ダイエット中といえば、間食をしないのが理想なのですが、普段からお菓子を食べている人にとっていきなりお菓子を制限するのはかなり難しいです。
ストレスなくお菓子を我慢する方法はありますが。
→【お菓子を我慢する方法】ストレスなく間食をやめる7つのコツ
それでもやっぱりお菓子を食べたい!という場合は、太らないお菓子を選びましょう。
ここでは、太らないお菓子を選ぶ時の基準と、太らないお菓子について紹介します。
太らないお菓子を選ぶ時の基準
低カロリー
ダイエットといえば、やっぱり気になるのがカロリーですよね。お菓子を選ぶ時もカロリーに注意しましょう。
ダイエットに向いている具体的なカロリーは、200kcal以内だと言われています。
この数値は、1日に必要なエネルギー量の10%から算出されていますから、その数字は個人差があります。なるべく摂取カロリーは少な目を意識しましょう。
もちろん、カロリーだけでなく原材料や糖質などにも注意しなければなりませんが、基準のひとつとしてカロリーに注目しておきましょう。
味が濃い
味が濃いものなら、あんまりガツガツ食べられませんし、満足感があります。
例えば、濃厚のチョコレート。少しの量でもチョコを堪能できますので、チョコ好きな人にとっては十分満足できるでしょう。
チョコに限らず、味の濃いものは一気に食べると気分が悪くなったり、胃もたれの原因にもなりますから、あまり無理はできないはずです。
味の濃いものなら自然に摂取量を抑えられるのです。
噛みごたえがある
噛むという行為は、満腹中枢を刺激して実際に食べている量よりも、満腹度が高くなります。
アメリカの研究によると、噛む回数を1.5~2倍にするといつもより1割少ない食事量で、いつもと同じくらい満足できるという結果が出たそうです。
よく噛むお菓子といえば、代表的なのがガムやグミですよね。
ただ、グミは結構カロリーが高いので、1袋の半分の量に抑えるというように、食べる量にも注意する必要があります。
ダイエット向け
ダイエット向けのお菓子は、低カロリーだったり糖質が抑えられていたり、満腹感があったりとダイエット中の人のために考えて作られています。
結構しっかり食べても200kcal以下のものもありますので、おやつに食べるのも良いかもしれませんね。
食べる時間も大事
何を食べるのかも大事ですが、どのくらいの時間帯に食べるのかも大切です。
理想は昼過ぎの3~4時だと言われています。
ダイエット中の間食は血糖値の急激な上昇を防ぐのが目的ですから、このくらいの時間帯に食べた方が良いと言われています。
それに、この時間帯は1日の中でもカロリー消費が活発な時間帯ですから、食べても太りにくいそうです。
昔から3時のおやつと言われていたのは、この時間が理想的だと分かっていたからなのかもしれませんね。
これらを踏まえた上で太らないお菓子を紹介します。
太らないお菓子11選
食感で満足+健康的!『ナッツ類』
ナッツ類は固いものが多く、食感もありますから満足度も高いのが特徴。
それに加えて、ビタミンB群やビタミンE、カリウム、食物繊維などダイエットに向いている栄養素が豊富に含まれています。
ただし、ナッツ類はカロリーが高めですから、1日に食べる量は考えたほうが良いです。
理想は200kcal以内ですから、25g以下に抑えておきましょう。
痩せやすい体を作る!『ハイカカオのチョコレート』
チョコレートに多く含まれているポリフェノールは、痩せやすい体質を作ると言われています。
チョコと言えば、糖分や資質が含まれていますのでダイエットの天敵だと思われがちですが、ハイカカオならダイエットにも良いといわれています。
理想はカカオ70%以上です。糖分やカロリーに気をつけて食べるチョコを選んでください。
噛み応え十分でおいしい!『ドライフルーツ』
ドライフルーツは味が濃く、噛み応えもありますので少量でも満足しやすいお菓子(?)です。
ダイエットに向いているのは、食物繊維や鉄分が豊富に含まれているプルーンやイチジクが良いでしょう。
ドライフルーツは結構カロリーが高いので、1日に50~70gまでにしてください。
噛むほどに味が出る!『するめ』
するめは固くて何回も噛まないといけないので、満腹中枢が刺激され、少しの量でも満足できます。
しかも、噛むほどに味が出てきます一度食べると結構クセになりますよね。
カロリーも結構高く、塩分も多めなので1日の摂取量は30gまでにした方が良いでしょう。
噛みごたえがありダイエット向け!『おしゃぶり昆布』
おしゃぶり昆布もするめと同様に噛みごたえがあり、少し食べているだけでも満足感があります。
また、ミネラル分や食物繊維も豊富に含まれていますし、結構カロリーも低いので、ダイエットにも向いていると言われています。
ただ、塩分が高かったり、ヨウ素が多いので食べ過ぎには要注意!
ヨウ素を過剰摂取すると吐き気や息切れなどの障害が起こる可能性があります。
おしゃぶり昆布は太らないお菓子ではありますが、ヨウ素が非常に多く含まれていますので、毎日食べるのはおすすめできません。
味も濃くて満足感も十分!『ビーフジャーキー』
ビーフジャーキーもじっくり噛んで食べる必要がありますし、味も濃いので少しの量でも満足感があります。
商品にもよりますが、100gあたりのカロリーも315kcalありますから、食べすぎには注意してください。
腸内環境を整えてくれる!『ヨーグルト』
ヨーグルトはカロリーも低く、腸内環境を整えてくれますのでダイエットをしている人向きだと言えます。
お腹のハリをスッキリさせたり、免疫力を強くして病気にかかりにくくしたりと、健康維持・向上にも役立ちます。
乳酸菌の種類によって働きが異なりますので、あなたが必要だと思う働きをしてくれるヨーグルトを選んでください。
少量でも満腹感がある!『ぐーぴたっ』
『ぐーぴたっ』は少しの量でも満腹感が得られるお菓子です。食物繊維や鉄分も豊富に含まれていますので、さすがダイエットの人向けに作られたお菓子ですね。
色々な味がありますので、気分によって味を変えてみると良いでしょう。
カロリーは結構高めですから、食べすぎには注意!
おいしくて健康的!『SOYJOY(ソイジョイ)』
テレビCMでもよく見かける『SOYJOY』。大豆を原料として作られており、体に良いとされるビタミン、ミネラル、たんぱく質、食物繊維、イソフラボンなどが含まれているのも魅力です。
食べ応えがありますので、ゆっくり噛んで食べれば満腹感もしっかり感じられるでしょう。
コチラも種類が豊富ですから、色々な味を食べ比べてみると面白いかもしれませんね。
食物繊維でダイエット!『クリーム玄米ブラン』
『クリーム玄米ブラン』は、名前の通り玄米と小麦のブランを原料として作られており、食物繊維や鉄分、ビタミン類、カルシウムなどが豊富に含まれています。
量が少なくても、結構歯ごたえがありますので結構お腹に溜まる感じがします。小腹が空いた時にはピッタリです。
クリーム玄米ブランも色々な味が楽しめますよ。
腹持ちが良くておいしい!『蒟蒻畑』
『蒟蒻畑』は、こんにゃくが使用されており、ゼリーの腹持ちの良さとこんにゃくの食物繊維など、ダイエットをする人の強い味方になってくれるのが特徴です。
蒟蒻畑は○○味というのが、結構忠実に再現されていますので、好きな味があるならきっと満足出来ると思いますよ。
我慢は長く続きません。それどころか反動でお菓子をたくさん食べてしまう可能性もありますし、もしかしたらダイエット自体を諦めてしまうかもしれません。
ひたすらにお菓子を我慢するというのも良いのですが、我慢がストレスになるくらいなら、ダイエットに良いと言われるお菓子を食べるのも手だと覚えておいてください。