろん、毛穴の開きを予防、美白、アンチエイジングなど、様々な効果が期待できます。
ニキビが治るまでと言わず、治った後も保湿を続けていきましょう。