ドライフルーツの賞味期限は結構長いものが多く、その油断からか、賞味期限が切れてから何カ月も経っていた…なんてこともありますよね。
私は長期間放置することはありませんが、長持ちするだろうという油断から開封後でも、畳んだ状態に重しを乗せておくだけで放置することも多いです。
ドライフルーツは、乾燥させている分雑菌が繁殖しにくく、長持ちするのがドライフルーツの特徴でもあります。
とはいえ、あまりにも長いこと賞味期限が過ぎている場合、やっぱり不安ですよね。
ここでは、ドライフルーツの賞味期限が切れても食べられるのか、切れたものを食べる場合はどんなところに気を付けなければならないのかについてお話します。
ドライフルーツの賞味期限が切れても食べられる期間
そもそも賞味期限というのは、開封せずに正しい保存方法を守った状態で、記載されている年月日まで『おいしく食べられる期間』を言います。
それに対して、消費期限は未開封で正しい保存方法を守っていた場合、記載されている年月日まで『安全に食べられる期間』を言います。
おいしくというのがポイントで、賞味期限を過ぎてしまった場合は味の保証はできないけど、期限を過ぎてもしばらくの間は食べられる…という意味にも捉えられます。
実際、ドライフルーツの賞味期限が切れて10ヶ月ほど過ぎたものを食べて大丈夫だったという人もいますし、二年経っても食べられるというパティシエもいます。
ドライフルーツの賞味期限切れはいつまで食べれる? 実際に10か月切れを食べた結果・・・!
もちろん、ドライフルーツの状態によっても問題ないのかそうでないのかが変わりますから、一概にはどれくらいの期間大丈夫とは言えません。
食べる時に注意しておかなければならないことについては、もう少し下の方で説明します。
賞味期限が記載されていなかったら
中には、賞味期限が記載されていない商品もあります。その場合、製造された日とドライフルーツの種類である程度判断できます。
プルーンやブルーベリーなどのように、しっとりしたドライフルーツなら、製造から3ヶ月くらいの賞味期限が設けられていることが多いです。
一方、バナナチップのように水分が少なくて乾燥しているタイプのドライフルーツなら、数年持つと言われています。
とはいえ、乾燥しているタイプは賞味期限に関しては2年くらいだと考えていた方が良いかもしれません。
長持ちさせるには
少しでも長く持たせるためには、未開封の状態で冷蔵庫に入れておくのが良いのですが、一度開けてしまった場合は空気を抜くのがポイントです。
空気中には水分や酸素、雑菌などがありますから、外気にさらされ続けると、劣化が早くなってしまいます。カビが発生してしまうことも…。
そうならないためには、開封後は以下のようにして、冷蔵庫で保存しておきましょう。
・ジッパー袋に入れて空気を抜いておく
・真空保存ができるタッパーに入れる
など
大事なのは、なるべく空気に触れないようにする、直射日光に当たらないようにする、温度が高いところに入れないようにする…など、基本的なことを守ることです。
賞味期限切れのドライフルーツを食べる時に注意しておくべきポイント
賞味期限切れのドライフルーツを食べる時は、以下のことをよくよく注意してください。
見た目やニオイがおかしいと感じたら、口には入れない方が良いです。
酸味が強い場合も、腐っている可能性がありますので、すぐに吐き出してください。
そして、カビが発生している食べ物は、土のようなニオイや味になりますので、土っぽいニオイや味がする場合もすぐに吐き出してください。
これらに問題ないのであれば、食べても問題ないでしょう。
ただし、食べる時は念のため、1回で食べる量を少なくして、体調に変化がないか様子を見ながら食べてみてください。