気を抜いている時に急にバチバチっと衝撃が走ることってありますよね。
空気が乾燥しがちな季節には、特に静電気が発生しやすくなっています。
特に冬のあったかアイテムであるセーターは、バチバチ静電気が起こりやすいんです。
ここでは、セーターに静電気が起こる原因とバチバチを防ぐ方法について紹介します。
セーターのバチバチを防ぐ4つの方法
柔軟剤を使う
洗濯に使う柔軟剤には衣類をふんわり仕上げてくれるだけでなく、静電気を防ぐ効果があります。
柔軟剤を使うことで衣類の表面がなめらかになるので、静電気が発生する大きな原因となる摩擦が起きにくくなるんです。
ここで注意してほしいのが、柔軟剤を使う順番。
最初に洗剤と一緒に入れると柔軟剤の効果がなくなってしまうので、最後のすすぎの時に入れるようにしてくださいね。
ちなみに、柔軟剤入りの洗剤の場合、静電気を予防する効果が低下します。
乾燥機にアルミホイルを入れる
洗濯物を乾燥機で乾かす人にオススメなのが、アルミホイルボール(アルミホイルを丸めただけ)を洗濯物と一緒に乾燥機の中に入れること。
手のひらサイズくらいを2~3個入れると、電気を通すアルミホイルによって、衣類の静電気を空気中に逃がしてくれるんです☆
乾燥機から取り出す時のバチバチに悩まされることが無くなりますよ。
アルミホイルボールは崩れないように、しっかりガチガチに固めてくださいね。
柔軟剤スプレーをかける
手作りの柔軟剤スプレーを吹きかけるだけで、静電気はもちろんホコリや花粉が付くのも防ぐことができます。
【作り方】
スプレーボトルにお好みの柔軟剤25mlと水500mlを入れてよく混ぜるだけ☆
柔軟剤の量は水に対して5%以下にして、使う前によく振ることがポイントです。
ふわっと優しく香ってくれるので、香水代わりに使うのもいいですよ。
静電気体質を改善する
食生活を見直す
揚げ物やスナック菓子などの脂質の多い食べ物を控え、野菜や果物を積極的に摂るようにしましょう。
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムを積極的に摂るのも効果的です。
アーモンド・胡麻・豆腐・大根・マグロ・イワシ・アジ・昆布・ひじきなどに多く含まれています。
保湿をする
肌が乾燥していると衣類との摩擦によって静電気が起きやすくなるので、ボディークリームでしっかり保湿をしましょう。
部屋に加湿器を置くだけでも乾燥肌を防ぐことができます。
セーターのバチバチはどうして起こるの!?
セーターのバチバチは、生地どうしが擦れ合うことで発生します。
プラスの電気を帯びやすい素材とマイナスの電気を帯びやすい素材の組み合わせが大きく影響しています。
【プラスに帯電しやすい素材】
ナイロン・ウール
【マイナスに帯電しやすい素材】
アクリル・ポリエステル・アセテート
静電気体質という人は、帯電しにくい素材を選んだほうがいいでしょう。
【帯電しにくい素材】
綿・麻・木綿などの天然素材
静電気体質とは…
自然に放電ができない帯電体質のことで、静電気対策ガイドによると、肩こり・腰痛・冷え性に悩んでいる場合が多いようです。
その大きな原因はドロドロ血液!!
血液がドロドロして血流が悪くなることで、体内は弱アルカリ性から酸性に変化します。
すると、体内のイオンバランスが崩れてしまうので、体内のプラスイオンが外部のマイナスイオンを引きつけ、静電気が発生しやすい体質に…。
セーターのバチバチは衣類が擦れることで発生します。
できるだけ摩擦を防ぐことがポイントで、柔軟剤を使ったり、肌を保湿することが予防に繋がります。
天然素材のものは静電気を起こしにくいのでオススメです。
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