SNSを中心に話題になっているのが「レトルト亭」です。
お湯もガスも、ラップも使うことなくレトルトパウチを温めることができる家電で、多くの人に注目されています。
1000台が27時間で完売し、追加発注で確保した2000台もすでに完売状態です。
そんなレトルト亭はどんな特徴があるのかについてお話します。
レトルト亭の特徴
必要なのは電気だけ
レトルトパウチを温める場合、主に4つのパターンがあります。
どの方法を選んだとしても、何かしら手間がかかりますよね。
鍋を出したりラップを出したり。お湯を作るならガスも使うことになります。
ですが、レトルト亭はガスを使わなくても、鍋やラップを使わなくても、パウチを温めることができます。
パウチを本体に入れて、ダイヤルを回すだけで、芯までしっかり温まり、アツアツのカレーやシチュー、ミートスパゲッティーなどを食べられます。
仕上がりの時間を設定できる
仕上がりの時間は最大10分まで設定できます。
チン!となったら出来上がりの合図なので、他の準備と併用してタイマーを設定しておきたい時に便利な機能です。
他のものを調理しながら同時に温められる
温める際にコンロを使う必要がないので、他のものを調理しながらレトルトパウチを温めることもできます。
例えば、パスタを茹でている間にパウチを温めておいて、パスタができると同時にアツアツのミートソースをかける。というように使うと便利です。
1回あたりの電気代は1円未満
「マクアケのプロジェクト」によると1回温める際にかかる電気代は、1円未満だそうです。
ガスを使って温めるよりも節約になります。
値段は結構お高め
レトルト亭の金額は、一般販売だと7,680円(税込)です。
普段レトルト食品をあまり食べない人にとっては、高いと思ってしまうかもしれません。確かに、あまり使わない人からすると、湯煎で十分だと思うでしょう。
ですが、レトルト食品をよく食べる人なら、ガス代の節約にもなりますし、時間の節約にもなるので、長い目で見るとお得だと言えます。
レトルト亭を使っていたらパウチが爆発!?
少数ではあるものの、レトルト亭で温めていたらレトルトパウチが爆発したとか、溶けた、膨らんだといった人もいるようです。
原因については、レトルト食品の重さに対して、タイマー設定を長めにしていたり、温度センサー誤差などではないかと考えられています。
ただ、油分が多いチーズカレーやキーマカレーなどに関しては、適正時間にタイマーを設定しても、パウチが膨らんでしまう現象が起こる可能性があるそうです。
使用する際には、150グラム以下ならダイヤルを2分の1より手前に設定した方が良いとのこと。75グラム以下は3分の1が望ましいです。そうすることで爆発を防げます。
異常が起こった場合の対処法は、パウチを無理に引き抜かずダイヤルを強制的に切る、もしくはコンセントを抜くことです。
ちなみに、レトルト亭を作ったメーカーが検証をしたところ、爆発することがなかったそうです。
すごく便利なアイテムなので、早く安全に使えるように改善して欲しいですね。
まとめ
レトルト亭を簡単に説明すると、レトルトパウチを温めるだけという家電です。
それだけ聞くと、需要は少ないと思いますが、時間やガス代などの節約を考えると、一概に高いとは言えません。
とくに、よくレトルトを食べる人にとっては、今後必需品になってくるかもしれません。
「レトルトでも作るのが面倒くさいなぁ」と思ったことがあるなら、一考の価値がありますよ。