長いこと一緒に暮らしていると、嫁の言動にイライラしてしまうことってありますよね。トゲトゲしい言い方だったり、話しかけてもシカトされたり…。
一緒に暮らしている相手に対してイライラすると、一緒にいるのが苦痛に感じてしまいます。
僕自身、嫁のたった一言でイライラしてしまい、そこから喧嘩に発展することも珍しくありません。
ですが、幾度となく喧嘩を繰り返してきたことで、分かってきたことがあります。今では、昔ほど感情的になることもはありませんし、ストレスの度合いも低くなりました。
ここでは、嫁の言動にイライラした時、どう対処したら良いのかについてお話します。
逃避はおすすめしない
僕のこれまでの経験から、逃避をするのはおすすめしません。
逃避とは、
などです。嫁や自分と向き合うことから逃げてしまっては、根本的な解決に繋がらず、結局同じことを繰り返すことになってしまうからです。
場合によっては、嫁との関係が悪化してしまう原因になることもあります。特に、外出や旅行などのように、物理的に距離を置く時は要注意です。
ただし、距離を置く以外で、一時的な逃避と認識しているなら、むしろおすすめします。
イライラを解消したあと、再度問題解決に向かう気力となり、きっと前を向いて行動できるはずですから。ぜひ逃避を活用してください。
自分がイライラする理由を考える
イライラした時に大事なのは、自分がイライラしている理由を考えることです。
僕の実体験を話します。
嫁の言動にイライラしていると思っていて、家事のやり方にアレコレ口出ししていたら、実は仕事が上手くいかずにイライラしていただけだったことがあります。
また、どうしてこんなに怒っているのかを考えた結果、思いもよらないところに自分の本心が隠れていたこともあります。
なので、なぜ自分がイライラしているのかについて、考えてみてください。ここからは、よくある理由についてお話します。
大事な物を奪われそうで怖い
あなたが大事にしているもの(こと)は何ですか?
それを奪われてしまうかも!と感じると、守るために怒りに変わってしまうことがあります。
例えば、「趣味ばっかりしてないで~」と言われたら、趣味の時間を奪われる!と感じて、とっさに身構えてしまうものです。
冷静になって、本当に趣味を奪おうとしているのか、嫁の言動を思い返してみてください。
よくよく聞いたら、趣味をするのは良いけど、もう少し話をする時間を作ってほしいと言っているだけだったりします。
僕もそのパターンで、趣味のゲームに没頭していたら、「仕事は大丈夫?」と聞かれ「ゲームするなってこと!?」と怒りをあらわにしたことがあります。
嫁としては、仕事は順調なのかを聞いただけでした。
こんな感じで、勘違いによって不快な気持ちになっている可能性があるので、どういう意味の発言だったのか、確認した方がいいです。
もっと自分のことを考えて欲しい
休日にゆっくりしていると、「もっと○○手伝って!」とか言われると、普段は仕事と家の往復なんだから、休日くらいゆっくりさせてよ!と思うでしょう。
もっと自分のことを考えて欲しいと思うと、余計にイライラしてしまいます。
とはいえ、言葉でそれを伝えるのは難しいです。嫁もあなたのことを考える余裕がなくなっている可能性がありますので。
なので、自分のことを考えてもらって、どんなことをしてもらいたいのか、どんな風に生活していきたいのかについて、よく考えてみてください。
言われた言葉に嫌な思い出がある
言われた瞬間、反射的に不快になる言葉ってありませんか?
叱られている時によく言われている言葉、劣等感を感じていることなどは、その瞬間に嫌な気持ちになることがあります。
「なんでできないの?」「何回言わせるの?」みたいに、自分が見下されているような、無能な人扱いされているような言い方は反射的にイライラしてしまいやすい言葉です。
僕は、「前も言ったんだけど」という言葉がすごく嫌いで、どんなに優しく言われてもイラっとしてしまいます。
嫁以外にイライラしていることがある
仕事で上手くいかなかった、家族と喧嘩したなど、嫁以外のところでイライラしている可能性があります。
- どこかで嫌な思いをしましたか?
- 嫁はいつもと違う言い方をしていましたか?
もし、少しでも「嫁に原因がないのかも…」と思ったなら、どこにイライラしているのかをよくよく思い出してみてください。
身近にいる人に、怒りの矛先を向けてしまうのは珍しいことではありません。
八つ当たりをしてしまうこともあるでしょう。問題なのは、それに気が付かないまま嫁にぶつけ続けてしまうことです。
それに気が付いたのなら、素直に「ごめん、会社で嫌なことがあって…」というように、認めたうえで謝れたらパーフェクトです。
もしかしたら、最初はそのことで責められてしまうかもしれませんが、きっと許してくれるでしょう。
僕の場合、素直に謝ったら許してくれることが多いので、できそうな時は素直に謝るように努めています。
嫁に原因があるかもしれない
嫁の言い方にトゲを感じる、いつもとは違う感じがするという場合は、嫁に原因があるかもしれません。
嫁に原因があるからと言って、悪者という訳でもありませんし、責めていい訳でもありません。
とはいえ、我慢し続けるのは、あなたにとっても相当なストレスになりますし、ほっといても悪化するだけの可能性が高いです。
嫁のストレスを解消する
あなたにはあなたのストレスがあるように、嫁には嫁のストレスがあります。
とくに、嫁の場合は夫にストレスを感じていることも多いので、あなたの手でストレスを解消してあげるのが効果的なのです。
と言っても、特別なことをする必要はありません。
何気ない会話を大切にしたり、意識的にスキンシップをとるなど、夫婦としてのコミュニケーションを意識してとるようにすることから始めましょう。
女性は、会話をするだけでもストレス解消や不安の解消に役立つと言われています。
できることなら、仕事から帰ってきた時、仕事で疲れているなら休日のちょっとした時間、嫁の話に耳を傾けるようにしましょう。
常にトゲトゲしい話し方をするから、会話をすること自体いやだという場合、仕事が忙しくてほとんど時間がないという場合、メール・LINEがおすすめです。
無理に用事を作る必要はありません。
「今日何かあった?」とか、前日に何か話をしていたなら、「アレどうなったの?」とか、続きを促すだけで勝手に嫁が話を膨らませてくれるはずですから。
ただ、無理して返事をしようとすると、それはそれであなたのストレスになってしまう可能性があります。
なので、頻繁には返事ができないこと、長文のメッセージを送れないことなどを伝えおいた方が良いです。
真正面から受け止めてはいけない
嫁の言動一つ一つにイライラしていたら身が持ちません。
何の解決にもならないどころか、大喧嘩に発展してしまっては多大なストレスがかかってしまいます。
なので、嫁の言動にイライラする時期は、一つ一つに反応しないように努めてください。思わずムッとしてしまうこともあると思います。
そんな時は、言葉の裏側を読んでみるのがおすすめです。
こんなにトゲトゲしく言うのはどうしてだろう…、自分ではなく他にストレスを感じているのかも…。というように、色々考えてみましょう。
言葉の裏側を読もうとするだけでも、怒りが少し下がりますし、客観的にその状況を見ることができるようになります。
また、本当の原因に気が付くこともあり、根本的な解決に繋がる可能性もあります。
まとめ
これを機に、自分や嫁と向き合い、生活の質が上がるように色々試してみてください。
ただし、あまりにも理不尽だったり、言動がひどいと感じる場合は離婚も視野に入れた方が良いかもしれません。
お互いイライラした日々を過ごすのは、どちらにとっても良くないですから。
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