恋愛に没頭している人のなかには、自分を大切にしていない人がいます。
自分を大切にしない人の恋愛は苦労の連続であると断言できます。なぜなら、自分軸で動くことができないからです。
自分軸を持たない人はこんな悩みを抱えています。
- 恋人に嫌われてしまうことが怖い
- 自分を優先する=自己中という認識がある
- 自分の気持ちを伝えることができない
- 幸せになってはいけないと心のどこかで思っている
- 自分のために時間やお金を使うことが苦手
- 他人に否定・反対されることが怖い
- 自分に自信が持てない など
ここでは、自分を大切にする恋愛とは何なのか?についてお話します。
好きな人ができても、恋人ができても、辛い出来事のほうが多いという人の心が楽になれば幸いです。
自分を大切にする恋愛とは?具体的な方法5つ
自分を大切にする恋愛ができるようになると、まず実感するのは幸せの感度がかなりUPするということ。
寒い夜に二人で温かいコーヒーを飲むという日常の一コマでも、深く染み入るような幸福感に満たされるでしょう。
自分を大切にする恋愛とは、自分だけではなく相手との関係性も良好になるメリットだらけの恋愛なのです。
では具体的にどういったことを心がけていけばよいのでしょうか。
1.ダメな自分も受け入れてあげる
良いところだけではなく、悪いところも失敗も、過去の過ちもすべて受け入れるということはとても大切です。
欠点や失敗も受け入れると聞くと、「それは開き直っているだけ」と思う人もいるでしょう。自己成長につながらないのでは…と。
しかし、成長するための最初の段階は欠点がある自分を受け入れることから始まります。
受け入れずに成長はありません。
ところで受け入れ方ですが、何かを大きく変える必要はなくて、「私って忙しいときはトゲトゲしい話し方をするんだなぁ」と客観的に観察するだけでOKです。
欠点や失敗に対して、批判したり善悪のジャッジをしたりせずに、ただ事実を振り返るだけ。
それが受け入れるということです。
恋愛は素の自分をさらけ出すので、失敗なんて山のようにあります。自分自身、そして相手の嫌な面もたくさん見るでしょう。
これらを乗り越えていくためにも、受け入れるという過程は必要です。
2.「苦しい」「辛い」なかで頑張らない
彼氏のために毎日手の込んだお弁当をつくってあげるとか、彼女に呼ばれたらたとえ夜中でも駆け付けるなど、お付き合いをしていくなかで頑張っていることがいくつもあると思います。
相手に喜んでもらいたいですし、いい関係を続けていきたいですから、努力すること自体は素晴らしいことです。
ただし、次のような場合は自分を大切にすることを忘れているので注意が必要です。
- 残業続きで寝不足のなかでもお弁当作りに時間をかけている
- ゆっくり休みたいのに彼女に呼ばれたら出向くしかないと思っている
たまの無理ならいいかもしれませんが、これを当たり前のように続けたら、心と体が消耗してしまいます。
恋人のために何かしてあげたいなら、心身への苦痛が伴わない努力を選んでくださいね。
お弁当をつくるなら冷凍食品だって美味しいものがたくさんあります。
家でのんびりしたい日に彼女に呼ばれたとしたら、自宅に来てもらって一緒にゆっくり過ごす選択肢もあります。
3.恋愛中心の生活にはしない
あなたの人生は恋愛だけではないはずです。
仕事があって、友達がいて、家族がいる。趣味もあれば、食事・お風呂・掃除・睡眠といった生活もあるわけです。
恋愛をすると、いつも恋人中心になってしまう人がいますが、それでは自分を大切にする恋愛とは言えません。
恋人の存在はあなたの大切な一部ですが、一部であることを忘れないでください。
恋愛がすべてという生活になってしまうと、はじめは幸福感に満たされているでしょうが、すぐに不安や不満が蓄積されていきます。
相手にも恋愛中心の生活をするよう求めたり、恋人がもしいなくなったら何も残らないという不安を募らせたりと、心のバランスが崩れやすくなってしまうのです。
すべてを一度に大切にするというのは難しいので、まずは自分の衣食住を整えることから始めてください。
人間関係においては、約束優先で行動することで恋愛中心の生活から抜け出すことができます。
恋愛にのめり込む人は、約束よりも恋人が優先になってしまうので気を付けましょう。
4.自分をさらけ出すことから逃げない
恋人といつまでも仲良くしたいなら、気遣いと努力は欠かせませんが、方向性を間違えてしまうことがあります。
よくあるのが、自分の感情や感覚を否定することで相手に合わせようとしてしまうことです。
それは努力ではなく我慢です。
自分を大切にする恋愛とは、どれだけ自分をさらけ出せるかにかかってきます。
たとえ恋人に好まれない感情・感覚を持っていたとしても、まずは伝えること。
伝えたうえで、どう付き合っていくか話し合っていきます。
あなたが自分をさらけ出すことで、相手にも言いたいことが言える環境を提供することができます。
何を譲り、何が譲れないのかを吟味し、2人にとってwinwinのルールをつくっていきましょう。
5.日常的に愛情を表現する
付き合いが長くなってきたカップルは愛情表現よりも不満のほうが口に出てしまうものです。もしくは改めて愛情表現をするのが気恥ずかしくてあまり伝えられていないという場合もあります。
愛情表現はどんな形でもいいので日常的に伝えることをおすすめします。
愛情表現と言えば、ストレートに「愛してるよ」と言わなくてはいけないと思うかもしれませんね。
それもいいですが、日常的な愛情表現とはちょっとした気遣いです。
たとえば、朝早く出勤する彼氏のために「いってらっしゃい!がんばってね」というメモとお弁当を渡してあげるというのは、愛情表現になると思います。
話をじっくり聞いてあげたり、好物を買ってきてあげたり、お礼を言ったり、感度を上げてみたりすると、日常のすべてが愛情表現になるのです。
まとめ
自分を大切にする恋愛についてお話しました。
恋人を大切にしたいなら、自分を大切にすること。
恋人と長く付き合っていきたいなら、まずは自分との付き合い方を攻略すること。
何事もまずは自分を軸に考えると上手くいくものです。
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