ここぞという時に自分の力を発揮できない人は、いくら努力をしても納得できる結果を残すことができません。
「練習なら完璧だったのに本番で失敗してしまった…」「人前で話すとどうしても緊張してしまう」などといった経験は、多かれ少なかれ誰にでもあるでしょう。
ここでは、自分の力を発揮する方法を9つ紹介します。
努力が報われないと悩んでいる人が、一歩前進できるものを厳選しました。
自分の力を100%発揮するための方法9選
自分の力を発揮するには、努力の方向性を知る必要があります。
あなたの努力を結果につなげていくために、次の9つの方法を試してください。
①チャンスからは逃げない
自分に自信がない、人前に立つと緊張で力を発揮できないという人は、もらったチャンスはすべて一旦受け取ってください。
「こんなの自分には無理…」と思うものでも、チャンスが巡ってきたらそれは挑戦するタイミングだということです。
自分の力を最大限に発揮するには、とにかく経験を積むことが近道です。
②リハーサルを念入りに行う
プレゼンなど、人前で話す予定がある場合は、本番に向けてリハーサルを飽きるほど行うと効果的です。
同僚に聞いてもらってアドバイスをもらうとより濃密なリハーサルになります。
③緊張していることをあえて打ち明ける
緊張しやすい人は、心の内を周囲に見せまいと必死に隠してしまうところがあります。
自分の欠点を過剰に恥ずかしいと感じる人は多いですが、周囲はそんなことほとんど気にしていません。
それならば、緊張を隠すのではなくあえてさらけ出すスタイルでいきましょう。
隠そうとすると余計に緊張しますが、大っぴらにすると不思議と心は落ち着いていくものです。
④意見はハキハキと述べていい流れをつくる
「~だと思います…(小声)」と意見を言ってしまうと、たとえ内容が良かったとしてもかき消されたり、相手を不安にさせたり、ツッコまれやすくなったりと、あまりいいことがありません。
意見を言う機会があるときは、ハキハキと!が鉄則です。
ハキハキと話すコツは語尾にあります。
- 語尾を「です」「ます」と言い切る
- 語尾の声量を上げる
とくに、語尾の声量を上げると自信があるように見えるのでおすすめです。
⑤やる気が湧いてこないときは、細分化したToDoリストをつくる
やる気が出なくて、目の前のやるべきこと・やりたいことが手つかずになっているなら、ゴールまでの道のりが細分化されたToDoリストが役に立ちます。
リストはすぐに達成できるものをできるだけ盛り込んでください。
やる気が出ないときでも「これくらいなら出来るかな」と思えますし、小さいことでも達成できればやる気のレベルが上がり、さらにもうひとつやってみようかなという気持ちになります。
⑥色の力を借りて自分の印象をつくる
まだまだ頼りない新米社員が顧客に商品説明をする場合、黒っぽいファッションにすると実年齢よりも上に見られるので、説得力が増す可能性があります。
上品な雰囲気を出したいなら白、誠実さ・堅実さを見てもらいたいならネイビー、優しい感じにしたいならピンク…というように、服のカラーを変えるだけで、自分という人間の印象をコントロールできます。
服の素材にこだわるのもおすすめです。
パリッとしたシャツは几帳面さを、二ットならふんわりと柔らかい印象を与えられます。
⑦ストレスや疲れと付き合い方を見つける
ストレスや疲れが溜まっていくと、自分の力は発揮できません。
イライラしたり、ネガティブな思考になったりと、何かと自分に振り回されてしまうためです。
ストレスなんて誰でもあるだろう…、疲れなんてちょっと眠ればとれるだろう…なんて甘く考えてはいけません。
ストレスや疲れは完全に取り去ることは難しいですが、減らすことは可能です。
ストレスの発散方法、疲れの取り方はたくさんあります。
誰かに話す、じっくり自分と向き合う、たくさん笑う、たくさん泣く、お酒を飲む、美味しいご飯を食べる、カラオケへ行く、大掃除をする、休日は一日中ベッドの上でダラダラするなど、自分に合った方法を探ってみましょう。
⑧怒りは一旦持ち帰る
思い通りに物事が進まないとき、ついイライラしたり、部下を怒鳴りつけたりした経験は誰もがあると思います。
しかし、怒りをすぐに出してしまっては、自分の力を発揮するのが難しくなってしまいます。
怒りは二次感情だと言われています。
たとえば、待ち合わせに遅れてきた恋人に対して怒りを感じたとします。
事故にでもあったんじゃないかという心配からくる怒りもあれば、会えることをとっても楽しみにしていたのに…という寂しさからくる怒りという場合もあります。
怒りの下にある感情が分かれば、相手への伝え方も自然とマイルドになります。
「遅い!」と頭ごなしに怒るよりも、「事故にでも遭ったんじゃないかと心配したよ~!」と伝えるほうが本心を伝えられますし、相手にも伝わりやすいです。
怒りは我慢するものでもなければ、すぐに表現するものでもなく、その下にある感情が何なのかを知ることが一番大切です。
⑨やるだけことのやったら後は「知らん!」と開き直ると不安は小さくなる
不安を数え始めるとキリがありません。人はネガティブな妄想はいくらでもできるので、終わりがないのです。
不安に押しつぶされて自分の力を発揮できない人は、開き直ることも大切です。
どれだけ念入りに準備をしても、完璧といえるまでリハーサルを積み重ねたとしても、本番では予想しなかったハプニングが起こることもあります。
自分の力でコントロールできないことにまで不安を抱えては身動きが取れなくなってしまいます。
やれるだけのことをやったらあとは「どうにでもなれ!」精神で落ち着いて本番を待つだけです。
どうしても不安を膨らませてしまう人は、夜はサッサと眠り、朝は太陽の光を浴びてみて。よく言われている幸せホルモンの力を頼りましょう。
自分の内面を変えるには時間がかかってしまいますが、太陽は浴びるだけで不安を小さくしてくれる力があります。
まとめ
自分の力を発揮するための方法を9つ紹介しました。
このなかにひとつでも実践できそうなものがあれば、早速今日から挑戦してみましょう。
とくにおすすめなのは太陽の光を浴びること!予想以上に心が落ち着いていくと思います。
自然がいっぱいの公園を歩きつつの日光浴なら、より満たされるのでぜひ試してみてください。