樹脂粘土とは、木工用ボンドの成分である「酢酸ビニールエマルジョン」をベースに作られた粘土です。
乾燥させることで硬くなり、粘土とは思えないツルツルスベスベの仕上がりになります。
上級者になると本物そっくりのミニチュアフードやアクセサリーなども作れるので、粘土細工好きにはたまらない商品です。
ここでは、初心者さんでも簡単に作れるアクセサリーを紹介していきます。
マーブルチョコ風アクセサリー
材料
・ダイソーの樹脂粘土
・ニス
・9ピン
・丸カン
・アジャスターセット
・ペンチ&ニッパー
ダイソーの樹脂粘土には、ホワイト・ブラック・イエロー・イエローオーカー・ブラウン・ブルー・レッド・グリーンの8種類があります。
ここでは、自分のお好みに合わせて3~4種類あればOKです。混ぜ合わせることでキレイなパステルカラーも作ることができます。
豆知識
ホワイト + ちょっとブルー → 水色
ブルー + レッド → パープル
イエロー + ブルー → グリーン
イエロー + レッド → オレンジ
レッドやブラウン、ブラックなど濃い色の樹脂粘土は、混ぜ合わせると色が強く出てしまいます。
なので、ちょっとずつ様子を見ながら混ぜ合わせて、自分好みの色を作ってください。
樹脂粘土は乾くと少し濃くなるので、理想の色より少し薄めの色に仕上げることがポイントです。
作り方
①好きな色の粘土を柔らかくなるまでこねる
そのまま使ってもいいし、混ぜ合わせることで自分好みの色を作ることができます。
樹脂粘土はこねればこねるほど手に馴染み、扱いやすいのが特徴です。
絵の具を混ぜて着色することもできますが、こねていると手が汚れてしまうのが欠点…。
なので、絵の具を使用する場合には、ウェットティッシュを用意しておくと便利です。
②マーブルチョコの形を作る
柔らかくなった粘土を小さくちぎり、手でくるくると丸めて小さなボールを作ります。
真ん中をぷにっと潰して形を整えれば、マーブルチョコの形が完成です。
これをいっぱい作りましょう。
小さなお子さんでも簡単にできるので、親子で楽しく作ることができるのも魅力ですね☆
③マーブルチョコに穴を開ける
アクセサリーにするための金具をつけるために、マーブルチョコに穴を開けます。
9ピンやまち針などを使用して、ちょうど真ん中を貫通するように、まっすぐ刺して穴を開けていきます。
まだ柔らかい状態の粘土は形が崩れやすいので、微調整しながら慎重に行ってください。
④乾燥させる
全部に穴を開け終わったら、丸一日乾かしてください。
この時、9ピンやまち針は刺したままの状態にしておくことがポイントです。
わたしは粘土板に載せて乾かしていたのですが、乾燥して固まったマーブルチョコを見てびっくり…
あんなに頑張って微調整して完成させたのに、下になってる裏側の面がへこんでいるではありませんか!!
まあ許せる範囲ではあるんですけど…
乾かすときは、発泡スチロールなどに刺した状態がいいのかもしれません。
ちなみに、樹脂粘土は乾くと縮む性質があります。
⑤ニスを塗る
穴を開けるのに使用した9ピンやまち針を抜き取り、ニスを塗るためにつまようじをさします。
ここからは細かい作業になるので、トイレなどは済ませておいてくださいね。
いっぱい作ったマーブルチョコのパーツを1つ1つニス塗りしていきます。
仕上がりに影響してくるので、塗り残しがないか確認しながら丁寧に行ってください。
塗り終わったパーツは発泡スチロールなどに刺して乾燥させます。
次の日にはバッチリ乾いて、本物のマーブルチョコのような仕上がりです☆
⑥マーブルチョコをアクセサリーにしていく
ここからはわたしが一番苦労した作業です!!
つまようじを抜き取ってから、9ピンを刺し直して、ペンチでグニッと90度折り曲げ、2~3ミリ残してニッパーでカット。
カットした部分の端から、ペンチで丸めます。
この作業を必要な数だけ繰り返し、丸カンでつなげていきます。
仕上げにアジャスターセットを取り付ければ完成☆
長くすればネックレス、短くすればブレスレットを作ることができます。
パーツを揃えれば、ストラップや指輪を作ってもかわいいです。
わたしはペンチを使いなれていなかったので、これだけの作業に2時間くらいかかってしまいました。
初心者さんは手が痛くなるのを覚悟しておいたほうがいいですよ。
細かい作業はありますが、とても簡単にできるので初心者さんにオススメのアクセサリーです。
ポップでカラフルなアクセサリーなので、身につけるときゃりーぱみゅぱみゅになったような気分でした。
樹脂粘土はとても軽いので、アクセサリーにしても邪魔にならずオススメですよ。