PSPって、まだまだ名作がたくさんあるのに、どんどん値段も下がってきているのでかなりコスパの良い趣味ですよね。
私は基本的にRPGが好きなので、その中からクリアしたものでなおかつ面白いと思ったソフト4つに厳選して紹介します。
1位:クロヒョウ
龍が如くシリーズの6作目だそうですが、主人公はこれまでの桐生一馬から変わって、右京龍也というキャラクターになっています。
アクションゲームとしての面白さに加え、レベルアップの要素を上手い具合に絡めることで、RPGとしての面白さも最高でした!
アクションゲームとしても楽しい!
個人的にすごく面白かったのが、主人公があらゆる格闘技のセンスがあるということで、色々な格闘技のスタイルで闘えること。
ケンカ、ボクシング、ムエタイ、空手などをはじめ、中国拳法や柔術などもあります。
それぞれのスタイルにレベルが設けられていて、レベルが上がると攻撃力UPしたり、新しい技やコンボを覚えます。
それに、格闘技の特徴通りの動きで闘えますので、好きな格闘技があればやっていても面白いと思います。私はボクシングや空手が好きなので、このスタイルで闘っている時が楽しかったです^^
ですが、意外にも柔術や古武術で闘うのも面白く、攻撃をキャッチしてカウンターを取るとすごく気持ち良くて最高でした!
敵の数は最大で3人しかいないので、バッタバッタとなぎ倒している感覚はありませんが、格闘ゲームのような感覚でプレイできるのも良かったです。
サブストーリーやミニゲームも充実!
龍が如くといえばサブストーリーとミニゲーム。クロヒョウでもかなり充実しています。
PSPのソフトでこんなに色々詰め込める容量がどこにあるのだろうか?というくらいたくさんありました。
しかも、サブストーリーもしっかり作りこまれていて、それが本編に入っていても良かったのではないか?と思えるくらい質も高かったです。
サブストーリーの場所もマップを見れば一目瞭然で分かりやすく、サクサク進められるのも個人的には良かったです。
ミニゲームも、ボウリングやバッティングセンター、アルバイトなど豊富でした。
やりこみ要素が満載!
クロヒョウは、スタイルのレベルを上げると、組み合わせによっては他のスタイルを覚えることがあります。○○のレベル3+△△のレベル3で□□を覚えるという感じで。
全てのスタイルのレベルをマックスにすると、ステータスがかなり高いスタイルが出てきます。
他にも、サブストーリーの回収、ゲーム内でのランキング、クリアすると出てくる勝ち抜き組み手など、やりこみ要素が随所にちりばめられているのも、かなり楽しめました。
ストーリーも最高
龍が如くのように、「マジか!」みたいな展開も多くありますし、最後は結構熱くなれたりとストーリーにも大満足でした。
正直、最初は「この主人公を勝たさないといけないの?」と思うくらい、結構ひどい人格だったのですが、後半に行くにつれてドンドン好きになっていき、気が付いたら応援していました。
ストーリーに関することですから、あまり深くは言えないのですが、素直にこのゲームを知ってよかったなと思える見事なストーリーですよ。
色々なスタイルがあるから戦いも飽きませんでしたし、ドンドン引き込まれていくストーリーで、気が付いたらかなり時間が経っていたなんてこともありました。
移動が若干面倒なのはデメリットでしたが、トータル的に見ると記憶を消してプレイしたいゲームですね。
2位:クロヒョウ2
クロヒョウの続編で、主人公は前作と同じです。
前作から約1年半後の話となっており、神室町に加えて蒼天掘(大阪の道頓堀を舞台にした場所)への移動ができるようになったり、タクシーを使えるようになったり、ゲーム性も大きく進化しました。
他にも、仲間を作ったり、クライムイベントとして小さなイベントが発生したりと、色々な部分で進化しています。
ただ、主人公の声優が変更していたり、前作のヒロインが急にいなくなっていたりと、連続でプレイすると違和感がすごいですから、少し時間を空けてからプレイすることをおすすめします。
やりこみ要素がさらに増えた
前作よりも、さらにやりこみ要素が増えました。
ランキングバトルが3つもあり、神室町や蒼天掘のランキングバトルに加えて、ボスバトルランキングもありますので、強いキャラとの対戦を楽しみながら1位を目指します。
また、仲間を作ったり、本編とは別の通信ミッションというゲームが追加されています。通信ミッションは街に存在しているチームを壊滅させていき、自分のチームのランクを上げていくという流れになっています。
他にも、ミニゲームやアルバイトなどのやりこみ要素があります。
正直、神室町と蒼天掘のランキングバトルは、一度挑戦するとしばらく時間を空けてからじゃないと次の挑戦ができないので、その点はやりにくいと感じました。
ストーリーを攻略しながらプレイすれば良いかもしれませんが、ガンガンランキングを上げたい時はすごく不便なシステムだと思いました。
スタイルのレベルを上げることによって、スキルを習得し、そのスキルを付け替えることによって短所を補ったり、長所を伸ばしたり、好きな格闘スタイルを作れるのも良かったです。
ストーリーも感動的!
やはり、龍が如くシリーズだけあって、ストーリーもかなり良かったです。衝撃的な展開はもちろん、仲間の大切さも分かる内容になっており、最後は感動しました。
前作と絡んだ内容も多いので、いきなりクロヒョウ2から入ると意味が分からない部分も多いと思います。
前作と比べると、色々進化している部分はありますが、格闘シーンについては正直あまり代わり映えしている感じはありません。スタイルは少し増えましたが・・・。
私は前作の格闘シーンが好きだったので、それでも全然良かったのですが、前作で既にお腹いっぱいになっている人にとってはすぐに飽きてしまうかもしれません。
3位:The 3rd Birthday
プレイステーションのソフトで有名になった、『パラサイト・イブ』シリーズの3作目。
アクションRPGというジャンルではありますが、ウィキペディアではアクションシューティングの要素も強いと説明されているように、レベルアップの要素意外では確かにアクションシューティングゲームって感じでした。
それでも、ゲームとしては十分面白かったですし、勝てなかった敵でもレベルを上げることで勝てるようになるという意味では、RPGとしての魅力も十分にあると感じました。
オーバーダイブというシステムが斬新!
オーバーダイブの説明では乗り移るとありますが、乗り移った相手は主人公に変わり、別の人に乗り移ると元の人に戻るという感じです。
このシステムがなかなか斬新で、相手が元々持っていた武器をそのまま引き継ぐことができたり、体力ゲージもオーバーダイブ先のキャラのものを引き継ぐというのがなかなか面白かったです。
この能力のせいなのか、後半になるとかなり敵が強くなって2・3発で体力ゲージがかなり削られるようになります。
あと、このシステムを理解していないうちは意味が分からないうちにゲームオーバーになって唖然としていました。意味が分かれば、それがなかなか面白いシステムだなぁと思いました。
ストーリーも斬新だが…
オーバーダイブを使って過去にさかのぼり、歴史を変えようというストーリーになっています。ですが、正直私は話しについてこれずに置いていかれました。
登場人物も主人公以外分からないですし、ストーリーの流れも、専門用語も分からない中で話が進んでいきますから、1週目だけプレイすると意味が分からないと思います。
私はなんとなくで見ていたので、ほとんど理解できないまま終わってしまったのですが、資料(?)を読んだり、2週目をプレイすれば恐らくもっと深く理解できるはずです。
アクションシューティングゲームが好きなら楽しめる
ストーリー自体はあまり理解できませんでしたが、アクションシューティングゲームとして見たらだいぶ面白いと思います。
個人的には、あまりアクションシューティングゲームをプレイすることはないのですが、やりやすくて面白かったです。
私が買った時は108円でしたから、この価格でこのクォリティーなら文句なしです。
ブックオフなら恐らく108円で購入できると思いますので、お試し感覚でやってみても良いかもしれませんね。
4位:スターオーシャン1 First Departure
人気があり、シリーズ化しているスターオーシャン。その最初のスターオーシャン1をリメイクしたのがこの作品。
テイルズシリーズのような戦闘システム、いわゆるリアルタイムで戦うことになり、縦横斜めと、色々な方向に操作しながら戦えます。
と言っても、シンプルな操作性ですから初めての人でも何となくで楽しめるようになっていました。
私はスーパーファミコンではプレイしていないので、比較はできません。ですから、このゲームをプレイして面白かった部分を紹介したいと思います。
シンプルだけど奥が深い
操作自体はシンプルですが、どのキャラをどんな風に育てるのか、誰と一緒に戦うのかでも変わってきますので、結構奥が深いです。
同じ敵に対しても、違う技やキャラで戦ってみたり、戦略を変えてみたりと色々な楽しみ方ができました。
やりこみ要素が多い
このゲームでは、レベルアップだけでなくスキルシステムもあり、ポイントを振り分けることで有利になったり、新しい特技を習得できます。
こうして色々な育て方を試してみたり、パーティーの組み合わせができるというやりこみ要素に加え、ストーリーや仲間になるキャラが変わるという点にも注目です。
ストーリーを進行している途中で選択肢が出てきて、その選択肢によって仲間に出てくるキャラやストーリーが変わります。
ですから、2週目・3週目をプレイしても選択肢を変えることで違うゲームをプレイしている感覚で楽しめます。
また、好感度を上げることによって特別なイベントを見られるなど、色々な楽しみ方ができるのもすごいですよね。
世界観が面白い
設定は西暦2432年らしく、地球は高度な発達を遂げているようですが、主人公たちが住んでいる星は田舎で、まるでドラクエみたいな世界観でした。
平和な暮らしをしていた主人公たちだったのですが、奇病に襲われ、宇宙船から人が出てきた2人の男女が「君たちを助けに来た」と言ったことから冒険が始まります。
とはいえ、基本的にほのぼのとしたストーリーが進んでいきますので、それが個人的には良かったです。
私は1週しかしなかったので、十分に楽しめたかと言われたら正直怪しいのですが、違う選択肢を選びながら2週目・3週目をプレイしていれば、もっと楽しめたのかもしれません。
>>スターオーシャン1 First Departureはコチラ
まとめ
私がアクションRPGをそんなにプレイしていなかったということもあり、4つしか紹介できなかったのですが、今後他にも面白いと思えるアクションRPGに出会えたら追加していきたいと思います。
PSPにはまだまだたくさんのお宝が眠っています。
今後も個人的に面白かったソフトをドンドン紹介していきますので、ぜひチェックしてください。