横になると胸(というか喉の奥?)がヒリヒリ…。ひどい時には体を起こしても痛みがあります。
私自身、逆流性食道炎で苦しんでおり、夜に起きてしまうくらい毎日のように痛みで横になれない時期もあります。
そんな私の症状を軽くしてくれたのが、ヨーグルト。…だと思っています。
ヨーグルトを食べるようになってから、胸焼けの痛みで眠れなくなることも少なくなりましたし、薬を飲む頻度も減りました。
ここでは、なぜヨーグルトが逆流性食道炎を軽減してくれるのか、私の体験談を交えながらその理由を説明します。
ヨーグルトが効果的な3つの理由
胃の粘膜を保護する
ヨーグルトはもちろん、牛乳やチーズなどの乳製品は胃の粘膜を保護してくれるので、胃酸によるダメージを抑えることができるそうです。
私の場合、ヨーグルトは普段から食べており、症状が出ている時に食べている訳ではありません。
ヒリヒリが来た時には、牛乳を飲んでやり過ごしています。私の場合、牛乳を飲むとスッと楽になります。
ただ、ひどい時は牛乳を飲んでも治まらないので、その時は薬を飲んでいます。
牛乳による効果は個人差があります。あくまで私はということですが、試してみるのも良いと思いますよ。
※ヨーグルトには胃の粘膜を保護する効果がないという話もあります
胃酸の分泌を抑える
ヨーグルトには胃酸の過剰分泌を抑える働きがあると言われています。
逆流性食道炎の症状が現れる原因は、胃と食道の間にある弁(噴門)周辺の筋力低下によるもの、胃酸過多など、人によって様々ですが、胃酸の分泌を抑えられたらヒリヒリを抑えられそうですね。
ちなみに、白湯にも胃酸を中和する効果が期待できます。
便秘を解消する
胃酸の逆流と便秘は関係ないように思えますが、便秘は腸に便が溜まっている状態なので、お腹に圧力がかかります。
イメージとしては、胃を外側から押されるような感じですかね。そうすると胃酸が上がってしまうそうです。
ヨーグルトは善玉菌を増やすことによって腸内環境を整え、便秘を改善する働きがあります。
ただし、だからと言って善玉菌が増え過ぎるのも体に良くありませんので、過剰に善玉菌を摂取してしまうのはNGです。
正直、私自身は便秘ではありませんので、便秘を改善できているかどうかは実感として薄いです。もしかしたら便秘に悩まされていないのはヨーグルトのおかげなのかもしれません(^^;
逆流性食道炎に効果的なヨーグルトの食べ方
LG21が良い(?)
LG21は逆流性食道炎に良いという噂があります。中には治ったなんて言っている人もいるくらいです。
私も治ったとまではいきませんが、毎日食べ続けていたら、今までよりも睡眠中に逆流性食道炎で起こされる頻度が減りました。
もちろん、食事や生活習慣が悪くなる時期は調子も悪くなるのですが、変な食事を摂らないようにしたり、生活習慣の改善するとヒリヒリとする日はかなり改善されました。
ただ、LG21は1個で130円くらいしますので、毎日食べるとなると金銭的に結構痛いです。月にすると約5000円くらいしますし…。
明治プロビオヨーグルトLG21 【112g×4個入り】 |
ということで私は、ヨーグルトメーカーを使うことにしました。
ヨーグルトメーカーは最初にお金がかかりますし、作る手間もかかりますが、長い目で見ると結果的に安くなります。
逆流性食道炎とは長く付き合うことになりますので、ヨーグルトメーカーはすごく便利!
私が使っているのは『ヨーグルトファクトリープレミアム』というもので、評判が良かったので買うことに決めました。安くて使い方も簡単なのでかなりお気に入りです。
これだと、牛乳代(生乳100%)300円+LG21代130円だけなので、430円で半月くらい
1回作ったら半月くらい続けられますので1ヶ月分でも860円ですから、1ヶ月で元が取れる計算になりますね。
ただ、半月に1回とはいえ、正直面倒だなぁと思ってしまいます(^^;
まぁそれでもかなり節約になるし、おいしいので既に1年くらい続けています。
せっかくヨーグルトを食べるのなら逆流性食道炎に良いと言われている、LG21を選ぶことをおすすめします。
1日100g程度にする
ヨーグルトはただ食べればいいというわけではありません。
1日100g前後のヨーグルトを食べるのが理想で、食べ過ぎると胃酸の過剰分泌を招き、悪化することもあるそうですから注意してください。
また、ヨーグルトをアルカリ性と言っていて、胃酸(酸性)を中和できると説明しているサイトを見かけますが、それは大きな間違い!間違いどころか逆です。
ヨーグルトの酸っぱさは乳酸菌が分泌している乳酸が原因で、その乳酸は酸性です。牛乳は酸によって固まりますので、ヨーグルトは固まっているのです。
私はこのことを知らずに、「多ければ多いほど良いだろう」と1日に250gぐらい食べていた頃があります。
確かに、その時期はそんなに効果がなかったような気がします。それどころか時々ヒリヒリに起こされていましたよ…。
量を減らしてからは胸焼けで起こされる頻度が大分少なくなりました(^^♪
ヨーグルトはいつ食べるのか?
ヨーグルトをいつ食べるのかについてですが、寝る前がおすすめです。私自身も寝る前にヨーグルトを食べるようにしています。
実は効果とかはよく知らず、何となく寝る前に食べていたのですが、調べてみるとヨーグルトには安眠効果があるそうです。
確かにヨーグルトを始めてからぐっすり眠れるようになった気がします。あくまで気がする程度ではありますが(^▽^;)
ただ、ヨーグルトは酸性ですから寝る前に食べた場合、しばらく体を起こしていた方が良いでしょう。私は最低でも10分以上は体を起こしてから眠るようにしています。
逆流性食道炎に良い食事とは
逆流性食道炎に良い食事は、消化に良い物を食べるようにすることが大事です。
・煮込みうどん
・ささみ
・半熟卵
・豆腐
・煮た野菜
・バナナ
など
逆流性食道炎がひどい時などは、意識して消化に良い食べ物を摂るようにしてみてください。
食事との付き合い方が大事
逆流性食道炎は食事との付き合い方が大事になります。簡単にまとめると以下のような感じです。
・決まった時間に食事を取る
・食べ過ぎない(腹八分でやめる)
・寝る前の食事は少な目にする
など
他にも、前かがみにならない、肥満を解消する、お腹を締め付けないなどがあります。
逆流性食道炎は食生活の変化に伴い、どんどん増えているようです。
眠れないくらい痛い時なんかは本当にツライですよね。それが続いて寝不足になった時はストレスが溜まって、そのストレスでまたひどくなって…のループにハマったのは数え切れません。
それを改善できたのは、ヨーグルトのおかげなのかと思います。もちろん、それ以外にも対策をしていますので、ヨーグルトだけのおかげという訳ではありませんが。
それでも続ける意味は十分にあると思いますので、ぜひ試してみることをおすすめします。
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