子供用ハーネスの賛否について、今ネット上で議論されています。
今に限らず、「子供用ハーネスを付けていたら直接反対されたことがある」という声もたびたび耳にしていました。
僕個人としては、どうしてそこまで反対意見があるのか、理解できません。子どもの安全性を考えたら、そこまで反対されるようなことなのか。
ということで、ここでは反対意見に対して、僕が思うことについてお話します。
子供用ハーネスの反対意見と僕が思うこと
「子どもがかわいそう」
ハーネスを付けている姿はパッと見た感じ、ペットがリードを付けている姿と似ています。
そのため、「子どもはペットじゃない」とか「(ペット扱いされていて)子供がかわいそう」とよく言われているようです。
確かに、犬が散歩をしているように見えると言えば見えるのですが、だから何なのか?と思ってしまうのです。
そもそも、最近ではペットも家族として考えられるようになっているのに、こんな時だけペット扱いがダメというのも、若干ではあるけど違和感があります。
僕個人としては、子供用ハーネスを付けているのを直接見たことがないので、初めて見たらビックリはすると思います。
ですが、子どもがかわいそうとは、何をもってしてかわいそうだと思っているのか、不思議です。
いつの間にかいなくなって怖い思いをさせるリスク、道路に飛び出してしまうリスク、誘拐されるリスクなどを考えると、そっちの方がかわいそうだと思ってしまうんです。僕は。
「親の怠慢」
「ずっと手を繋いでおけばいいだろ」と言って、親の怠慢だと主張する人がいます。
手を繋いで歩いている親子の姿。微笑ましいです。子どもがおとなしい時や性格がおとなしい子どもなら、それで良いかもしれません。
じゃあ、手を繋ぐのが苦手な子どもは?いきなり手を振り切って走り出す子どもは?それでも手を繋ぐのが正解だというのでしょうか。
子どもの性格も何も考えず、ハーネスを付けている姿を見ただけで怠慢だと決めつけるのは、暴論だと思います。
「私はできた」
「私は3人育てたけどそんなものは必要なかった」というように、自分はできたことをアピールする人もいるようです。
これも、親の怠慢と言われた時と同じように思うのですが、全ての子どもが同じではないということを、もっと考えて欲しいですね。
あなたの子どもは3人いても、ハーネスなしで上手くいったのかもしれません。
ですが、おとなしい子どももいれば、当然やんちゃと言うか、興味のある対象を見つけたら、一目散に走っていく子どもだっているのです。
初めて会った人に対して、自分のこれまでの経験だけで物を申すのは、失礼なことだと僕は思います。
子育てにおける正解を探すのは本当に難しいです。長男は大丈夫だったけど次男はダメだったということは珍しくありませんから。
反対意見にも一理ある
子供用ハーネスに対して、批判・反対する人に対して、憤りを感じていた僕ではありますが、反対意見を読んでみると「なるほど」と思いました。
このような親を見て、子供用ハーネスに反対意見を持つようになったそうです。
僕は子どもがいないので、子育てをする大変さは想像するしかありません。ずっと子どもに気を使い続けるのは大変だと思います。
とはいえ、子どものためではなく、自分の都合で子供用ハーネスを付けているのを想像すると、やっぱり悲しいです。
無理をしろとまでは思いませんが、できそうな時はハーネスなしで頑張ってもらいたいです。
まとめ
色々言いましたが、反対をする多くの人は、見た目に反応しているように感じました。
ということで、批判的な声を浴びたくないという人は、手首につけるハーネスやハーネスリュックを使うという手もおすすめです。
手首につけるハーネスなら、ひもが付いていても拘束している感覚がほとんどないので、批判も減りそうです。
ハーネスリュックは、ぬいぐるみを背負っているみたいな見た目のものがあり、こちらは拘束している感じがないのに加えて、カワイイと言われることが多いそうです。
子どもが心配…だけど、ハーネスを付けるのも周りの目が気になる…という人は、どちらかを検討しても良いでしょう。
日本でも、もっと子供用ハーネスが浸透していけば、日常の風景として慣れていくはず。早くそんな時代が来て欲しいと思います。
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